プラクティスレポート2004


依頼者・チーム名 日時情報 参加者情報 指導者情報
C'z 第2回目指導
12月25日 土曜日
PM6:45〜PM8:45
中学1年生女子 1名
小学6年生女子 1名
計 2名
メイン指導員
鈴木 良和

指導のねらい
 今回はフットワークドリルのポイントの確認と、パス、ドリブルの基本の確認を行いました。メインはアウトサイドの1on1の土台作りと1on1ディフェンスのスキルアップです。

 練習メニュー メニューのポイント
1.フットワーク
 ・ヒップローテーション
 ・キャリオカ
 ・スキップ
 ・3歩ダッシュ
 ・ツイスト
 ・ワンステップジャンプ
 ・スライド

・ヒップローテーションは股関節のストレッチです。股関節がかたいとプレーがぎこちなくなったり、怪我につながります。

・キャリオカはからだのひねりを使えるようにすることと、足さばきを器用にするためのフットワークです。

・スキップ・・・ジャンプの足と着地の足が同じ足で行うフットワークです。ひざを引き上げることでレイアップのときの空中の姿勢を練習できます。

・3ダッシュ・・・走り始めるときに一歩目が前に進み、すばやく走り始められるようになるための練習です。足を引いて走り始めてはいけません。

・ツイストは股関節を前後に広げながら、からだをひねります。

・ワンステップジャンプは脚力アップとステップの力強さを伸ばすために取り入れています。1on1の土台作りです。。

・スライドのときは、前足からすすむ、足を閉じすぎない、つま先は正面を向くの3つがポイントです。

これらのようにそれぞれにポイントがありますから、フットワークはポイントをしっかりと理解して練習することがポイントです。

2.パスと反応のドリル
 ・対面パス
 ・リアクションパスドリル
 ・手の反応のドリル
 ・インサイドの反応ドリル
 ・反応と判断のドリル
 ・オリエンテーションドリル

パスは強く、正確に出せることが重要です。正確にパスを出すためには正確な判断と技術が必要になります。キャッチミスをしないためには構えの準備とボールに対する反応の速さが必要です。
オリエンテーションドリルはボールを投げ上げている間にパスをキャッチしてパスを返すというトレーニングでしたが、上と前を同時に空間認知できる能力は試合中にも必要な能力です。

3.ドリブルドリル
 ・高低のドリブル
 ・リトリートドリブル
 ・オールコート1on1

高低のドリブルを練習してもらいました。これがボール2個でうまくできるようになってくださいね。
リトリートは試合中に非常に重要になりますから今からしっかりと練習しましょう。かばい手をあげる、視野をあげるのを意識し、下がった後の抜き方はディフェンスによって変えられるようにしましょう。

4.シェービング

1on1の土台作りです。ストップの足が右でも左でもフロントターン、バックターンが行えるようにする練習です。
詳しくは練習メニュー帳にまとめてありますので目を通してください。

5.ドライブのフットワーク

ドライブのフットワークでドライブインのときのからだの使い方を確認しました。
・ボールを振って肩がディフェンスの腰を抜くように
・軸足の膝を曲げ、軸足が離れにくくしながら地面を強くけれるように
・ドリブルは前方に突き出す

6.ディフェンスの1歩目

ディフェンス側の1on1の練習です。
オフェンスの一歩目に対してディフェンスがどう反応すればよいかを練習しました。常に前足から反応し、抜き足を自分の両足でおさえるようにします。抜かせたくないほうのOFの肩に自分の鼻をあわせましょう。
自分の両足を結んだ線が台形の中を指さないようにするのが重要です。

7.ドライブ&ターン

オフェンス側の1on1の練習です。
ドライブインをしていくときにディフェンスの反応がよければコースを止められてしまいます。そのときにはターンをしてディフェンスの逆を突きましょう。ディフェンスを肩で抜いていくという基本をしっかり守っていれば、肩を止められたときに逆をターンで攻めるのは簡単になります。スピードのあるプレーの中でできるようになるのが目標です。

8.テイクザチャージ

ディフェンス側の対応策です。
コースを止めると上手な選手はターンで攻めてきますから、ターンに対して先読みをし、足を引かずにお腹で相手のターンを止める練習をしました。このときに正面で相手のターンを受ければオフェンスファールをもらうこともできます。オフェンスファールをもらうプレーはチームに非常に大きなプレーです。

9.シューティング

最後にシューティングを行いました。
アヤはロングシュートのときにひざを曲げすぎているのが落ちる下人です。もっとキャッチからのリズムを大事にして、膝を伸ばす力をうまくボールに伝えてください。
ミーはワンハンドが上手になっていて驚きました。フリースローも良く入っていました。ロングシュートを打つためには毎日指たてふせとお風呂につかりながらの手首のスナップトレーニングをやっておいてくださいね。

 指導の感想と次回へ向けてのコメント
 二人とも飲み込みが早いのでたくさんメニューを消化できました。その分忘れやすくなりがちなので、ポイントをしっかりと覚えておいて、普段の練習でも意識し続けてくださいね。
アヤは高いレベルでプレーできる素質を持っていると思います。今のうちに基本をしっかりと練習しておきましょう。毎日の積み重ねが大事なので、ハビットトレーニングの紙をひっぱりだして、自分で課題を設定し、毎日毎日くり返しシュート、ハンドリング、ドリブルの練習をしてください。
ミーはチームのキャプテンとして最後の大会で悔いの残らないようにがんばってください。シュートはだいぶ上手になりました。試合でも自信を持って打ってください。自信を持つためにはたくさん数を打ち込むしかありません。今回練習したワンドリブルのシュートやキャッチからのすばやいシュートなど、実践的なシューティングをくり返しやっていきましょう。
次回は色々なシュートのスキルアップなど、得点力アップを中心に行う予定です。ディフェンスも引き続きやっていきま
しょう!

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