プラクティスレポート2005
依頼者・チーム名 日時情報 参加者情報 指導者情報

スマイリーズ
第33回目指導
5月4日 水曜日
PM7:30〜PM9:00
高校1年生女子 1名
中学2年生女子 1名
小学6年生女子 1名

合計        3名
佐藤 光

指導のねらい
@シュートフォームをチェックする
Aシュート時におけるクセを改善する
B何本もシューティングをすることによりシュート感覚を体に身に付かせる
バスケットボールの家庭教師ロゴ

 Practice Menu Key Point !
1.シュートフォームのチェック
 (キャッチ&シュートとワンドリブルシュート時におけるシュートフォーム)
 3人ともワンハンドということもありシュートフォームに改善点がないかをチェックしました。
 すでに良和コーチや他のコーチにワンハンドのシュートフォームのポイントは教えてもらったと思いますが、ここでもう一度初心に返って確認します。
 ワンハンドシュートのポイントは
@シューティングフットがリングの中心に向かって真っ直ぐと向いていること
A足は肩幅に開く
Bつま先、ひざ、肘、手のひらがリングに対して真っ直ぐ(平面である)でずれていないこと 
Cボールは手首を返して持つこと(手のひらが床を向かずに指先を天井に向ける)
Dボールはキャッチしたら体に引き寄せ、キャッチした高さから下げずにそのまま上げる
Eボールは右目の右上(3人とも右利きのため)から飛んでいくようにリリースする
Fフォロースルーをしてボールに回転がかかるようにします。最後まで指先でコントロールしましょう
 
 また、シュートのポイントとしてはボールを飛ばすのはあくまで足の力であるため、腕の力だけで飛ばそうとすると、力んでしまいシュートがぶれてしまいます。
 
シュートが安定しない原因としては
Tシュートフォームに改善点がある、シュートフォームが安定していない
U力んでしまっている(体が発達しきれていないため、ボールを飛ばすために力んで打っている)
Vシュートの絶対数が足りない(シューティングが少ない)
などがあります。
これらの点に注意しシュートを打つようにしましょう。

2.台形シューティング
5カ所×20本=100本
(早く終わったら追加)
 台形シューティングのポイントは、
@シューティングをしながら移動していく中でリングに対する様々な角度からシュートを打てること
Aリングまでの距離が3ポイントラインとは異なり、打つ場所により微妙に距離が違っていてローポストの距離からフリースローラインまでの距離感を打っていく中で養うことができる
B自分の得意とする角度や距離を把握することができる

 この台形(+2歩分)は試合でも打つ機会が多いポジションであるためシューティングをして感覚を覚えることが大切です。また台形だけではなくミドルシュートが入ることが勝利への大前提になります。3ポイントが入るのはかっこよく見えますが(3ポイントが入るのはとてもよいこと)、ミドルシュートが確実にどこからでも入るプレーヤーがチームに多くいるほど勝てるチームであると思います。

3.3on3  今回はコーチがたくさんいたため、女の子3人対コーチ3人の3ON3をすることにしました。コーチ達のように自分よりも体が大きいプレーヤーとゲームをすることはとてもいい経験になります。

 ゲームでマッチアップする場合、幾つかのポイント意識するる必要があります。もしゲームで相手とマッチアップした場合、第一ピリオドが終了するまでに
@相手は力(リバウンドやポジション取りに関わる)が強いのか
A相手はスピード、クイックネスがあるのか
Bオフェンス力、ディフェンス力はあるか
などです。
 まだまだポイントは細かく上げようと思えばでてきますが、僕が言いたいことは「相手を短時間でしっかり分析、理解すること」です。
ゲームでは様々な要因が絡んで展開されていきますが、まずは相手チームがどのような選手で構成されているのかを分析しましょう。
 相手チームのビデオを見て事前に分析するのも大事です。しかし、実際にゲームをしてみないとわからないことが多いです。だからこそゲームが始まり早い段階で相手を分析、理解し、なおかつ対応することが勝利への第一歩になります。相手の表情や態度で心理状況を理解するのも重要です。
 逆に言えば、自分のことは相手にわからないようカモフラージュできればいいですね。さりげな〜く好プレーをしてみたり、シュートを決めてみたり。疲れてても表情に表さない・・・などなど。
 試合は力と力ののぶつかり合いだけではなく相手との駆け引きが重要になってきます。その駆け引きをうまくできるようになりましょう。
 
 今回3ON3でマッチアップしたコーチはどんなプレーヤーだったかな?駆け引きはうまくできた?

 指導の感想と次回へ向けてのコメント
 Cちゃんのシュートフォームチェックをしていて気づいた点は、まだ少しボースハンドのクセが抜けていないので、ボールをキャッチしたらボールは体の中心からはずしましょう。またシュートエリアがフリースローぐらいの距離になるとたまに力んでしまいシュートがぶれていました。力は徐々に付いてくるのでシュートエリアも徐々に広げるようにしましょう。力まずに打てているシュートはほとんど入っていましたよ!力まずにシュートを打つようにしましょうね。
 ASちゃんはミニ用のゴールでのシューティングが必要です。シュート距離の感覚はシューティングをして体で覚えなくてはなりません。ASちゃんは「力の加減ができない」といっていましたが、アドバイスしたらすぐに距離の調節(力の加減)がしっかりとできていましたよ。シューティングを始めてまずは自分の感覚で打ってみましょう。もしシュートが長いときは次に少し弱くシュートを打って下さい。弱すぎたら、次は強く……。と、徐々に力を調節してシュートがスパっと入ったらその感覚を忘れないうちにどんどん打ちましょう。一つ気になったのがシューティングフットの幅が徐々にせまくなるので、そのことを注意してください。
 AYちゃんはボールをキャッチしたら体にボールを寄せるようにしましょう。またキャッチしたら右手が下を向いていたので手首を返して指が上を向くようにしましょう。ワンドリブルからのジャンプシュートで体が流れていることがありました。自分で意識して体をながして打っているなら良いのですが、無意識で流れているとシュートがぶれてしまうので、真っ直ぐジャンプしてシュートを打つようにしましょう!
 3人ともワンハンドシュートで、しかもアドバイスがすぐに生かされるので教えがいがあります。どんどんシュートを打ってスパスパシュートが入るようになろうね!

リンク
第34回目へ進む
第32回目に戻る

インデックスへ戻る
ホームへ戻る