1.ウォーミングアップ
ムカデ歩き
10本シュート |
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練習のあとということで、アップは少なめにおこないました。
「お尻が痛い!」といっていたムカデ歩き、意外とつかれますよね。お尻を浮かせて歩いたり、逆向きに進んだりといろいろな方法があるので、どうやるのが一番早いか試してみてください。
今日からチップとミッキーは6号ボール&高いリングにチェンジでしたね!早く慣れるためにもアップからシュートを打ちました。6号ボールは重いしでかいですが、シュートの基本は変わりません。たくさんシュートを打って、ミニのときのようにバシバシ決められるようになることを期待してます。 |
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2.レッグスルー10 |
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先週に引き続きレッグスルー10!
ボールが大きくなった二人は少しやりずらそうでしたが、すぐに感覚をつかめていたと思います。
◆記録◆
チップ:レベル7の裏
ミッキー:レベル2
スティッチ:レベル1の裏
15分間集中を切らさずにできていました。
チップ・スティッチは一つ記録が伸びましたね!
ミッキーはほんのあと一息でレベルアップでした。おしい!でもレベル2に到達するのが先週より早かったし、ぎこちなさがぬけてかっこよくできていましたよ!ここが踏ん張りどきです!諦めずにつづけてレベルアップを目指しましょう。
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3.ピートドリル
(パスキャッチからドライブイン) |
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ピートドリルとは、ボールのもらい方やパスキャッチからのドライブを練習する基本のドリルです。アメリカの指導者、ピート・ニュエルさんがよく行っていたドリルなのでピートドリルと呼ばれるようになりました。
まずは45度の位置でボールをもらった時の足の使い方を練習しました。どのステップでもまずはシュートを狙うことが基本です。カットインに意識が集中してしまって、下を向いてしまっては駄目です。隙あらば打つ!の気持ちは常に持ちましょう。
インサイドフットが軸
・外側を抜く
ボールをブンっとふって勢いをつけることがポイントです。その時ボールは膝の下を通るようにしましょう!そして外側に大きくふくらまないこと。ふくらんでしまうとせっかく抜けてもディフェンスに追いつかれてしまいます。直線でゴールまでいけるといいですね。
・内側を抜く
ボールに向かってミートしてもらう、軸足に体重をのせて少し内側に体を倒す、もらうときはフワーっとゆっくり動き、抜くときは一気にスピードをつける、この3つがポイントです。ポイントを押さえればとても使える技ですが、ディフェンスを見ずに使ってしまうと、コースに入られたときにオフェンスファールになってしまいがちです。「フワー」のときに相手の様子をしっかり見れるようにしましょうね。
・バックターン
相手のディナイディフェンスがきつく、ギリギリでもらえたときに有効です。こちらも大きく膨らまないこと。バックターンした1歩目の足がしっかりとリングに向かっているようにしましょう。
アウトサイドフッドが軸
・ストレート
アウトサイドフットが軸の場合、軸足がディフェンスから遠い位置になるので、ディフェンスとの距離を少しつくることができます。その時重要になるのは、自分のフリーフットとディフェンスのスタンスとの関係です。フリーフットがディフェンスのスタンスより外に出ていたら、そのときはすべて抜けると思ってそのままゴールにむかいましょう。
・逆をつく
フリーフットをフェイントにつかってステップを踏んでせめる動きです。軸足がういてしまいやすいプレーなので、トラベリングに気をつけてせめましょう。
・間を外す
フリーフットを一歩だし、一瞬ピタッと止まってからまた勢いよくせめるプレーです。一瞬止まることにより相手も止まります。その相手の止まった瞬間を見逃さずに一気に抜いていきましょう。このタイミングの感覚をつかむのは難しいので、たくさん挑戦してみてくださいね。
1on1
実戦練習です。練習したステップを基本に1on1をしましたね。練習したステップはあくまで基本の形です。これらを組み合わせたり応用したりしてプレーの幅を広げられるようにすると、1on1が強くなるはず!!
チップはインサイドフッドが軸のプレーがとても上手でしたね。スピードの緩急があってよかったです。ただディフェンスにコースに入られて詰まってしまうときもありましたね。ディフェンスの動きをみて、自分のプレーを変えられると更なるレベルアップが期待できると思います。
ミッキーはアウトサイドフッドが軸のプレーをうまく使えていました!センタープレーでもピートドリルのステップは十分に使えます。ぜひ試してみてください。注意してほしいことは、ボールがおなかの前を通って移動してしまうことが多いので、膝の下を通して移動できるようにしましょう。
スティッチはゴールに一直線の鋭いドライブができていました。スピードもあってgood!ボールをもらった時に迷ってしまうことが多かったので、少しずつ考える時間を短くできるといいですね。失敗してもまったくかまわないので、どんどん挑戦してみましょう! |
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4.ピートドリル
(ボールのもらいかた) |
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次はボールのもらい方です。
強いディフェンスがきても、外に追い出されることなくしっかりとスリーポイント付近でボールをもらえるようにしましょう!
ディフェンスを抑える
まずはディフェンスをおさえてボールをもらう練習をしました。
プレッシャーがきついときは、そのディフェンスから逃げるのではなく逆に近づいて体重をかけて抑えてしまいましょう。そしてパッサーの手からボールが離れた瞬間に飛びつきましょう。体重をかけてもディフェンスが頑張って前をとろうとしたら、そのまま体重をかけている部分を軸にクルっとまわって逆をつきましょう。
Vカット
今度は45度でもらう練習です。
ディフェンスを抑えることをしっかりしないと簡単についてきてしまいますよ。そしてボールがほしい方向に手を大きく出しましょう。基本は上のディフェンスを抑える練習と同じです!
