依頼者・チーム名 日時情報 参加者情報 指導者情報
第4回目指導
2月6日 日曜日
PM19:20〜PM20:50
小学6年生女子 1名

合計        1名
池田 真佑

指導のねらい
@膝を曲げて、バランスを保てるようにしよう。
A片手のシュートを練習しよう!
Bボールをまっすぐ飛ばし、シュートに必要な筋力をつけよう!
Cクイックネスをつけよう!

 Practice Menu Key Point !
1.スタンスドリル
 膝を曲げてバランスを保つための練習です。基本姿勢のポイントは、肩・膝・つま先が一直線になるようにすることです。
 横の力にはバランスを保てていましたが、前と後ろからの力には少し対応が難しかったですね。どこからの力にも強くなることが大事です。
 また、膝が前に出てしまう癖があります。これは、後ろに体重がかかったまま基本姿勢をとってしまうからだと思います。けがもしてしまうので、いつもお腹のあたりに物があるような感じで練習すると良いと思います。後ろに沿ってしまわないように気をつけましょう。

2.片手ラインパス。
 ボールをまっすぐ飛ばすことがポイントです。基本姿勢・手首の返し・ボールをスローするときにボールから手が抜けてしまわないようにすることを意識して練習しました。
 ときどき、肘をはってしまうことがあります。シュートが曲る原因ができてしまいますね。肘をまっすぐ伸ばすように意識して練習すると良い思います。
 また、右の肩を出してしまわないように気をつけましょう。

3.スロートレーニング


 シュ−トを(1)セット (2)リフト (3)スローの3ッつの部分に分け、練習しました。また寝た状態でスローの練習も紹介しました。
 リフトでは、肘をまっすぐ伸ばしていくことに気をつけながら、セットから肘が伸びきるまでを連続で行いました。少し、肘が開いてしまうときもあるので、まっすぐそのままリフトしてくるように意識してみて下さい。
 スローでは、肘が伸びた状態からボールを下から支え、シッカリとボールに触りながらスローする練習をしました。そのとき、ボールを「ベロン」とスローするように意識しました。手首がまだ少し硬く、ボールを下からまっすぐ支えるのが難しいようなので、ストレッチを続けながら下からボールを支えられるよにがんばっていきましょう。また、肘が中に入り過ぎないように気をつけて下さい。

4.筋力トレーニング
   ・肘を閉じての腕立て伏せ
   ・腕立てジャンプ
   ・腕上げ  20秒×2
   
 シュートに必要な筋力のトレーニングを紹介しました。 これは、ボールを飛ばし、ますっぐスローするのに必要です。
 少し大変な内容でしたが良くがんばっていました。続けてトレーニングをしていけると良いですね。

5.台形シューティング
 これは、様々な距離でシュートする練習です。ひとつの場所だけではなく、たくさんの距離・場所から打ち、感覚を養うことで良いシュータになっていきます。また、近い距離でのシューティングなのでフォームの確認もできる練習です。
 シュートのスローに関してのポイントは、(1)ボールをまっすぐ飛ばすこと (2)体のバランスを保つこと (3)ボールを高くあげること です。ボールを高く上げることについて、スローのとき手を前に伸ばしてしまうとボールが下がってしまいます。上にスローできるように意識してみましょう。また、手をしっかり広げてボールを触り、そのままスローすることも大事です。 
 

6.リバウンドドリル
 ボールを自分の最高点で取るための感覚をつけるための練習です。手を上に伸ばした状態から、ボールを引きつけて素早く取り、相手にはじかれないようにキャッチすることを意識して練習しました。

7.ゴール下のスピンドリル  シュートの正確さを上げるために、片手のシュートの技術が必要になってきます。(2本の腕で調節するよりも、片方の腕で調節するほうが簡単)
 4ッつの種類があり、ゴールの右側から(1)右手で前にひねるスピン (2)左手で逆にひねるスピン・ゴールの左側から(3)左手で前にひねるスピン (4)右手で逆にひねるスピンの4ッつを練習しました。
 リングの根元を狙うのではなく、ボードにある四角の少し上を狙うように意識して練習しました。この技術は、レイアップシュートにも使えるの練習してみて下さい。

8.フックショット
  ・フックショットポジション
  ・右手のフックショット
 片手でシュートするほうが良い理由は、前の7の練習で言った通りです。
 この技術は、相手がブロックに来たときにそれをかわしてシュートを打つのに必要です。シュートする手の反対側の手で、相手の手をブロックするように意識して練習しました。
 バランスを崩さないことと、スローした後ゴールに体を向けることに注意しましょう。

9.クイックネスドリル
  ・高速サイドキック
  ・ハーキー  20秒×3
  ・リアクションレイアップシュート
 これは、クイックネスをつけるための練習です。足を速く動かすことでボールに対する1歩目とボールをひろうまでを速くすること目的にしてます。
 リアクションレイアップでは、ボールを見つけてからの1歩目を速くすることとボールを拾うために状態を低くして練習することを意識して練習しました。まだボールを拾うときに腰が高くなってしまうので、もっと低い姿勢で取りにいけたら速く拾えると思います。また、1歩目を大きく出すことが大事です。がんばりましょう。

 指導の感想と次回へ向けてのコメント
 中学生になるとボールがひとまわり大きくなり、リングも高いリングになります。変化が大きいので初めは戸惑うことも多いと思います。まずは、慣れることが大事で、焦らず、ミニバスで経験したことを生かしながらがんばっていきましょう。
 ワンハンドシュートでは、これからリングが高くなることも考えると、もう少し筋力のアップが必要だと思います。腕の力で打つというわけでわありませんが、スローを支える力、スナップが大事です。今回やった筋力トレーニングと腹筋・背筋も合わせてトレーニングしていくと良いと思います。また、今はフォームを固めていく時期なので、無理をしてボールをとどかせるのではなく、フォームに注意して練習していきましょう。
 現在のバスケットボール界では、JBL《日本のトップリーグ》の女子の選手はゴール下では片手でシュートを打っています。より高いレベルでプレーするようにフックシュートなどを練習してみましょう。まずは、利き手のである右手から練習していきましょう。右手ができるようになったら次は左手というように練習していくと良いと思います。
 クイックネスについて、大事なのはボールが目の前に転がってきたとき「アッ!ボールがきた」と一瞬見てしまうか「取りに行かないと」とすぐに動き出せるか、または相手がドリブルで切り返したときに、自分もすぐに切り返して対応できるかです。どちらにしても、1歩目が速く・強く出せるかにかかってきます。考える前に反応するという感じですね。クイックネスはバスケットのたくさんの動きに関わってくるので、クイックネスを強くすることが理想です。
 今回の練習は、腕を良く使ったので腕から手首にかけて疲れたと思います。シュートは普段使わない筋肉も多く使うみたいですね。だから、トレーニングをする必要があるんです。がんばっていきましょう。

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