バスケットボールの家庭教師プラクティスレポート2006
依頼者・チーム名 日時情報 参加者情報 指導者情報
第15回目指導
12月27日 水曜日
AM9:30〜AM11:00
小学5年生女子 1名
合計        1名
鈴木 良和

指導のねらい
@ドロップステップのトラベリングをなくす
Aシュートのレベルアップ
バスケットボールの家庭教師

 Practice Menu Key Point !
1.ドロップステップ ドロップステップをふむときに、ドリブルを使うとトラベリングがへります。ドリブルをせずにステップだけにしてしまうと、ジャンプのときに軸足があがってしまうことが多くなります。足を後ろにひきながらドリブルをひとついれると、ドリブル後に3歩あるかなければトラベリングにならないので安全です。

ドロップステップのときにディフェンスから離れるようにステップをふんでしまっています。そうするとバランスを崩しやすくなりますし、効果的にゴールにむかえません。ドロップステップは力強くふみましょう!ディフェンスのふとももを押し込むくらい、ぶつかりを怖がらずいきましょう。

少しコーチに横から押されたり、うでにさわられるくらいでシュートが落ちてしまっています。ぶつかり合いの中で決めるという練習が必要だと思います。ぜひ練習しておいてください。

2.プッシュパス シュートをまっすぐ飛ばすための練習を行いました。さらにもっとシュートのタッチをよくするために、指先の使い方を紹介しました。
指先と言っても、指の腹をパッド、つめの先をティップと呼んでいます。ティップからボールが離れるときれいにスピンがかかり、ティップの角度でボールの抜き加減、ひっかかり加減をコントロールすることが出来ます。

ボールが手のひらを転がりながら、最後にティップからボールが離れるようにシュートの練習をしましょう!
これがうまく出来ると、腕をまっすぐ伸ばしながらボールは上に浮き上がるようなシュートのスナップを使うことができるようになります。

3.スキーマシューティング ちょっとずつ距離を変えながらシュートを練習しました。シュートフォームはどこでもほぼ変えず、指先だけでボールの飛距離を変えるという練習です。プッシュパスで練習したティップで離すシュートを意識して、距離が変わったらその分ボールを抜いたり、引っ掛けたりして微妙な距離のコントロールができるようになりましょう!

4.自分でリバウンドシューティング 色々な距離からシュートを打つ練習方法を紹介しました。シュートを打って、外れたらそのボールを自分でとりに行き、とった場所からすぐにシュートを打ちます。それをくり返し、入ったボールがゴール下に落ちたらまた遠くへボールを放り投げ、同じように練習します。動きながらボールをキャッチして素早くシュートを打つという試合でも使える練習になります。そして色々な場所、距離からシュートを練習できるので距離感をつかむのに有効です。

5.4本連続シューティング 最後に、4本連続シュートを決める練習を行いました。ある程度シュートが上手になってきたら、その技術を高めるために何本連続で決めることが出来るかにチャレンジしていきましょう!今回は4箇所クリアでおわりましたが、4本目で失敗というのが何回かありましたね。そういった最後の大事なシュートというプレッシャーの中で決められることが大事です。

連続で決めるということは、技術が安定しているということです。キララはだいぶシュートフォームがよくなってきたので、これからはいよいよそのフォームの安定を目指していきましょう!その中で、また細かい点を修正していけたらと思います。

 指導の感想と次回へ向けてのコメント
 キララのシュートのポイントは、
@ボールの真下を右手が支えること。ボールをななめから持たない
A肘をひらかない
Bジャンプがまっすぐではない。とんだ場所と着地の場所が横方向にずれている
C打った後の姿勢がフラフラしてしまう
の4つでした。この4つは全て改善できるように、意識して毎日の練習に取り組んでください。だいぶシュートもよくなってきましたし、色々なプレーも上手になってきています。もっともっと上手になれますから、どんどんチャレンジして、バスケを楽しんでいきましょうね!
2007年も宜しくお願いします!

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