カールカット
Cの字にえぐってそのままシュートにいくプレーです。これもディフェンスから離れずにすれすれを通ってシュートまでいきましょう。
バックカット
裏をつくプレーです。これが一度でも成功すると、ディフェンスは裏も警戒するので、ボールをもらいやすくなります。成功しなくても、裏も狙っているんだぞという姿勢をディフェンスに示すだけでも効き目はあるので、ぜひねらってみてください。 |
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5.体の動きづくり |
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1on1の途中で流血ハプニングがありましたね(^^;)ごめんなさい!ばんそうこうをもらってきてくれてありがとう☆
練習も途切れてしまったので気分転換におもしろい体動かしのドリルを行いました。
お尻ジャンプ
→あぐらですわってそのままジャンプ!
おなかジャンプ
→うつぶせの姿勢で足首を手でつかみます。そのままジャンプ!
ボール回し筋トレ
→腕立ての姿勢から、片手でボールを持ち、そのままボールを床につけないように体の周りを一周させます。
ボールシーソー
→うつぶせの状態から首の上にボールをのせます。そこから手を使わずにうまくバランスをとって足のほうまで転がしましょう。足のほうまで転がせたら今度は逆に頭のほうまで転がしましょう。
みなさん楽しくできましたね!一つでも多くできるように頑張ってみてください。
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6.1on1 |
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気を取り直して練習したピートドリルを使っての1オン1!
みなさんまだボールをもらう前にディフェンスを抑えるということができていませんでした。強いチームは45度でボールをもらわせないようにきついディナイをしてきます。そのようなディフェンスに対応できるようにしっかりとおさえるということを覚えてください! |
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7.ハンドリングチャレンジ |
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私がよく行うハンドリングチャレンジ表を使ってのハンドリング計測を行いました。
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チップ |
ミッキー |
スティッチ |
ボディーサークル |
27 |
27 |
29 |
フィギュアエイト |
39 |
36 |
36 |
もちかえクロス |
45 |
27 |
33 |
持ちかえ前後 |
42 |
33 |
39 |
連続レッグスルー |
34 |
30 |
26 |
バランス |
31 |
23 |
25 |
レベル |
13 |
9 |
11 |
すべて20秒です。
レベルは何か1つでも足をひっぱていると上がらないようになっています。レベルを上げるために必要な種目を練習して苦手をなくせるように頑張りましょう! |
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8.リバウンド練習 |
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ハンドリング
まずはボールを素早くひきつける練習をしました。ボールに触れてから胸の前に持ってくるまでをできるだけすばやくできるようにしましょう。また、ボールの内側に手をあてて巻き込んでとる練習もしましたね!高い位置にあるボールを自在に操れると、ほんの指先にさわれるくらいの距離でもリバウンドをとることができます。
ボードあてリバウンド
この練習のポイントは『限界突破』でしたね(^^)vいつも取れる高さでリバウンドの練習をしても意味がありません。できて当たり前の練習をするよりも、当り前のレベルを上げるための練習をおこないましょう!これはすべての練習にいえることです。
取れるか取れないかギリギリのところに投げるのは難しいですが、それも練習です。リバウンドを制する者はゲームを制す!頑張りましょう。
タップ
たった4人でしたがタップに挑戦しました。少し無理があったかもしれませんね(^^;)でもみなさんボールを落とすまいと必死に走っていて素晴らしかったです!目指せ山王工業のタップ!タップをするときくらいの勢いでリバウンドに飛びこめるようにしましょう。
壁あてタップも、右手左手それぞれ高い位置で連続でできるようになるとさらにパワーアップできるはず!少し気になったのがボディーバランスです。特にこれから中学生になるチップとミッキーは、あたりの激しいバスケにも対応できるようにスタビライゼーショントレーニングなどして体幹をきたえることをお勧めします。
ボールを守れゲーム
台形→家
ボール→家宝(壺)
ディフェンス→家主
オフェンス→どろぼう
という設定でスクリーンアウトの練習をしました。
たった3秒ですが、結構大変でしたよね?シュートを打ってから床に落ちるまでの時間はだいたい3秒です。3秒スクリーンアウトで相手を止められればOKなので、最低でも3秒は強いスクリーンアウトをし続けられるようにしてください。
ディフェンスリバウンドからパスアウト
ディフェンスリバウンドをとったら、そこから自分たちのオフェンスが始まります。そのスタートは速ければ速いほうがいいですね。今回はコーチがディフェンスで判断の練習を行いました。
コーチがリバウンドをとったプレーヤーについたらパスをサイドに出してパスラン、パスアウトカットを狙っていたら自分でドリブルでしたね。ポイントはその判断を空中で行うこと。着地してからでは遅いし、囲まれてしまう可能性もあります。空中では首をひねって前を見れるようにしましょう。 |
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10.ゲーム |
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チップ&ミッキー vs スティッチ&コーチ
結構きつかったですね(苦笑)コーチも息が結構きれました。それでもチップ&ミッキーは高いリングにもしっかりと対応できていましたね。スティッチはボールをもらったらもっともっと積極的にシュートや1on1をねらっていいですよ!前回のときも言いましたが、バスケの基本はボールをもらったらまずシュートを狙うこと。まだまだシュートチャンスを見逃しているように思えます。ミッキーはピートドリルからの1on1を積極的に挑戦していて素晴らしかったです。
練習の最後のゲームでは、その日練習したことを存分に発揮できるようにどんどん挑戦してください! |