依頼者・チーム名 日時情報 参加者情報 指導者情報
キティズ 第52回目指導
5月25日 水曜日
PM5:00〜PM7:00
小学3年生女子 1名
小学4年生女子 1名
合計        2名
水野 慎士

指導のねらい
@ワンハンドシュートのフォーム固め
Aレイアップシュートの確率アップ
Bファンダメンタルの向上

 Practice Menu Key Point !
1.レイアップバリエーション  前回も行ったステップを変えてレイアップシュートを打つ練習です。右からレイアップシュートにいく場合は通常右・左のステップを踏みますが、今回は逆に左・右でステップを踏みましたね。どんなタイミングでドリブルをやめても、またパスがきてもトラベリングをすることなく1,2ステップでレイアップシュートに行きましょう。

 またステップを踏むときにゴールに近すぎる場合などはワンステップが有効でしたね。逆にゴールから遠いところでワンステップをしてしまうと、シュートを大きく飛ばさなければならなくなるので気をつけましょう。

 みかんちゃんもりんごちゃんももう少し力を抑えてシュートが打てると良いですね。リングに強く当たって外してしまう場面が多かったので、ボードに軽くぶつけるくらいにしましょう!

2.30秒スピードレイアップ  今回は右からのレイアップシュートは2人とも1回で6本をクリアしましたね。左からはまだまだれんしゅうが必要なようですが、いまのうちから左手も片手で打てるように練習をしましょう。片手でシュートを打つことができれば、様々な種類のレイアップを使えるようになりますよ(例えばフックレイアップやバックシュートなど)またもう一方の手でディフェンスからボールを守ったりもできます。

3.片手シューティング  前回に引き続きワンハンドシュートのフォームを固めていきましょう。みかんちゃんはお腹が外に向かない。りんごちゃんは腕が内側に入らないことと腕を高く上げることを意識して練習しました。
 2人とも順調に上手になっていますよ。この片手シューティングは1人でもできる練習なのでどんどん行ってください。しかしよいフォームで練習しないと巧くなりませんし、変なシュートフォームがクセになってしまうのでご注意!この練習をたくさん、たくさん行ってシュートの確率を上げていきましょう!

4.セットシュート  2人ともかなりワンハンドが上手になってきたので今回は左手もそえてのセットシュートにも挑戦しました。みかんちゃんは前に1回練習しましたね。

みかんちゃん:常にお腹の向きを意識できているので素晴らしいと思います。これからもしっかりと意識して練習し、無意識のうちにできるようになりましょう。
 今回の課題はシュートを打った後に前のめりになってしまうことでしたね。これはシュートを打ったときに体が伸びきってしまい、さらにかかとが上がったままだったので起きていました。体に少し余裕をもたせてシュートを打ち、着地したときにはトリプルスレットの構えに戻っているようなバランスでシュートをしてください。


りんごちゃん:りんごちゃんのシュートフォームは今回の練習ですごく良くなりましたね。りんごちゃんの気をつけるポイントは「腕が内側に入らないこと」と「腕を高く上げること」でしたがセットシュートにしてからしっかりとできるようになりました。あとは腕を高く上げたのなら、それをしっかりと残すようにしましょう。すぐに腕を下ろしてしまうのではなく、かっこいいフォームをしっかりと残してください。シュートしたボールが床に落ちるくらいまでは残すようにしましょう。

 2人とも、
シュート練習で大切なことは良いフォームでたくさん練習することです。そのためには1本1本のフォームを自分でしっかりとチェックしてください。右に外れてしまったときには必ず自分のフォームの中に問題があります。それを見つけないままに次のシュートを打ってしまっては、よくないクセがついてしまいます。シュートが曲がる原因を見つけ、それをフォームから落としていってシンプルで良いシュートフォームでたくさん練習していきましょう!

5.ボールハンドリング
 ・背面ドリブル
 ・肩越し連続
 ・ひざ下ドリブル
 ・ひざ下ボール交換
 ・3点〜1点ドリブル
 ボールハンドリングの練習です。ボールを上手に扱えるというのがバスケットボール選手の条件です。これらの練習は普段から自分たちでどんどん工夫して練習をしていってください。毎日練習する選手が上手になりますよ!

6.チップアウトドリル
 
 リバウンドをとる際、相手の選手の方が大きい場合、なかなかリバウンドをとるのは難しいですね。そういったときに使えるのがこのチップアウトです。(正しくはティップアウトかな)
 落ちてくるボールを一度指先で自分の方へ弾きます。そして自分の方に来たボールをもう一度ジャンプしてキャッチします。背の大きな選手がボールをつかむ前に一度自分が触り、その選手に取らせないようするわけですね。

7.ジャングルドリル  台形の中だけでの1on1ですね。リバウンド争いから激しくプレイできていたと思います。前回の練習で行ったインサイドのステップワークもいくつか使えていましたね。

8.フックシュート
 ・ドロードリブルからフックシュート
 ドロードリブルは、ディフェンスの出方をうかがうためのドリブルです。ローポストからドリブルでフリースローのサークルの下端のほうへ移動します。移動しながらディフェンスの出方をうかがって、以下のプレイに移っていきましょう。重要なのは状況判断をすることです。プレイを決め付けず、常にディフェンスの出方や身長、ジャンプ力などいろいろな要因から、状況判断して最も効果的なプレイを選択しなければなりません。

 ドロードリブル中にディフェンスがゴール側にいなかったら、スピードを上げ一気にレイアップに行きましょう。

 ドロードリブル中にディフェンスが正面に見えたら、後ろ側が空いているのでドロップステップでターンし、シュートに行きましょう。

 さらに今回はドロードリブルからのフックシュートを練習しました。ドロードリブルを行っても左右どちらにもチャンスがなかった場合でもフックシュートを使えればチャンスがあります。ディフェンスに体をくっつけた状態からフックシュートを打ちましょう。また1度フェイクをいれて、逆をついてフックシュートを打つのも大変効果的です。

9.インサイド1on1  ローポストでパスを受けてからの1on1です。練習したステップワークやフックシュートをどんどん試してみましょう!

 指導の感想と次回へ向けてのコメント
 今回もミニバスのリングを使用できたので、たくさんシュート練習を行いました。2人ともセットシュートまでできるようになりましたね!素晴らしいほどの成長です。シュートはバスケットボールのなかでもっとも重要な技術のひとつなので、コーチも焦らずしっかりと練習をしていくつもりです。2人へのお願いは次回の練習まで今回練習したことをしっかりと復習するということです。シュートのほかにもいろいろ練習していますが、それらもバランスよく復習してくださいね!

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