1.レイアップのステップ確認 |
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始めにレイアップショットのステップワークを確認しました。通常は右サイドからレイアップにいく場合、
ドリブルは右手で右・左のステップ
左サイドからレイアップにいく場合、
ドリブルは左手で左・右のステップ
となります。これは出来ていましたね。そこでステップの順番を逆にしてもらいました。この足を逆にするということは、どんなタイミングでステップを踏んでもトラベリングをせずにシュートできるということにつながります。
右サイドからレイアップにいく場合、
ドリブルは右手での左・右ステップ
左サイドからレイアップにいく場合、
ドリブルは左手で右・左のステップ
となります。これは今回出来なかったので宿題にしましたね。その時のポイントはドリブルしているボールが床につく少し前のタイミングでステップを踏み出すと自然とレイアップのステップは逆にすることができますよ! |
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2.振り子ドリブル |
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1on1でディフェンスを抜くためにはフロントチェンジが上手になる必要があります。その基本練習としておすすめなのが、今回練習した「振り子ドリブル」です。
ディフェンスをフロントチェンジでやっつけるためにもこの3つのポイントを意識しながら練習してください。これも今回の宿題でしたね。
●ひざの下で切り返すこと
●左右に大きく振ることができること
●身体の近くを通すこと
ヒジをしっかり伸ばして、なるべく長い時間ボールに触っているようにしましょう!!
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3.パワーレイアップ |
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■パワーレイアップ
小雪コーチと一緒に押し合いながら実戦でのドライブをイメージしながら練習を進めました。
まずドライブの基本は肩がディフェンスの腰を抜くようにすることです。自分の肩(ディフェンスに近いほうの肩)がディフェンスの腰に並べば勝ちです。
肩が並んだらディフェンスがどれだけプレッシャーをかけてこ ようともドライブの道を譲ってはいけません。小雪コーチを押したようにグイグイっと力強くレイアップにいきましょう。
肩が止められるまで力強くドライブインをしていきましょう。せっかく抜いてもディフェンスから逃げるようにシュートを打ってしまうとバランスを崩してシュートを難しくし、ファールももらいないという悪循環になってしまいます。
■ストップ→アップ&アンダー
レイアップが止められてストップしてしまったら、ステップを踏んでシュートにいきましょう。
●ディフェンスに背中を向けてストップ
ディフェンスのプレッシャーが強くてレイアップに行けなったわけですので、ストップをするときはディフェンスに背中を向けて止まって、ボールをしっかり守れるようにしましょう。ディフェンスにお腹を向けて止まることが間違いではありません。しかしまずはボールを安全にキープできる止まり方を身につけましょう。
●ディフェンスから離れるようにターン
ゴールに対して自分の体が半身になるように意識してもらいました。ゴールとディフェンスを結ぶラインを意識して、その遠くへピボットを踏み、足のラインがディフェンスとゴールのラインに一直線になることが重要です。そのままディフェンスが反応してこなかったらジャンプショットを打ってもらいました。
ターンしたときにディフェンスが反応してきたら、もう一度ステップインをしてゴールに向かいます。この時はもうドリブルがつけませんでしたね!!ダブルドリブルに気をつけましょう。
そしてディフェンスを良く見て次のステップインをディフェンスの外側を抜くか、内側を抜くかを選んでもらいました。この「ディフェンスを見て、判断する」ということがとても大事です。
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4.ドライブ&ロール |
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■ドライブ&ロール
もし、ゴールに向かえないくらいディフェンスがコースに入ってきた ら、その力強いドライブのスピードからすばやくロールターンし、ディフェンスをかわしましょう!このとき、初めからロールするつもりのドライブを
してはいけません。あくまでも、まずは力強くレイアップを狙っていくことです。
レイアップに向かうコースがディフェンスとの接触をよけるようなコースだと、その逆のロールターンもゴールへ向かえないのです。結局チャンスが作れないドライブインになってしまいます。
まずはゴールに向かって多少ぶつかり合い
ながらも突き進み、それでもディフェンスが止めに来たら、ロールターンです。
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5.ロールターンのポイント |
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shunのロールターンには2つの問題がありました。
■右手ドリブルからロールターンをする場合
ボールを回し過ぎてしまい、ターンをした後にはボールがディフェンスの目の間にでてきてしまっていましたね。小雪コーチに何度もボールをとられてしまいました。回し過ぎには注意です!!
