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第143回目指導
10月13日 木曜日
PM13:20〜PM16:50
中学1年生女子 2名

合計        2名
岩井 貞憲

指導のねらい
1)1on1における能力アップ バスケットボールの家庭教師

 Practice Menu Key Point !
1.レイアップドリル
様々な角度からレイアップの練習を行いました。

1)45°からのレイアップ
・ノーマルレイアップ
・レイバック
・リーチレイバック

2)0°からのレイアップ
・スウィッシュレイアップ

3)90°からのレイアップ
・フックレイアップ

 どんな角度からも、どんな入れ方でもシュートが決められるようになりましょう。ドライブからのシュートのバリエーションがあると得点能力は確実にアップします。どんな状況でもレイアップは確実に決められる選手になりましょう!

2.シェービングからの1on1
 1)インサイドフット
  ・ストレート
  ・クロスオーバー
  ・リバースターン

 2)アウトサイドフット
  ・ストレート
  ・クロスオーバー
  ・フロントターン
 ボールをもらった時のステップ練習を行いました。ディフェンスの状況を見てステップ、ターンを選択していきます。2人ともステップ、ターンをうまく使うことができていました。基本的な動きではありますが、1on1において重要なスキルになっていきます。

 アウトサイドフットを踏んでステップをクロスからストレートにする際、ボールを移動させるスキルとしてスワイプという技術があります。
 ボールをディフェンスの前で移動するときは、
素早く膝下を通すようにします。そこからドライブにいけるように常に姿勢を低くすることを心がけましょう!

 色々なステップやターン、シュートを組み合わせてぜひ日々の練習でも行ってみてください!

3.ボールプッシュからの1on1 1.ボールプッシュ
1)ストレート

2)クロスオーバー

3)ドライブステップ〜シュート

 ステップを踏んだあと足を引きながらシュートを打つ練習を行いました。重心が前に行った状態からシュートを打つというのは難しいですが、とても大事なスキルになっていきます。

 
ここではボディバランス(体幹)が大事なポイントになっていきます。これはスタビライゼーションで鍛えることができます。このトレーニングは場所を問わずできるので、レベルアップのためにもぜひ行ってください!

4)ドライブステップ〜ポンプフェイク〜ドライブ
 ステップを踏んだあと、デイフェンスがシュートに反応してきたらポンプフェイクを使い再びドライブをねらいましょう。

 ポンプフェイクのポイントは
下半身(膝)を伸ばしきらないことです。姿勢が高くなってしまうと次のプレーに行くのが遅れてしまいます。次のプレーが早く行えるように姿勢を意識しながらプレーしましょう。

4.ドライブ&ロールからの1on1 1.ドライブ&ロール
1)フックレイアップ
 ディフェンスと押し合いながらしっかりシュートを決められるようにしましょう。ボールを振りながらステップを行うと、ディフェンスに取られてしまう可能性があります
ボールはディフェンスから遠いところにキープするようにしましょう。

2)ターンシュート
 ステップ中にディフェンスがコースに入ってきたら、ターンからシュートを狙います。ターンをしたあと足のラインがリングと一直線になるようにします。これを
縦足いいます。シュートを打つ時はシューティングラインをしっかり作ることを意識しましょう。

3)アップ&アンダー
 ターンシュートに対してデイフェンスがブロックに飛んできたら、ゴールに向かってステップを大きく踏みシュートを狙います。このときディフェンスがどこにいるかを見てステップを踏むようにします。

・ディフェンスがボール側にいれば
クロスオーバーステップ
ディフェンスがお尻側にいればストレートステップ
・ディフェンスが間合いをつめて、どちらにもステップを踏めないのであれば
リバースターン
を選択するようにします。

4)ロールジャンプ
 
ドリブル中にコースに入られたら、ロールジャンプを選択するようにします。リングに近い足でジャンプし、ロールターンをしながらステップを踏みます。ロール中にボールを持ってしまうとトラベリングになってしまうので気をつけて下さい。

 このときリングに向かうドライブをしなければ、ドライブもターンもすることはできません。まずはゴールに向かって力強くドライブを行いましょう!

