依頼者・チーム名 日時情報 参加者情報 指導者情報
第6回目指導
11月22日 火曜日
PM5:00〜PM7:00
小学5年生女子 1名
小学3年生男子 1名
合計        2名 
尺野 将太

指導のねらい
@レイアップシュートの基本の確認&練習
A(S)エルボーからのシュート率UP
B(T)まっすぐ、たかいシュートをおぼえる
C左手のレベルアップ

 Practice Menu Key Point !
1.ウォーミングアップ
 ・じゃんけんボールキャッチ
 ・反射神経ゲーム
 ・スキップカップリング
最近急に寒くなってきたので、今まで以上にしっかり体と心をあたためましょう。

じゃんけんキャッチボール・反射神経ゲームは、反応能力のトレーニングもかねて行いました。その場の状況にあわせて素早く動ける体にしましょう。

スキップカップリングは前回の復習です。二人とも良くできるようになっていましたね。

2.バランスパス ストレッチを見ていると、片足立ちのバランスが悪かったので行いました。片足立ちで、対面パスをします。足のウラに体重をかんじて、いい姿勢でパス&キャッチできるようにしましょう。

3.肩ごし連続 ボールを背中側の見えない所であつかう練習です。

(S)は右手は良くできていたので、両手を自由に使えるように左手を集中的に練習していきましょう。

(T)は少しむずかしかったですが、何度もチャレンジしました。まずは右手で完璧にできるように練習しましょう。

4.ドリブルハンドリング
 ・高低変化
 ・前後左右足ふみ勝負
今回もドリブルハンドリングUPメニューを行いました。


・高低変化
足元での小さいリブルから、頭の上での大きなドリブルまでの変化をコーチの合図で行います。
(S) 
強くドリブルできていました
   △小さいドリブルを止めないように練習しましょう

(T) 両手でしっかりドリブルできました
   △同じ場所でできるようにボールをコントロールしましょう


・前後左右足ふみ勝負
ボールを見ずに片手で前後、左右のドリブルをします。
(S) (T)の動きを見ながらボールをコントロールできていました
   △肘を伸ばしたままドリブルをしましょう

(T) ボールを見ずにドリブルできていました
   △(S)のうごきにあわせてボールを動かせるようにしましょう


大人になってからより、小学生の方がハンドリング能力は高まりやすいので、今のうちに色々な技に挑戦していきましょう。くり返し練習していれば必ずできるようになります!

5.連続ゴール下 二人別々の課題を持って練習しました。
(S)左右両手でシュートを決める
(T)ワンハンドシュート(右手)を正確に決める


(S)は両手とも確率良くシュートを決められました。左手が少し両手で打っているように見えたので、完璧に左手だけで打てるようにしましょう。


(T)は一回一回フォームをかくにんしながら、良いシュートを打てていました。今回も3号の小さいボールで練習しましたが、あせらず良いフォームをみにつけていきましょう。

6.対面パス
 ・ワンハンドパス
 ・リアクションパス左右
左右両手で自由にパスができるように、片手でのパスを練習しました。さらに足も交互に動かし、コーディネーション能力も一緒に高めます。

(S)は良いタイミングでパスができていました。ボールをキャッチする時に空中でボールを受けるように心がけましょう。


(T)は左手もうまく使えていました。ボールをキャッチする時に手の平をボールに向け、安全にボールをキャッチしましょう。


二人とも投げることに集中して、キャッチする人の事を考えていないのでは?自分勝手に投げるのではなく、相手のことを考え、キャッチしやすいパスを出しましょう。ボールに「
」をこめてパスをしましょう☆

7.コンテナ鬼ごっこ OFにしつこくついていくDFの練習です。

OF→ドリブルでハーフコートを逃げ回る
DF→OFと腕一本分以上はなれないようについていく


あきらめず、最後まで追いかける気持ちがとても大切な練習です。今回くらいしつこいDFをいつでも心がけ、OFが「ボールを持ちたく無い」と思わせるようなDFをしましょう。

8.30秒レイアップ
 ・右から 
 ・左から
 ・正面から
今回も記録に挑戦しました。

(S) 
打ったシュートが全部決まることが多かったです
    
次は8本に挑戦です

(T) 
左手も良いフォームで打てていました
    
次は4本決めましょう


途中で注意したポイントを覚えていますか?
・ジャンプと逆の足を高く上げる
・真上にジャンプする

・おなかの前からまっすぐ腕を伸ばす


ことがポイントです。一度気をつければすぐに直せていました。と言うことは二人とも良いフォームでシュートを打つ技術はあるので、毎回意識して良いシュートを打ちましょう。

9.シュート指導 今回も二人それぞれ別の課題に取り組みました。

(S)はエルボー(フリースローラインの端)からのシュート
(T)は小さいボールでワンハンドシュート

(S)のポイント
・ボールをキャッチしたらトリプルスレット
ボールをキャッチしてから膝を曲げるのではなく、初めから膝を曲げた低い姿勢でボールをキャッチしましょう。

・手首を回内させる
フォロースルーで両手の「甲」がそろい、小指が上を向くようにします。そうすると手の平は下ではなく横を向くはずです!

・肘を最後まで伸ばす
前回と同じで、フォロースルーで肘を最後まで伸ばしましょう。ボールを離すポイントが変わってしまい、シュートが安定しない原因になるので、肘は伸ばしましょう。


(T)のポイント
・エルボーイン
ボールの真下に肘がくるようにします。右手だけでボールをささえられるようなもち方になります。

・手を上にのばす
シュートを打つときに手を前ではなく、上にのばしましょう。高いシュートを打つために大切になります。


(S)は1つ1つポイントを意識して練習できていました。良いシュートを打つために、毎回1つでいいのでポイントを意識して、練習していきましょう。

(T)もポイントを考えながら練習できました。今は遠くから打つことはあまり大切ではありません。ゴールの近くでいいので、良いフォームでシュートを打つことを考えて練習するといいでしょう。


バスケットボールは相手と点を取り合うスポーツです。そのため点を取る方法であるシュートはとても大切な技術です。確率良くシュートを決められるように、正確なフォームを身に付けていきましょう。

 指導の感想と次回へ向けてのコメント
 今回も基本の確認をしながら、色々な練習に挑戦しました。二人とも6年生がいなくなると、すぐに試合に出るようですね。そうすると試合に向けての練習が多くなり、基礎・基本がおろそかになってしまう可能性があります。特に(T)は今の時期に色々な動きにチャレンジすることが、今後の成長に欠かせません。基礎・基本を確認しながら、しっかり体に覚えさせると同時に、むずかしい技などにドンドン取り組んで、中学・高校を学年があがった時にも活躍できる選手を目指しましょう。
 次回は(T)の得意なDFの練習と、(S)が試合で活躍できるようにドリブルをミスしないための練習をして行きましょう。

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