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レポート第11号

2007年3月分

毎週月曜PM7:00〜9:00
中学1年生女子 4名
小学6年生女子 6名
小学5年生女子 4名

合計        18名
鈴木 良和
中澤 広一郎

指導のねらい
1)状況を判断する
2)切りかえを早くする

今年のテーマ
気持ちの切り替え・メリハリのある練習
バスケットボールの家庭教師

 Practice Menu Key Point !
1.状況判断の連続ドリル ガードとフォワードのポジションから、パス&ランを続けて行う練習を行いました。誰かのパス&ランが行われたら、すぐに次のパス&ランが起こるように練習を設定したので、何かプレーした後でも、次は何をするべきかすぐに判断しなければなりません。

そういった中で、コーチ達がディフェンス役で入り、シュート前でコースをふさぎました。その時のコーチのポジションに応じてターンやステップを変えてもらいました。

バスケットボールでは、常にコートを見て、状況を判断しながら動くことが重要です。
「見て、判断して、プレー」することができるように練習をしていきましょう!

2.マシンガンパスリアクション

状況を判断できても、それに応じて技術も正確に使い分けられなければなりません。

この練習では、3人組でボール3つでパスを連続で行いました。相手がチェストパスをしたらこちらはバウンドパス、相手がバウンドパスをしたらこちらはチェストパスを出します。

相手のパスのコースを
瞬時に判断して、素早く正しい技術を使うことができたら、試合中もミスがへり、良いプレーが増えてくると思います。


3.ジャブステップからの1on1 1on1の練習です。ジャブステップは、ボクシングのジャブというパンチと同じく、相手との距離をはかり、タイミングをはかるような目的で使えるステップです。

トリプルスレッドのポジションから小さく攻めのステップをふみ、ディフェンスの出方をうかがいます。こうして、ディフェンスの重心移動やスタンスの変化から判断して抜きにいく一歩をしかけます。

4.パス&ランにパスが入らなかった後のスペースで1on1 3のジャブステップの1on1は、ボールを持ってディフェンスと向かい合ったような状況で使えるテクニックです。

ここの練習では、ウイングでパスをもらい、トップからのパス&ランをまずはねらいます。しかし、パスが入らなかったので、トップがいなくなって空いたスペースを使って1on1をしかけてもらいました。

そのときに、ジャブステップでディフェンスの出方をうかがって、抜くタイミング、右に抜くか左に抜くか、シュートを打つか、判断してプレーしてもらいました。

パス&ランをしたあとは、逆サイドに置いてあるボールを先に拾ったほうがオフェンスになる1on1を行ってもらいました。何かプレーした後にもすぐに次のことを判断できる選手が有利な1on1になっています。

5.5人のスペーシング 5人のオフェンスがお互いに良いスペースでプレーする、タイミングよくパスを受けに来るという状況判断の練習を行いました。

パスをした選手は必ずパス&ランでゴールに向かってカットするルールです。カッティングした選手がいた場所が空いたスペースになるので、次に誰かがそのスペースを埋めるように動きます。

カッティングした選手は、コートの状況を見て、空いたスペースに移動します。もし、誰かと目的地が重なってしまった場合は、遅れているほうがコースを変えて動きます。

使えるスペースは
・トップ
・左右ウイング
・左右コーナー

です。この場所はとても重要で、中途半端な場所でパスを受けると、味方との距離が近づきすぎてスペースがつぶれてしまったり、味方との距離が遠くなりすぎてパスがうまくつなげなくなってしまいます。

1on1をしかけるときに、周りのディフェンスが離れていれば自分のマークマンを倒すだけですみますが、周りに他の味方のマークマンがいると、自分のマークマンを抜いたとしても次のディフェンスに邪魔されてしまいます。

試合中、ボールを持っている時間よりもボールを持っていない時間のほうが長い場合が多いので、ボールを持っていないときにチームメイトの邪魔にならない場所にいることが重要です。

そして、パスを受けるときにはボールを持っているプレーヤーと目が合う瞬間、パスを出すことができる状態かをしっかりと判断して動くことを大事にしてください。

6.埼玉教室5・6年女子チームとの交流試合 今月は一度埼玉教室の小学生女子がトトロキッズに参加してくれましたね。一緒に練習や交流ゲームを行いました。埼玉教室の子達もとても上手なので、いつも刺激になりますね。

これからもバスケットボールを通じて色々な子と交流を続けていけたら嬉しいですね!

7.ボトルシュート 各自、自分が持ってきたドリンクボトルをコートに並べてシュート練習を行いました。2チームに分かれて、ボトルが並んでいないゴールでシュートを順番に打ちます。シュートを決めた人だけがボトルが並んでいるコートに移動して、好きなボトルの前からシュートを決めることが出来ます。
ボトルの前から打ったシュートが入ったら、そのボトルをチームに持ち帰りましょう。全てのボトルがなくなったときに、より多くのボトルを集めたチームの勝利です。

8.シュート指導 来月からトトロキッズが新体制になるので、今月は最後に各自のシュートフォームのチェックを行いました。

それぞれ、自分がチェックされたポイントをノートにまとめてあると思います。シュートは毎回の練習が習慣になって技術として身についていきます。チェックされたときだけではなく、常に意識して普段の練習でも良いフォームを意識していかなければなりません。

4月から新しい環境で活躍できるように、シュートは特に大事にしてくださいね!

 指導の感想と次回へ向けてのコメント
 3月は状況判断をテーマに練習を行いました。トトロキッズを始めたころよりも、みんな理解力が高くなっていますし、練習の質も高くなってきています。みんなの成長をずっと見てこれて、トトロキッズは僕にとってとても楽しい時間です。これからそれぞれ学年があがり、環境も変わっていくと思います。それぞれの環境で、みんなが活躍してくれることをとても楽しみにしています!

 トトロキッズは4月から新体制で練習を行っていきます。お父さん、お母さん方がみんなのためによりよい形でトトロキッズを続けられるよう工夫し、努力してくれた結果の新体制です。これからも毎回の練習を大事に、良い練習を続けていきましょうね!

 新体制になって、レポートはひとまずお休みになります。トトロキッズはまた4月からも続きますので、トトロキッズで一緒に練習したいというお子さんがいらっしゃいましたら、トトロキッズホームページで最新の情報をご確認ください☆
http://homepage2.nifty.com/totorokids/

それでは、また4月からはりきっていきましょう!

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