依頼者・チーム名 日時情報 参加者情報 指導者情報

チェリー
第7回目指導
1月9日 日曜日
PM7:30〜PM9:00
小学6年生女子 1名
<合同練習>
なおべ〜
合計        2名
関谷 悠介

指導のねらい
僕の初めての指導になりましたが、前回までの指導と関係させて少し新しいこともやりましたね。今回のねらいは次の通りです。

@どんな体勢からでもバランス良く、シュートを真っ直ぐ打とう
Aボールの回転を覚えてバックシュートを確立良く決めよう
B基本的なディフェンスのポジショニングを覚えよう

 Practice Menu Key Point !
1.シーソー
 ウォーミングアップとして行いました。真ん中の人は前後で支えてくれる人を信用して体を真っ直ぐに保つようにしましょう。2人とも目をつぶってもしっかりできていましたね。とても良かったです。この練習もコーディネーショントレーニングの1つなので楽しみながら体の感覚をつかんでください。

2.レイアップ
  ・バックシュート
  ・マイカンドリル
  ・目つぶりバックシュート
 今回のねらいの1つであるバックシュートの練習です。cherryちゃんは普通のレイアップはたくさん練習して問題なく打てていますが、リングを通り越してのバックシュートはあまり練習していないとのことだったので、集中的にやりました。バックシュートはボールに上手く回転をかけてボードに当てる技術もとても大切なので、ゴール下から右手も左手も使ってボールに色々な回転をかける練習をしました。ボードに当てる位置と手首を返す感覚がとても重要です。すぐにはできるようになりませんが、今の時期に練習しておくと中学・高校へ行ったときにとても役に立つ技術なので頑張って練習していきましょう。

 cherryちゃんはバックシュートにいく時のリングの見方に注意が必要です。難しい見方になってしまうとシュートにいく腕も無理にひねってしまう状態になってしまいます。今回の練習で覚えていると思うので忘れないようにしてくださいね。目をつぶってのバックシュートもコーディネーショントレーニングの1つです。リングを実際に見てなくてもリングの場所を想像してシュートできるようになれると最高です。

3.フリースロー


 2人連続で決めるフリースローを行いました。前回の練習を思い出しながらやってもらい、次のシュート練習に生かせるように今のシュート状況や問題点などを確認しました。何本か打つと確立良く決められるようになりましたね!

4.基本的なツーハンドシュートのポイントの確認

 cherryちゃんに意識して練習して欲しいポイントは、シュートを打った時にしっかりと両手の人指さし指でリングをさすことです。頭では分かっていても実際に行うのが難しかったですね。特に右手の力が強くなりすぎてしまうようなので意識するようにしましょう!しっかりと両手を揃えてシュートするために具体的に意識することはボールの中心を覚えることです。ボールは球で出来ているので見えない球の中心を把握してその中心を押し出す感覚を覚えてください。
 練習中にも中心を押し出す感覚が分かってきていた感じでしたね。後半は確率良く決まっていました。普段の練習でも意識して練習してくださいね。意識しないでもできるまで頑張りましょう!

5.連続ジャンプシュート
  ・上に3回
  ・上に2回横に1回
 常に良いバランスでシュートを打つ練習です。試合中にボールを受けた時はシューティングの様にいつも良い体勢という訳ではありません。シュートチャンスで体勢が悪くても良いバランスに持ち直して確実にバランス良くシュートを打てるように練習しましょう。上に2回に横1回の練習もしました。cheryちゃんの場合、横に跳んだ時にバランスが悪くなってしまうので気をつけてください。きっと試合中にも横にジャンプしてボールミートしシュートを打つ機会があると思います。最後の1回を横に跳ぶだけでバランスを保つことがだいぶ難しいですが、常に実戦を想定してシューティングも行っていきましょう!

6.ディフェンスのポジショニング
  ・ボールマンに対するポジション
  ・マークマンからボールマンの間でのピストルスタンス
 ディフェンスのポジショニングについて練習しました。まず最初にボールマンに対する体の位置を確認しました。cherryちゃんのチームではエンドラインの方へドリブルをさせて追い込む戦術という話だったので中へはカットインさせないようなポジショニングの練習をしました。自分の鼻を相手の内側の肩に合わせると少し寄り過ぎてしまっていたので相手の内側の耳に自分の鼻を合わせるようにしました。中へもドリブルされずにエンドライン側へもすぐには抜かれない微妙なポジションをつかんでください。

 2番目に自分のマークマンがボールを持っていない状況でのポジショニングの確認をしました。ボールマンと自分のマークマンを見失わないようにピストルスタンスを取ることが重要です。その中でボールマンとマークマンの距離を瞬時に判断して自分のポジションを把握しましょう。1つの基準としては、@ボールマンのディフェンスがドリブルで抜かれてもカバーできるポジション、A自分のマークマンにパスが来ても遅れずにつけるポジション、この2つが同時に行えるポジションを取れるように普段の練習から意識して練習していってください。

7.1on1

 パスを受けたらまずシュートを狙う練習とディフェンスのポジショニングの練習を踏まえた上で1on1の練習をしました。すぐにシュートを狙う意識はとても高かったですね。凄く良かったです。とても確立よくシュートが入っているのでチームでの試合でも今回のようにたくさんシュートを狙ってください!

 指導の感想と次回へ向けてのコメント
 課題にしていたシュートがだいぶ確立良く決まるようになりましたね。上に書いたポイントのようにボールの中心をイメージすることがとても重要です。特にcherryちゃんの場合、ボールの中心を押せずにシュートが曲がってしまうことが目立っていました。ボールの中心を捉えていた時のシュートは手もきれいに揃ってボールも真っ直ぐ飛んでいたのでとても良かったです。毎回できるように頑張ってください。
 また次回、僕からの指導の機会がもらえたら1歩進んだディフェンスの技術やカットインの技術、ドリブルからのシューなどを紹介していきたいと思っています。バックシュートのボールに回転をかける練習は反復練習でやればやるだけ上手になるものなので暇を見つけては練習してみてください。また次回を楽しみにしています。

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