1.ハイポストムーブ
@リバースターン→ドライブ
A 〃 →シュート
B 〃 →ドライブ&ターン
Cショートセブンティーン |
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ウォーミングアップとして、以前惇コーチと練習したハイポストでの動き方を復習しました。ポイントは、
@リバースターンからドライブ
ふり向くときに、ボールを勢いよく振りましょう。その勢いを利用して、ディフェンスを一気に抜き去ります。
Aリバースターンからシュート
ふり向いたときに、足の形がトリプルスレットの足になるようにします。足が前後したり、広さが変わると、良いシュートが打てません。
Bドライブ&ターン
@のドライブにディフェンスが付いて来ることをイメージします。ディフェンスががんばって、進むコースに入ってきて「体がぶつかった瞬間」にターンをして、ディフェンスをかわしましょう。
Cショートセブンティーン
ハイポストとガードのコンビネーションプレーです。ハイポストにパスをしたガードが手わたしパス(ハンドオフパス)をもらい、シュートに行きます。ディフェンスががんばって、手わたしできないときは「ターンして頭の上からパス」をします。
3人とも動き方はよくできていましたね。個人技術はとてもレベルアップしているので、これからは「ディフェンスがこう守っているから、こっちから攻める」などディフェンスをイメージして、守り方に対応した攻め方ができるようにしましょう。 |
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2.ディグ |
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体操で声が出なかったので「声だし」練習です。バスケでは「声」はとても大切な「技術」の1つです。声を出すだけで、簡単にシュートを打てたり、ディフェンスで守れることがあります。広い体育館全体に声がひびくくらい大きな声をだしましょう。みかん40点、りんご30点、いちご20点くらいかな・・・・。まだまだ練習不足ですね! |
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3.ドライブのつき出し |
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1on1でディフェンスをやっつけるとき、一番強力なのは「ドライブ」です。ドライブはゴールに一直線に進む動きのことです。試合で何度かつき出しでスティールされたようなので確認しました。まずドライブをするときの動きの順番です。
@体をひねる
A1歩目を出す
Bドリブルをする
という順番が大切です。@Aをせずにドリブルをすると、ボールがディフェンスの前に出て、とても危ないです。@で進むコースを決めAでボールを守ってからドリブルをしましょう。
また、細かいポイントもいくつか注意しました。
・1歩目の位置
1歩目は「横」ではなく「前」に出します。その1歩目でディフェンスを抜けるよう、「ディフェンスの足より前」に1歩目を出しましょう。
・後ろ足の膝を曲げる
1歩目を出したときの後ろ足が1番問題でした。3人とも膝が伸びていて、体が下向きになっています。後ろ足の膝が床に付くくらい曲げて、体を正面に向けて進みましょう。これで「視野が広くなる」「2歩目のスピードが速くなる」という利点があります。要注意ポイントです!!
今みかん、りんごは特にスピードが付いてきて、「スピードだけ」で簡単にディフェンスを抜けるようになっています。しかし、相手のレベルがあがり、ディフェンスが強くなり、同じスピードの人が相手になるとそれだけでは簡単にはやっつけられません。今より「速く」「強く」「正確に」プレーすることが必要になります。その時に大切なことが「基本」を大切にすることです。基本のプレーが1番「速く」「強く」「正確に」プレーできます。レベルアップのために、もう一度基本に戻ってみましょう。
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4.リアクションドライブ |
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今度はコーチがディフェンス役で前に立ちます。ディフェンスがどうやって守っているかを「見て」、どちらにドライブするといいか「判断」しましょう。判断の材料は、
@ディフェンスのあがっている手
Aディフェンスの前に出ている足
Bディフェンスの立っている位置
などがあります。どちらにチャンスがあるかはディフェンスがヒントをくれます。そのヒントをよ〜く見つけましょう。
*空中でボールをキャッチして、「着地した瞬間」「着地しながら」判断しましょう。「着地してから」では、チャンス・ヒントが少なくなります。 |
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5.エルボーから1on1
・条件付き
・ライブ |
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ドライブを実際の1on1で練習です。始めは条件付きです。
オフェンス:ドリブル1回で、レイアップ
ディフェンス:手を後ろで組む
これで、
オフェンス:1歩目でディフェンスをやっつける
ディフェンス:一歩目を止める
ことの両方を練習しました。注意点は、
オフェンス:ディフェンスのギリギリを抜く
遠回りをせず、なるべく一直線にゴールに向かいましょう。ディフェンスに少しぶつかるくらいでいきましょう。
