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第184回目指導
12月12日 土曜日
PM15:35〜PM18:35
中学2年生女子 3名

合計      3名
岩井 貞憲

指導のねらい
1)ドリブル1on1
2)ファーストブレイク・ドリブルテクニック
3)チェンジオブペース
バスケットボールの家庭教師

 Practice Menu Key Point !
1.ウォーミングアップ
 ・コーディネーションレイアップ
 ・ストップドリル
■コーディネーションレイアップ
3人全員がレベル10クリアを目指しましょう!目指さずして無理なことはありません。

■ストップドリル
ストップのチェックドリルを行いました。3人に共通することは、ストップ直後のバランスが崩れやすいことでした。ストップの直後は次のプレーが一番つながりやすい部分になります。いいバランスで止まり、シュートパス

2.ラインドリブル
 ・フロントチェンジ
 ・ロールターン
 ・レッグスルー
 ・バックビハインド
最初に基本的なドリブルチェンジの練習を行いました。
ドリブル全てに共通するポイントは以下の3つです!意識して行えるようにしましょう!

@Face up
A強くつく
B姿勢


特に姿勢の部分では、ドリブルチェンジ中の姿勢、ドリブルチェンジ後の姿勢を意識するようにしてください。
特にチェンジ後の姿勢が膝が伸び、腰がまがっていない姿勢になるとスピードがだせません。姿勢を低くし、チェンジ後はスピードアップしましょう!

3.チェンジオブペース
 ・スキップモーション
 ・ヘジテーション
 ・リトリートドリブル
 ボール運び(バックコートからフロントコートへ)の時に有効なテクニックを紹介しました。ボール運びの際は、横へのチェンジを少なくし前へと進んでいきましょう。ドリブル中のモーションが少なく、簡単にアクションが起こせるチェンジオブペースが有効です。

■スキップモーション
 ドリブル中にスキップを行い、足が着地した瞬間にスピードを加速します。この時のスキップは緩急をつけるために、ゆっくり行うと効果的です。
 このスキップに対してディフェンスが反応しなかったそのままスピードを加速させましょう。反応してきた場合はクロスオーバーを行いましょう。この時のクロスオーバーは幅の小さいチェンジが有効です。この時スピードを加速するか、クロスオーバーするかの状況判断はスキップ中にディフェンスを見て、プレーを判断するようにしましょう。

■ヘジテーション
 スピードドリブル中に止まる動きをいれるテクニックです。止まる動きを入れディフェンスの動きが止まった瞬間に、オフェンスはスピードを加速します。ディフェンスが振り切れなくても、こういったスピードの変化をドリブル中に入れていくとディフェンスは対応しづらくなります。
スピードの変化の幅を0から100まで使いこなせるようにしましょう!

■リトリートドリブル

 ボール運びの際、ディフェンスとの距離が近くなったり、前にいくスペースがなくなった場合は後ろに下がるプレーを選択しましょう。
 この時のポイントは1回のドリブルで後ろに大きくさがりましょう。数回ドリブルをつきながら後ろに下がると、リズムが一緒になりやすいためディフェンスもタイミングを合わせやすくなってしまいます。
 下がった後はディフェンスの対応の仕方によって、素早くストレート、クロスオーバー、ターンを選べるようにしましょう。

4.ファーストブレイク・ドリブルテクニック
 ・インサイドアウト
 ・スピードクロスオーバー
 ・フットファイヤー

 鈴木コーチ、拓矢コーチと練習したドリブルテクニックです。復習もかねて、ポイントを思いだしながら練習を行っていきました。

■インサイドアウト&スピードクロスオーバー
 どちらもスピードドリブルから素早くチェンジできるように練習していきましょう!どちらのドリブルチェンジもボールが内側に入ります。内側にボールが入りドリブルをした後に、ディフェンスが反応しなかったらスピードクロスーバー、ディフェンスが反応すればインサイドアウトを行いましょう。
スピードドリブルの中でもディフェンスを見て状況判断をしていきましょう。

