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第35回目指導
2月16日 水曜日
PM7:00〜PM9:00
中学3年生男子 1名
水野 慎士

指導のねらい
@ターン&シュートの確率アップ
Aフックシュートの確率アップ
Bファンダメンタルの向上(バランス能力の向上)
Cシュートレンジを伸ばそう!

 Practice Menu Key Point !
1.ミニシャトルラン
 エンドラインからフリースローラインまでの距離を素早く往復します。
しかし切り返すときに、ストライドストップからのフロントターンとバックターン、ジャンプストップからのフロントターンとバックターンという4種類のストップ&ターンを使いながら走ってもらいました。
 今まで以上にバランスの良いストップから素早いターンで切り返しができるようになりましょう。

2.30秒連続レイバックシュート
 
 前回は30秒で7回でした。今回はシュートにいく順番を間違えてしまい30秒で5回と6回でしたね。8回を目指して頑張ってください。

3.フックレイアップ
 前回、その場でのジャンプフックを練習しましたが、今回は動きながらフックシュートとして、フックレイアップを練習しました。ドライブからレイアップシュートに行く場合、大きなディフェンスがブロックにきた場合は、そのブロックの上を越すようにフックシュートでゴールを狙いましょう。

4.ブラインドフリースロー
 目をつむってのフリースローの練習です。より一層フリースローの感覚を磨いてください。目をつむって決められるようになれば、どんなシチュエーションでも決められますよ!!

5.スタビライゼーショントレーニング
 ターン&シュートの確率アップには、ターンをしたときにバランスを崩さずシュートできるかが大きなポイントになってきます。そこでバランス能力を高めるためのスタビライゼーショントレーニングを行いました。以前にも紹介しましたがなかなか練習できていないようなので、この練習のときに少しずつでも入れていければと思います。

またスタビライゼーショントレーニングを行うことによってもたらせられる効果としてバランス能力の向上のほかにも

@関節支持力の向上
A関節可動性(域)の向上(拡大)
B動的柔軟性の向上

などが上げられます。

6.ターン&シュート
 ・バックターン&ジャンプシュート
 ゴールに背を向けた状態でボールを受けてからのターンシュートを練習しました。前回はボールをキャッチしてからフロントターンをしてシュートを打ちましたので今回はボールをキャッチしてからバックターンをしてシュートを打ってもらいました。

ポイントは以下の2つでしたね。
 「素早くターンをすること」
 「ターンをした後でもバランスの良いシュートを打つ」


7.インサイドステップワーク
 ・ドロップステップ
 ・スピンムーブ
 ・シクマステップ
 ・ドロードリブル
 ・アップ&アンダー

 ・Live1on1
 インサイドステップワークをいろいろと実践しました。インサイドのステップワークはバスケットボールにおける人対人の動きの攻防の基本になりますのでいろいろなステップを行えるようにしましょう。

 プレイの内容について具体的に述べるなら、ワンフェイクをして、ディフェンスをかわそうとしますが、まだディフェンスが頑張って反応してきたときの2つ目のフェイク、3つ目のフェイクが出てくるともっと素晴らしいですね。しかしそのことを自分で気がついていたのは素晴らしいです。自分で気がついていればどんどんプレーの幅を広げられますよ!

8.スキーマシューティング
 ・ロングレンジのシュート
 少し距離の長いシュートを練習しました。次回3ポイントシュートの練習を始めようと思いますが、その前に3ポイントラインより1歩前の距離で練習をしました。
 目標はどんな距離でも同じシュートフォームで打てるようになることです。ずっと長い時間をかけて少しずつシュートレンジを伸ばしてきました。3ポイントでもミドルレンジでも同じシュートフォームで打てるようになれば確率の高いシューターになれます。

9.6分間シューティング  6分間続けてシュートを打ってもらいました。
時間 2/8 2/16
0〜1分 13本 13本
1分〜2分 9本 11本
2分〜3分 13本 5本
3分〜4分 11本 9本
4分〜5分 10本 8本
5分〜6分 15本 6本
合計 71本 50本
 「今日はシュートタッチが良くない。」との感想がありました。もちろんシュートタッチが微妙にズレることはあります。逆に言えば、シュートの感覚は日々変わっているとも考えられます。そういったときにその日の感覚をいち早く確認し、シュート成功率を上げていけるということも大切な力かもしれませんね。次回は記録更新といきましょう。

10.1on1
 前回はこれといったルールはありませんでしたので、今回はリバウンドを有りというルールにしました。オフェンスはシュートを打ったらリバウンドに飛び込んでいく必要がありますし、ディフェンスはそれを必ず阻止しなければなりません。

 指導の感想と次回へ向けてのコメント
 フリースローの練習の途中でボールを真っ直ぐ飛ばす構えと自分の感覚が少しズレているといっていましたね。腕を真っ直ぐ伸ばすと外側にシュートがズレていく気がすると。そこで少し腕を内側に入れるイメージで打ち、それが自分の感覚とマッチしていまいした。しかし外から見ていて、真っ直ぐ打っていると思っていたときは腕が完全に外側に伸ばされていました。シュートには個人差がありますので、HにはH独特の感覚があると思います。その感覚で打っていたときは文句のつけようのない良いシュートでした。その自分の中の感覚は大事にしてください。
 ただしシュートが入らなくなってきたときには、また原点の片手シューティングに立ち戻り自分のシュートフォームをチェックするように心がけてください!

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