プラクティスレポート2009

依頼者・チーム名 日時情報 参加者情報 指導者情報
第4回目指導
9月25日 金曜日
PM7:00〜PM9:00
中学1年生女子 1人 谷中 風次

指導のねらい
1)個人指導1、2、3回目の復習(ポイントの理解)
2)膝を曲げ、腰を下げる(ボディバランス)
バスケットボールの家庭教師

 Practice Menu Key Point !
1.ウォーミングアップ
 @ダイナミックストレッチ
 Aスタビライゼーション
 Bドリブル相撲
 Cダッシュ&ストップ
 今回はストレッチの後に体幹を鍛える練習をしました。
 体幹は、体のバランスでとても大事になります。体幹が弱いと、シュートやドライブなどでDFに当たられたときにバランスを崩し、良いシュートやドライブができません。
 少しずつでも鍛えていきましょう!

 次にドリブル相撲をやりましたね。ここではハーフダウンの状態から押し合うということで、足腰と体幹を使う練習でした。りこは、なかなか強くて良かったと思います!

 次にダッシュからストップをやりましたね。
 りこは、ドリブルなしで走ってストップはできていましたが、ドリブルからのストップはあまり良くなかったです。ドリブルから上手くストップするには、止まる瞬間に肩幅くらい足を開き、膝を曲げ、腰をさげ、すぐにドリブルでついてるボールを体に引きつけると良いでしょう!
 これが悪いとトラベリングをしやすいですし、ワンドリブルからのシュートも上手くいきません。フルドライブからもしっかり止まれるように先ほどのポイントを頭に入れて反復してやり、瞬時に、体ができるようにしましょう。

2.シュート指導
 @ラインパス
 Aフラッシュシューティング
 B1人リバウンドシューティング
 Cワンドリブルからストップジャンプシュート
 今回は距離感をつかんでもらう練習を中心に行いました。
 シュートの力の調節は指先で調節するものです。なので、まずラインパスで力を「抜く」ときと「引っかける」ときの指の使い方を練習をしましたね。「力を抜く」とは指先からボールに力を入れるタイミングを遅くするということです。逆に「力を引っかける」とはボールに力を入れるタイミングを速くするということです。

 そしてそれを使いフラッシュシューティングを3ヵ所やりました。距離が変わってもシュートフォームは変えず指先の力を調節して打つ、でしたね!りこは、とても上手でした。

 次の1人リバウンドシューティングはいろんな距離で打てる事と、シュートを打った後リバウンドに行くという動きを身につけてもらうためにしました!りこは、急いでリバウンドを拾って、そこからすぐ打つというときにあまり確率良く入ってなかったです。
 それは
キャッチの瞬間に手が左右ずれてしまっているからです。りこは、キャッチが両手ずれずにできているときは入っているので、少しスピードがついてからのキャッチも両手がずれずにキャッチできるようにしましょう!

 次にワンドリブルからストップジャンプシュートをやりましたね。りこは、ワンドリブルのスピードが遅いと、ストップがしっかりでき、シュートがしっかり入っています。しかし、スピードを速くするとストップがぶれてしまい、ジャンプが横に流れてシュートが左右にいってしまっています。
 これではダメです!ストップは最初にやったダッシュ&ストップであげたポイントが大事になっています。思い出して練習してみてください。

3.ピートドリル
 @オンサイドステップ
 Aクロスステップ
 Bロールターン
 この練習はコーナーから上がってきて、インサイドフット(リングに近い方の足)でボールミートからドライブインの練習をしました。今回は復習と新しい技をやりました。

 まずオンサイドステップのポイントは、
進みたい方向につま先をむけ、体勢を低くし、ドライブのときの突き出しは前に、そして抜くときはDFのすぐ横に体を入れることでした。
 りこは、DFを遠回りして抜いているので、そこをDFのすれすれくらいをドライブするといいでしょう!遠回りでドライブしているとDFは追いついてきて抜けませんよ!

 クロスステップのポイントは、
ミートから最初の足を前に出すことと、ボールの移動のときは膝の下ですることです。りこは、最初の足が前に出ず、横にきていました。横にきてしまうとDFは最初の足に反応しないので、クロスステップは使うのが難しくなります。
 前に足をだすには、ミートのときにボールに飛びついてもらうと良いです。

 今回ロールターンもやりました。これはボールをもらったときにDFが近くオンサイドステップもクロスステップも使えないときの技です。
ポイントは腰を下げ、速くロールすることです。速くロールするということは、体の中で一番重い頭(顔)を先に動かすことです。
 りこは、まだ速くロールができてないので、ロールの際、最初に頭(顔)を動かすようにしてみてください!

 3つの技に共通して言えることがありました。りこは、腰が高いので鋭いドライブができていません。今回の練習でずっと言っているように、膝を曲げて、腰を低くすれば、足の裏でしっかり床を蹴れてスピードがあがります!りこが、持っているスピードを活かせるように腰を低くしてやりましょう!

4.レッグスルー
 @スピードレッグスルー
 Aストップレッグスルー
 レッグスルーのポイントは @つま先を進行方向に向ける A体勢は低く B逆の手はボールを迎えにいく C突き出しは前に出す でしたね。
 スピードレッグスルーは、体勢が高く、ボールを迎えていけてなかったです。その為にスピードが出てませんでした。ポイントをしっかり覚えて実行できるといいです。
 ストップレッグスルーでは、ストップのタメが上手くできてなかったですね。それは、ストップしたときに後ろの足が床から離れてしまう、また重心が前にいってしまうなどが原因の一つです。ストップしたときに、重心を体の真ん中に置けるようにしましょう!
 最後に実践的にやりました。この二つの使い分けは、レッグスルーしたときにでた前の足に反応してきたらストップレッグスルー、反応してこなかったらスピードレッグスルーでしたね。前の足がセンサー役になっていることを覚えておいてください!なかなか難しいですが、りこは、できているときもありました。ですがやっぱり判断が悪いとき、またレッグスルーの失敗が多々ありました。レッグスルー自体はドリブルを練習すると上手くなりますが、判断をするという点は大変です。ですから前に末広コーチから、りこに、言っていた通り観察して判断できるようにしましょうね!


 指導の感想と次回へ向けてのコメント
 2時間の練習お疲れ様でした!今回は復習を重点的にやったけど身についたかな?

 りこは考えること、また練習や技のポイントを頭に入れることがイマイチだった気がします。ただがむしゃらにやってもあまり意味がありません。ポイントを掴み、自分の物にするにはどうしたらいいか考えてみるといいと思います!難しいけど、これができると周りと同じ練習をしていても上達のスピードが違います。頑張ってみて下さい!

 練習を通してみてりこは、全体的に腰が高く、スピードが出せていない、ストップが良くないという点がありました。最初の方にやった練習を思い出して悪いところを潰していって下さい!

 次回コーチにポイントを聞かれた時にすぐ答えられるようにしましょうね。言えるということは、理解してる、またはできているということに繋がりますから。

 それではありがとうございました!


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