ディフェンス:フリーフットを自分の足幅の中
オフェンスの軸足ではない足(フリーフット)をいつでも自分の足幅の中に入れておきましょう。オフェンスは必ずフリーフットから抜きにきます。その足を止めれば、ディフェンスの勝ちです。
オフェンスの1歩目が速いか、その1歩目をディフェンスが止めるか。この1歩を先に出せたほうが勝ちです。「1ステップアヘッド」と言います。だからオフェンスもディフェンスも1歩目を出す練習をしています。1歩の勝負にこだわりを持ちましょう。
ライブの1on1では、オフェンスがドリブル1回ということだけ約束にしました。抜くのか、シュートを打つのかなど「判断」が多くなります。1on1をたくさんして、どうすれば相手をやっつけられるかを「体の感覚」で覚えることも大切です。数多く1on1の勝負をしましょう。 |
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6.2メン頭越し |
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自分のパスの力を上手に使う練習です。シューターがドリブルしないで、簡単にシュートを打てるパスをしましょう。りんごはパスを1番遠くまで飛ばせます。でも、パスが強すぎて、シューターが追いつけず、コートから出てしまいました。逆にいちごは3人の中ではパスが飛ばない方ですが、タイミングよくパスをしてシューターが打ちやすいパスになっています。まず「自分がどれだけできるか」を知り、そのある力で「最高の結果」が出せるように「調整」することが大切です。その上で、自分の能力を向上させていきましょう。 |
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7.ひたすらシュート1分 |
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1人が1分間ひたすらシュートを打ちます。残りの2人はリバウンドとパスをします。シューターはどんどんパスが来るので、のんびり打っているヒマはありません。そのため、
・構えてボールをキャッチする
・キャッチの手がシュートの手になっている
の2つが大切になります。この2つに注意して、さらに1人1人ポイントを言いました。確認してください。
みかん:構えた時の足の幅
シュートを打っているうちに、足幅がせまくなり、両足がそろっていました。これは、正面からパスが来たときは良いのですが、横からパスが来たときに「体が横に流れて」しまいます。トリプルスレットの足幅を思い出して、少し広く構えましょう。
りんご:「内股にしない」「フォロースルーを残す」
ボールをキャッチして構えた時に「内股」になっていました。特に左足が内側に入っています。内股は「シュートが曲がる」「膝をケガしやすい」という欠点があります。毎年何人もの選手が膝のケガでバスケができなくなっています。膝はまっすぐゴールに向くように構えましょう。
いちご:「膝を曲げてボールをキャッチ」「指は上向き」
両方ともキャッチのときのポイントです。いちごはキャッチしてからのフォームはとてもきれいです。ですが、キャッチする時のこの2つができていないからシュートがなかなか決まりません。キャッチした時に「すぐにシュートが打てる」ように、トリプルスレットに構えていましょう。
オフェンスの目的は「シュートを決めること」です。そのために、パスをしたり、ドライブでディフェンスを抜いたりします。なので最後のシュートが1番大切です。ただ「打つ」だけなら、だれでも・どこからでも打てます。「決める」ことが大切です。そのために大切なポイントが書いているので、自分のところを確認しておいてください。 |
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8.ドリブルからシュート
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試合中に1番多いシュートは「レイアップ」と「ドリブルからシュート」でしょう。そこで、パスからだけでなくドリブルからのシュートも練習です。基本はパスキャッチからと同じですが、ドリブルからのシュートのポイントもあります。
・手首を曲げてボールをキャッチする
素早くシュートを打つために、ドリブルをキャッチする手がシュートの手になっていることがポイントです。手首にシワをつくりましょう。
・低いところでボールをキャッチする
ドリブルをキャッチするのは、できるだけ低い位置にしましょう。高いところでキャッチすれば、それだけシュートが遅くなります。「膝の高さ」くらいでキャッチする意識を持ちましょう。いちごはまだおなかの前でキャッチしているので注意してください。
・リフティングを速くする
低いところでキャッチしたら、素早く頭の上にあげましょう。ボールをあげる動きを「リフティング」といいます。この素早さも要チェックです。みかんはリフティングが速いときはシュートが決まっていますね! |
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9.オールコート
ドリブルからシュート
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最後に全力ドリブルからシュートです。スピードのある動きの中でも正確にシュートを打ちましょう。1分間で最高3本、2人は1本でした。目標は6本に設定したので、クリアできるよう「スピード」と「正確性」を両方高めていきましょう。 |