■フットファイヤー
 ドリブル中にハーキーを踏むドリブルテクニックです。ハーキーを踏んでいる間にディフェンスを見て、ドライブかシュートを選択するよにします。ドリブルが止まった状態でアクションが起こせるので、ドライブかシュートの判断が迷った場合はこういったテクニックがおススメです。

5.ドリブル1on1
 ・ボディフェイク
 ・クロスオーバー
 ドリブル1on1のテクニックを練習しました今回のボディフェイクは、レッグスルードライブやチョビーステップとともに有効なドリブルからの抜き技です!ぜひマスターしてみてください。

■ボディフェイク
 ドリブル中にボディ、ステップでフェイクをし逆をつくテクニックです。この時、ボールが手の中にあるようにしましょう。ディフェンスがフェイクを読んで反応した場合は、クロスオーバーを行いましょう。フェイク中でもボールが手の中にあればディフェンスを見る時間をつくることができます。
 ドリブル中でも上半身と下半身の動きを切り離し、上手にステップやボディフェイクを使えるようにしていきましょう!

6.ロールターンドライブ
 
ドライブ中にコースを止められた場合のロールターンドライブの練習を行っていきました。

■ロールターン(アールザパール)
 ドライブ中にディフェンスにコースに入られた場合、ターンを選択します。この時、エルボー側のドライブを行ったときターンを選択するようにしましょう。ベースライン側のドライブ&ターンはスペースが狭く、ディフェンスに囲まれやすいからです。ベースライン側はコースに入られたら、ストップか下がるプレーを選択しましょう。
 
 ターンの時のポイントは、回る足が軸足の近くを通るようにし、ターン後の着地時にこの足がリングを向いてるようにしましょう。またボールは自分の体の近くを通るようにします。ターンの動作時間を短くし、素早く行えるようにしましょう!

■ハーフターン
 ターンに対してディフェンスが反応してきているのを判断したら、周り切らずターンを途中で止めます。そこからディフェンスの対応によってテクニックを使い分けます。

フロントターン
ハーフターン後、ディフェンスが反応した場合はそのままターンしてしまうとコースに入られるため、フロントターンを選択します。この時ターンが遅いとディフェンスが対応しやすくなってしまいます。回る足を軸足に近づけながらドライブをするようにします。バランスが崩れやすいので姿勢を意識して行っていきましょう!

チェンジングロール
ハーフターン後、ディフェンスが反応しない場合はチェンジングロールを選択し、ドライブを行うようにしましょう。この時ハーフターン後は止まる時間ができるので、ターンに移行する時は素早く回るようにしましょう。ターンでも緩急をつけることができるとディフェンスの対応も難しくなります。
 難しいテクニックですが、一つ一つのプレーを分解すると難しくはありません。部分のテクニックから全体へと練習していってください。

 指導の感想と次回へ向けてのコメント
お疲れ様でした!コーチとの練習はドリブルを中心に行っていきました。今回は場面に応じてのドリブルテクニックを紹介していきました。皆さん今までに様々なドリブルテクニックを教わってきたと思います。技術を知り、練習して身につけ、どの場面で使うのかが大事になってきます。場面に応じて技術を発揮できるようにしていきましょう!
またこちらがアクションを起こしたのに対してディフェンスが反応したら逆をうまくついていきます。技術を発揮しながらもディフェンスを見て判断をしていきましょう。

試合中は練習でやったことしか発揮できません。レイアップを落としたり、自分がミスしたボールを追わなかったり、ディフェンスを最後まで頑張らないなど、こういったことが習慣になってしまえば、それが試合でのパフォーマンスになります。
全力でやった結果ミスしたのか、全力を出し切れずミスをしたのか、またミスしたあとも全力でプレーできているか、こういったことが次のプレー、次の練習、次の試合に大きく関わってくることです。

これからも頑張っていきましょうね!!

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