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第29回目指導
3月31日 木曜日
PM0:00〜PM1:00
小学5年生女子 1名

合計        1名
水野 慎士

指導のねらい
@シュート技術のレベルアップ
Aコーディネーション能力アップ

 Practice Menu Key Point !
1.ボードドリル
 ・ボードパス
 ・マグレイディシュート(タップシュート)
 ボードを使ったコーディネーショントレーニングです。
ボードパスでは台形の横の線からボードにボールをぶつけます。逆サイドに跳ね返ったボールが床に落ちる前にキャッチします。
 ・パスの強さ
 ・ボールを当てる場所
 ・パスを出したあと素早く移動する
 ・キャッチの能力
 このような力が必要でしたね!

 マグレイディシュートはボードに当てて跳ね返ったボールを空中でキャッチして、空中にいる間にタップシュートをします。NBAのトレイシー=マグレイディ選手がNBAオールスターで使った技だったので、このように呼ぶことにしました。もちろんマグレイディ選手は空中でキャッチしてダンクシュートでしたが…!

2.ブラインドシュート  ミニバスゴールのボードに隠れている高いリングにシュートを打ってもらいました。リングが全く見えない状況で、自分とゴールがどれくらいの距離にあるのかをつかめるかどうかがポイントです。そしてミニバスゴールのボードが邪魔をしているので少し高めにアーチをかけてあげる必要がありましたね。
さすがASちゃんでスウィッシュで決められましたね!!!

3.ハイループ(スクープショット)  ハイループとはレイアップシュートの際、ディフェンスのブロックを交わすために、ブロックよりも高くボールを投げ上げて決めるシュートのことです。
スラムダンクの山王のエース沢北くんがやる「へなちょこシュート」がこのハイループです。ボールのコントロールが非常に重要なポイントになってきます。

4.連続ギャロップステップ  エルボーからワンドリブルでドライブをします。その的にギャロップステップを使ってシュートにいきました。左右どちらの手でドリブルしても素早くギャロップステップに移れるようになりましょう。それが出来るようになれば、実際の試合中にもディフェンスのポジションを確認してから素早くギャロップステップを行うことが出来るようになりますよ。

5.ターン&シュート  ゴールに背を向けた状態でボールを受けてからのターンシュートを練習しました。今回はボールをキャッチしてからフロントターンをしてシュートとバックターンをしてシュートする練習をしました。

 「素早くターンをすること」
 「ターンをした後でもバランスの良いシュートを打つ」
 今回の練習の目標に上げられているコーディネーション能力の中の一つである「バランス」が非常に大切になってきます。ターンをした後もバランスを崩さずシュートを打てるバランスを身につけることが大切かと思います。

6.ワンドリブルジャンプシュート
 ・オンサイドドライブ
  →ストライドストップ
 ・クロスオーバードライブ
  →ストライドストップ
 ・クロスオーバードライブ
  →ジャンプストップ
 ワンドリブルからストライドストップでのジャンプシュート、ジャンプストップからのジャンプシュートを練習しました。
 オンサイドドライブのあとは通常ストライドストップになります。クロスオーバードライブのあとはストライドストップかジャンプストップのどちらかになります。その違いはドリブルを先につくか、足が先につくかで変わってきましたね。ASちゃんはジャンプストップが得意なようなのでストライドストップからのジャンプシュートも得意技にしてしまいましょう!

7.1on1
 最後にコーチと対戦しました。最後にコーチから決めたキックバックからのジャンプシュートは素晴らしかったですね!あのプレイをされたらどんな選手も止められませんよ!ASちゃんの強力な武器ですね!

 指導の感想と次回へ向けてのコメント
 今回は1時間という短い時間でしたが、いろいろなメニューをいれながら練習を進めました。ASちゃんは良く「無理、無理」と言葉に出して言いますが、やってみるとちゃんとできるのでOKです。力を抜くときは抜いて、プレーするときはちゃんと集中できていました。常にメリハリををつけて練習に臨んでくださいね。今回はそういった意味でASちゃんは良い練習を自分で作っていました。
 コーディネーション能力を高めるトレーニングをいくつか紹介しましたが、遊び感覚で良いので、どんどんチャレンジしたり、新しい技を開発してみてください。
 また練習するときには楽しく、思い切りバスケをしましょう。

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