依頼者・チーム名 日時情報 参加者情報 指導者情報
第11回目指導
8月14日 木曜日
15時00分〜17時00分
小学6年生 1名
中学3年生 1名
合計     2名
岩井 貞憲

指導のねらい
@シュートフォームの確立
Aシュート力UP
バスケットボールの家庭教師

 Practice Menu Key Point !
1.マイカンドリル  いつも行なっているゴール下のシュートです。今回は目標設定をかえました。4本連続で1セット、これを10セットできたらクリアという課題でした。2人とも見事にクリアすることができていましたね。 
 2人の技術からするとゴール下のシュートは落としません。それでも外れるということは集中力に原因があります。こういった練習こそプライドを持って取り組みましょう!

2.片手シューティング 2Lの構え
 手首と肘で2つのLの形を作るようにします。このとき手首にはシワが出来るようにしましょう。こうすれば、手のひらに安定した状態でボールが乗ります。

シューティングライ
 2人とも右利きなので右側の足、膝、腰、肘、肩、手首を同じラインにおき、ゴール方向に一直線に向けるようにしましょう。このシューティングラインを確立できていれば、シュートはまっすぐ飛ぶようになります。


3.連続ジャンプシューティング
 段階的に動作を分解していくことにより、自分のシュートフォームを修正していきます。

■スナップ
 
シュートが入らない場合は、手首や指先のスナップに問題があります。シュートを打った後、ボールの中心にくる指がリングを指すようにしましょう。

■リフティング
 
シュートがぶれる場合は、ボールを持ち上げる動作に問題があるのかもしれません。ボールを持っている位置、持ち方、ボールの持ち上げ方が正しいか確認しましょう。

■キャッチ
 シュートがぶれる場合は、キャッチの仕方が問題なのかもしれません。ボールを持つときにはすぐにシュートモーションに入れるように、シュートの時の持ち方でパスをキャッチするようにしましょう。

4.スキーマシューティング
 シュートの距離感をつかむ練習です。ゴール下から始め、シュートが入ったら一歩後ろへ、外れたら1歩戻るというドリルです。ここでのポイントはリングから遠くても、近くてもフォームは変えないということです。変えるのは指先の感覚です。肘や膝などの動きを大きく変えてしまうとシュートの距離はズレやすくなってしまいます。

5.シュートドリル スウィッシュゲーム
 シュートを入れるだけでなく、シュートの入れ方で得点を競うゲームです。スウィッシュで入れば3点、リングに当たって入れば2点、ボードにあたって入れば1点とカウントされ、今回は11点集めた人が勝ちという設定で行ないました。

台形シューティング
 台形のハッシュマークの間5ヶ所+フリースローをシュートが入ったら順々に打っていき、先に全ての箇所を入れるというゲームです。これは少しずつですがシュートの距離が変わっていきます。毎回、同じ指先の力で打っているとシュートは入りません。スキーマーシューティング同様、距離が変わっていくごとに指先の力も変えていきましょう。
 
99ersシューティング
 ゴール下1点、ローポスト2点、フリースロー3点、エルボー4点、3ポイント5点のシューティングです。1分間に全種類決めることができたらボーナス15点がプラスされます。2人とも5ヶ所全てシュートを決めることができていました。1分間で60点までいけるように頑張りましょう!

6.1分シューティング  1分間にシュートを20本打つことを目標に行ないました。2人とも20本には少し足りなかったですね。素早く、かつ正確なフォームでシュートを打てるようにしましょう!

ハンズレディ

 キャッチの前の準備をしっかり行ないましょう。手の平をボールに向けてシュートを打つときと同じ持ち方になっておくことが大事です。

クイックスロー
 ボールをキャッチしたら、キャッチしたところからすぐに振り上げる動作を行ないましょう。キャッチしたときにボールを下に下げてしまうとすぐにシュートを打つことができません。

7.ジョニードーキンスドリル  NBA選手が行なっていたドリルです。シュートが入ったら1ポイント、シュートが外れたらマイナス3ポイントというルールで、21点たまるまで練習するというのが、ジョニードーキンスという選手の練習方法です。

 今回は2人が行なったのは
@シュートが入ったら2点、シュートが外れたら−1点で12点カウント
Aシュートが入ったら1点、シュートが外れたら−1点で12点カウント
Bシュートが入ったら1点、シュートが外れたら−2点で12点カウント
という目標設定で行ないました。目標の数字を変えることにより、目標の難易度が変わっていきます。

 このドリルはシュートを入れ続けないと終わりません。連続で落とさないシュート力と集中力が必要になってきます。普段のシュート練などにぜひ取り入れてみてください!

8.Jのシュートフォーム矯正ポイント サポートハンド
 左手はボールの真横に添えるようにします。リングのはじに合わせ、シュートのガイドラインをつくるようにします。
 Jはスナップするときに左手もスナップしてしまっています。これだとシュートが曲がる原因になってしまいます。練習の中で少しずつ良くなっていましたね。今回の練習だけでなく、普段の練習から意識して行ってください。

9.Kのシュートフォーム矯正ポイント シューティングアーム
 ボールをスナップするときにシューティングアームが左へとズレてしまっています。これではボールが曲がる原因になってしまいますね。スナップ時のシューティングアームはリングへ向かって伸ばすようにします。ボールをリングに向かってまっすぐ飛ばしたいので、シュートを打つ動作も全てリングに向かってまっすぐ行うようにしましょう。

 指導の感想と次回へ向けてのコメント
 お疲れ様です!久しぶりの2人との練習でした。今回のテーマはシュート力UPを目標に頑張りました。暑いなか最後までよく集中していましたね!

J
 Jはシュートフォームが前回よりも良くなっています!大事なのは継続することです。今回練習したことを忘れずに継続していってください。フォームがおかしいと思ったら、基本的なドリルを繰り返し行い正しいフォームを身につけていきましょう。お家で行えるドリルも紹介しているのでぜひ行ってください。今までにボールハンドリング、シュート、インサイドムーブ、リバウンド、ディフェンスなど色々なテーマの練習をしてきました。今までやってきたことは覚えていますか?また復習しながらも、新しいスキルにチャレンジしていきましょう。

K
 Kはシュートフォームがしっかりしているので、さらなるレベルアップを目指してください!シュートを素早く打つ、外したときの修正力、連続でシュートを決めるなど、ただ打つのではなくレベルをあげて練習に取り組んでください。今は色々と忙しいとは思いますが、バスケットにも頑張って取り組んでいってほしいです。また一緒に練習できる日を楽しみにしています!

 シュートを外さない技術を身につけるのは難しいものです。しかしシュートへの知識があれば何を頑張ればシュートが入るかわかりますね。今の君たちにとっては難しいものではありません。これからも頑張っていきましょう!

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