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第107回目指導
1月19日 土曜日
PM17:00〜PM20:00
中学2年生女子 1名
小学6年生女子 2名
小学2年生女子 1名
合計        4名
貝瀬 宏和

指導のねらい
1)トリプル・スレットの定着
2)空間のイメージを持てるようになる
バスケットボールの家庭教師

 Practice Menu Key Point !
1.ウォーミングアップ
 ・スタティックストレッチ
・チップとデールは練習後ということで、ミッキーのために取りました。
でも、寒くなってきたし、体のケアという意味でもストレッチは大事にしましょうね。

2.トリプル・スレットにつなげるために
@姿勢の確認
Aジャンプ・ストップ
Bジャンプ・ストップ
→ピヴォット
Cジャンプ・ストップ
→ピヴォット
→ドライブ
Dミックス
・今月の練習に、トリプル・スレットを扱ったものが多かったので、トリプル・スレットをつくるまで、そこから安定した動きができるように練習してみました。

3人とも、特にデールはストップした時点で体重が前に行き過ぎてしまい、上手く動きをコントロールできない場面が見られました。足の裏全体を上手く使って、安定した姿勢をすぐにつくれるように意識して普段の練習もやってみてください。

Dでの練習のポイントは、すばやく自分の体、言われた通りにコントロールすることでした。ディフェンスにあわせて柔軟な動きができるようになるためなので、ぜひ時間をみつけてまたやってみてください。

3.片足ミート
@片足ミート
→ショット
A片足ミート
→ドライブ
・ミート後のバランスをしっかりと取れるようにということで、ウィングで片足でミートしてから、バランスをたもったまま少しガマンしてから次の動作という練習をしてみました。

これは予想外にみんなバランスをたもつのが上手くてびっくりしました。ガマンしたあとのドライブやショットも自然にできていました。
ただもう少し、片足でミートしたあとにフェイス・アップできたらもっとよくなると思います。

4.両足ミート
@両足ミート
→ショット
A両足ミート
→ドライブ
・片足ミートに続き、両足ミートからのアタックを練習してみました。今回は、ミートから次の動作までを速く行うことを意識してやってもらいました。

その中で、一瞬かもしれないけれど、しっかりとトリプル・スレットを組めて、フェイス・アップができるとよりよいと思います。ディフェンスにとって、マーク・マンの視線が前を見ているというのはとてもいやなことなので、習慣にできるといいですね。

5.V-Cut→ジャンプ・ストップ
@フロント・ターン
Aリバース・ターン
Bステップ・バック
→ドライブ
・今度はV-cutからアタックの練習でした。

今回のポイントはV-cutからジャンプ・ストップをするときに、ボールの方向、つまりパッサーの方向にミートすることでした。これもイメージの練習だったので、練習の意味をとらえることが難しかったかもしれませんが、リングに対して横向きにボールをもらうことによって、その時のディフェンスと自分との距離、位置などでそれにあわせて自分のしたいプレーにつなげていくための練習でした。

特に、ふだんはあまり使わないかもしれませんが、リバース・ターンはディフェンスが距離をつめてきたときなんかには、上手くスペースを作れる動きだと思います。
なので、ぜひ練習でも活用してみてください。

6.ドリフト・ムーブ
@シングル
Aダブル
・今回の練習のテーマでもあった、空間をイメージするための練習でした。自分が今、コートのどこにいて、チーム・メイトはどこにいて。チーム・メイトが動いたということによって、コートの中のバランスはどう変わったのか。

少し頭の痛くなる練習だったかもしれませんが、チームとしてのプレーのレベルを上げるための導入だと思って、また思い出したりしながらイメージしてみてください。
要は、道ばたですれちがう人に道をゆずるようなものです。なんですが、チーム・メイトは道ですれちがう他人ではなく、チーム・メイトです。相手の求める道のゆずり方と、自分がしたい道のゆずり方。自分は道をゆずったつもりでも、相手にとっては道をふさがれてしまったということになるかもしれません。

なので、こんな練習の話のついでに、チーム・メイトとお互いのプレーについての話しあいをしてみるのもいいのではないでしょうか?

7.目隠しシュート ・前回のボクの練習でも声を出すことの大切さは話しましたよね?そうなんです、やっぱり声を出すことは大切なんです。
みんなは、こういういわゆる練習っぽくない練習のときにとてもいい声が出せていると思います。それを、ふだんの練習からできたらいいと思います。

チップとデールがしっかりと声かけをしたから、ミッキーはシュートを決められたんですから。チップもおしかったし、デールは3Pをうてたわけだし。

チーム・メイトとの声かけはふだんの練習からもと意識してやっていければ、きっといい方向につながると思うのでがんばってください。

8.いろんなハンドリング ・のこりの時間をつかって、いろいろなハンドリングをやってみました。ふだんはあまりやらないだろう動きをたくさん入れてみました。

ボールを逆手でパスしたり、頭の前や後ろを通してパスしたり。これは本当に気楽にやっていいので、練習のあとなんかにやってみてください。
きっとハンドリングがよくなると思います。

デールは左手のハンドリング克服にもつながると思うよ!

9.腹筋・腕立て伏せ ・最後に紹介程度にやってみました。

ここではもう・・・・ただただ、デールの女の子らしさにやられてしまいました。筋力は、無いよりはある方が絶対にいいプレーにつながると思います。

ムリをする必要はないから、少しずつ続けてがんばっていってみてください。

 指導の感想と次回へ向けてのコメント
今回の練習もお疲れさまでした!

今回は、次の日にチップの大きな試合、その次のWJBLの試合と、イベント目白押し直前の日でした。 その中で、もう少しみんなを盛り上げて練習を終われたらよかったなと帰りながら思いました。

ただそんな中で思ったことが、休むことの勇気がもしかしたらみんなには必要なのかなということです。 これからチップとミッキーは進学、デールは最上級生になるわけです。そんな中、大好きなバスケを少しでも長くやりたいという気持ちはわかるのですが・・・・。
一番大事なときに、どこかが痛かったり、気持ちがのっていかなかったら、よいパフォーマンスはきっとできないと思います。 なので、熱い気持ちに少しセーブをかける、練習前後にはウォーム・アップやダウンを丁寧にやる。そんな習慣を少しずつつけていって欲しいなと思いました。

それではまたコートで!

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