5)キキムーブ
 どちらにもステップ、ターンができないと判断した場合は、後ろへのプレーを選択しましょう。このときディフェンスをプッシュしてからステップバックするようにします。後ろに下がりながらシュートを打つので、ボールを
引っ掛ける力を強くして調整していきましょう。

5.ジャブステップからの1on1  ジャブステップのポイントは、ステップを踏みディフェンスが反応し終わった瞬間にドライブを行います。この時のステップはディフェンスの足を横に出すようにしましょう。ステップ〜ドライブに切り替わる時、緩急をうまく使えるといいですね。そのために姿勢は常に低くしておきましょう。

 自分のリズムではなく、相手の反応を見てドライブを行いましょう。1on1において非常に有効なステップです。ぜひマスターして下さい!

6.ドリブルからの1on1 今回は速い展開の中でドリブルチェンジを行う練習をしました。

・フロントチェンジ

・ダブルチェンジ

・インサイドアウト

・フロントチェンジ〜ロールターン

・レッグスルードライブ


 難しい技術もありますが、2人とも上手に行う事が出来ていました。こういったドリブルからの抜き技は自分の武器になるように頑張って練習しましょう!

 どのドリブルチェンジにも共通することは、チェンジした後の
姿勢は低く、常にFace Upしましょうこういったことを意識して取り組んでみてください!

7.1on2
 ●ステップ
  ・ジグザグステップ
  ・ギャロップステップ
 1人目をかわしたあとの2人目のヘルプディフェンスをかわすステップの練習を行いました。ステップは大きく素早く出し、ディフェンスの間をわるようにしましょう。

 ディフェンスがどちら側にいるかによってシュートの打つ手を変えていきます。試合をイメージしながら行えるといいですね!

8.シュート指導
 ●連続ジャンプシュート
  ・スナップ
  ・リフティング
  ・キャッチ
 今回はシュートフォームをチェックしながら練習を行いました。段階を追うごとによって自分のフォームのどこが悪いかをチェックしましょう。

 2人とも自分のフォームに注意を向けてシュートを打つことができています。当り前のレベルを高くするために、こういった基本練習は
スウィッシュで決められるようになりましょう。

9.シュート1on1 1.シュートスキル
1)1・2・3のタイミング
1
のタイミングは、ボールキャッチの時にジャンプストップでもらいシュートを打ちます。キャッチした瞬間にリングに利き足を向けシューティングラインをつくるようにします。

2のタイミングは、ボールキャッチの時にスライドストップでもらいシュートを打ちます。1のタイミング同様、シューティングラインをつくることを意識してください。

3のタイミング
は、キャッチし、トリプルスレットの状態で静止してからシュートを打ちます。タイミングをうまくずらしましょう!この時トリプスレットで静止したあと、ボールを1回下げてからシュートを打つとディフェンスにブロックされてしまいます。止まったところからボールを動かさず、素早くシュートを打ちましょう。

2)オフドリブルシュート
 ドリブルから1、2とステップステップを踏んでからシュートを行います。「ダダン」というリズムで行い、ディフェンスとのタイミングをずらせるといいですね。ドリブルからシュートまでを素早く行えるように練習を続けていきましょう!

 指導の感想と次回へ向けてのコメント
 お疲れ様です!コーチとの初めての指導はどうでしたか?

 今回は様々な状況から1on1の練習を行いました。。自分が得意なプレー、苦手なプレーがあったかと思います。得意なプレーはさらにレベルアップできるように練習に取り組んでください。苦手なプレー、もしくは出来ないプレーというのはそのスキルの練習に取り組もうとしない限り、身についてはいきません。練習をしすぎるということはありません。色々なプレーにチャレンジしていってください。もちろん体を休めることは大事ですからね。2人とも体が固いのでストレッチは十分に行ってください!

 2人のバスケット人生はまだまだこれからです。その中で色々なことがあるかと思います。ただバスケットボールを通して楽しい時間をすごしてほしいと願っています。2人の活躍を応援しています!!

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