依頼者・チーム名 日時情報 参加者情報 指導者情報
第26回目指導
8月15日 月曜日
PM5:00〜PM6:00
小学6年生男子 1名
<合同練習>
 smileys      1名 
尺野 将太

指導のねらい
@ハンドリングの確認
ADFをよくみて1on1のOFを工夫する
B速攻の時のドリブルを身に付ける

 Practice Menu Key Point !
1.ハンドリングチャレンジ
 ・ボディサークル
 ・フィギュアエイト
 ・持ち替え前後
 ・肩越しパス
サマーキャンプのハンドリング大会に残念ながら参加できなかったので、チャンピオンの記録をチェックしておいたのでその記録に挑戦しました。

  大人くん チャンピオン
ボディサークル 41 39
フィギュアエイト 43 34
持ち替え前後 47 44
肩越しパス 13 23


なんと4つのうち、3つもチャンピオンの記録を破りました(拍手〜パチパチ☆)!!おそらく毎日の積み重ねの成果が出ているのだと思います。ここで妥協せず、コツコツ積み重ねて、もっともっと高いレベルを目指しましょう。

2.オールコートレイアップ
速攻に行くときに足の近くではなく、ドリブルを前に付けるように練習しました。ボールを前方に投げ出し、そのボールに自分が走って追いつくイメージです。初めドリブルの数4回を目標にしましたが、一緒に練習したsmileysがドリブル3回でシュートを決めたので、大人くんも同じ目標にしました。最後にはドリブル3回でシュートまで行けましたが、肝心のシュートを外してしまいました。OFの目的は点を取ることなので、最後のシュートをもっと大切にして下さい。試合や練習中に速攻のチャンスを見つけたら、ドリブルの回数を少なくするつもりで走りましょう。

3.アイバーソンムーブ紹介
 ・アウトサイドフット→ストレート
 ・アウトサイドフット→フロントターン
NBA選手のアイバーソンが得意としているステップを紹介、練習しました。と言っても実はすでに練習したことがあるステップです。NBAの中では体が小さいアイバーソン選手が、体の大きな選手を簡単に抜き去ることができるステップです。

@アウトサイドフット→ストレートドライブ
一歩目にアウトサイドフットを着き、DFが遅れていたら二歩目をゴールに向かって踏み出し、一気にレイアップに行きます。ボールを持つ前にDFの位置を良く確認しなければうまくいきません。

Aアウトサイドフット→フロントターン→ジャンプシュート
@のストレートドライブにDFが反応したらフロントターンで逆を突きます。一度ストレートドライブを狙って、DFを引き付ける事、スピンを素早く、バランスを崩さないように行うことがポイントです。あとはDFのヘルプが来る前にジャンプシュートを決めてしまいましょう。

4.シェービング1on1 3、で練習したアイバーソンムーブを使いながらsmileysと1on1を行いました。ポイントはすでに言ったように、ボールを持つ前にDFの位置を確認し、どのステップを使うか判断することです。またDFが離れていたらボールを受けながらジャンプシュートを打ちます。大人くんはボールをもらいながら次の動きに素早く移れていました。ボールをもらいながらドライブ、ボールをもらってすぐにシュートなどDFに対応した良い判断ができていました。またすぐにアイバーソンムーブにも挑戦していて、新しい技を身に付けようとする姿勢がとても良かったです。今のうちに動きの選択肢をどんどん増やして、DFに応じて使い分けられるようにしていきましょう。

5.フラッシュ1on1 これもDFの様子を確認してドライブする方向やシュートを打つのか判断する1on1です。この練習にはコーチも参加して3人で行いました。ここでも大人くんはボールをもらいながらDFの逆を突く動きがとても良かったです。ここでの動きを試合や練習でも生かすために、ボールをもらう瞬間にジャンプして、DFとギャップ(すき間)を作る事を忘れないで下さい。そうすれば大人くんのドライブorシュートは簡単には止められないでしょう。

6.クローズアウト1on1 これもOF有利の1on1です。DFの弱い方(ウィークサイド)を見極めましょう。ここで注意した事は、DFのすぐ横にドライブの一歩目を出すことです。遠回りをしてゴールに向かうと、DFは追いついてきます。DFに追いつくヒマを与えないために、体がぶつかるくらいスレスレを抜いていきましょう。遠回りをせず、ゴールにできるだけ一直線に進むため、DFとの多少の接触を嫌わず、鋭くドライブをしましょう。最後のシュートはいつでも必ず落とさないつもりで打ちましょう。

7.シュート&リバウンド 最後にsmileysと二人組でシュート&リバウンドを行いました。シュートは昨日も練習した「抜く」事を意識して練習しました。コーチと一緒にシュートを打つ時は良くボールにスピンがかかっています。この調子で普段の練習などでも良いシュートを打って下さい。最後はとても良いシュートが打てていたと思います。またリバウンドはどこに落ちてくるか予測する力と、反応の速さが必要になります。一回だけボールを落としてしまいましたが、全体的にしっかりボールに反応しリバウンドがとれていましたね。ポジションに関係なく今のうちにこういった能力は鍛えておいて損はありません。

 指導の感想と次回へ向けてのコメント
 今回はsmileysと合同で、一般用のリングで練習しました。今度遠征で背の高いチームと試合をするようなので、いつも以上にアーチの高いシュートと、素早いバスケで相手を翻弄しましょう。smileysのASちゃんとの1on1では身体能力ではなく、DFの様子に合わせて逆を突く「賢い」プレーを見せてくれました。二人の1on1はとてもレベルの高いものでしたが、これらの力を試合や普段の練習などで十分生かしきれていますか?まだ大人くんは100%生かしきれていないように見えました。大人くんは周りの同学年の子たちより数段高いレベルの技術を持っていると思うので、今ある技術は出し惜しみせず、常に最高のパフォーマンスを心がけて下さい。
 最後に、最近何度も言っていますが、一本一本のシュートを大切にし、必ず点を取ってOFを終わる事を忘れないで下さい。

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