■左手ドリブルからロールターンをする場合
こちらはドリブルする手を変えるのが早すぎました。相手をやっつけるためのロールターンなので、より素早くボールを回せる方法を選びましょう。shunは左手から右手にドリブルを持ち替えてからターンをしていました。
そこで水野コーチに何回かボールをカットされましたね。
ドリブルしている左手でそのままボールを回しましょう。そしてターンをし終わった後にドリブルする手が変わっていれば大丈夫です。
■よりするどいロールターンのために
より素早いターンを目指して自分が回転したあとのドリブルの突き出し方を紹介しました。回ったあとのドリブルが自分のすぐそばにバウンドするとターンのスピードを速くすることはできません。ドリブルは自分は進みたい方向(今回では小雪コーチがいたほう)にドリブルを突き出します。そのボールに自分が追いつこうとするのでターンのスピードが速くなります!! |
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6.シュートの原則 |
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■ボールの持ち方
・ツーハンドは、両手の人指し指の延長上がボールの中心にくるようにします。この指が最後ボールを離します。安定してボールを持てるように、人差し指と親指で三角形をつくりましょう
<シュートが入るための原則>
@ボールがリングに向かってまっすぐ飛ぶ
Aボールがリングに向かってその距離に飛ぶ
Bリングよりも高く打つ
この3つができればシュートは落ちません。
しかし、このうちのどれか1つでもできていないと、シュートは外れてしまいます。
<シュートが落ちる原因>
@まっすぐ飛ばない(左右にズレる)
Aリングへの距離があっていない
Bリングよりも高く打つことができていない
シュートは入れようという工夫ではなく、落とさないという工夫をお勧めします。シュートの外れ方を見て、分析していきます。
<シュートが落ちる要因>
@左右にズレるシュート
→シュートフォームそのものが原因
A距離がずれるシュート
→リングまでの距離の感覚、指先の感覚、距離感がつかみにくいフォームに原因
こういった考えを持ってぜひ練習してみてください!普段の練習からなぜ入ったのか、なぜ外れたのかを一本ずつ分析しながら打てるようにしていきましょう!
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7.ボールをまっすぐ飛ばす |
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shunはかなり正確にボールをまっすぐ飛ばすことができていました。おそらくいつも「フィニッシュ」を意識して練習をしているからだとおもいます。このフィニッシュの事を『フォロースルー』と呼びます。フォロースルーはシュートしたボールが床に落ちてくるまでは残すようにしましょう。大切なのは自分のフォロースルーを毎回チェックして、シュートが曲がってしまう原因がないかどうかを確認することです。
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8.その距離に飛ばす |
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■スキーマシューティング
@目的
ゴールに近い位置からシュートを打ち、シュートが入ったら一歩ずつ下がっていきます。フォームは変えずに、下がった分だけ指先の力を変えるのがポイントです。距離が変わったときにフォームが変わってしまうと、左右にズレる原因につながります。
Aポイント
・フォロースルー(打った後の形)はボールが地面に落ちてくるまで止めましょう。
・肘は伸ばしきりましょう。肘の伸ばしがいつも違うといつも距離のコントロールが変わってきてしまいます。
■抜くと引っかける
シュートの距離は、ボールに伝わる「スピード」で決まります。同じシュートフォームでも、どれだけスピードを伝えられるかで距離が変わっていきます。シュートの距離が短ければ、指先を引っ掛けます。長ければ指先は抜いてあげます。指先のタッチで微妙な距離感を調整できるようになりましょう!
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