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第8回目指導
2月14日 土曜日
PM14:30〜PM16:30
中学生女子  21人

合計    21名
谷口 悠希

指導のねらい
1)スクリーンアウトの習得
2)速攻の攻め方の理解

 Practice Menu Key Point !
1.レッグスルー10  今回もレッグスルー10を紹介しました。まだまだ努力が足りません。2ヶ月前に紹介していますから、レベル7,8は4月までにはできるようにしてください。これは、練習した分だけうまくなりますから、練習しましょう。

レベル1 内側
レベル2 外側
レベル3 内側2回スキップ外側2回
レベル4 内側3回スキップ前足通し
レベル5 外側3回スキップ前足通し
レベル6 利き腕片手
レベル7 逆腕片手
レベル8 利き腕片手3回スキップ前足通し
レベル9 逆腕片手3回スキップ前足通し
レベル10外回し

2.スクリーンアウト  足の動かし方を練習してもらいました。右にオフェンスが動いた時、左に動いた時、足の動かし方はそれぞれ違いますからしっかりできるようにしましょう。
 そして、スクリーンアウトの時は、
背中全体でオフェンスを押し出します。背中でオフェンスに接触していないとオフェンスの動きが分かりません。

<部活での練習のポイント>
 シュートを打たれたらリバウンドではなく、
必ずスクリーンをしてからリバウンドにいく習慣をつけてください。これは、毎日意識して練習しているかどうかですから、意識して練習してできるようにしてください。今度の練習にはできていることを期待しています。

3.3メンを作る  リバウンドを取った後に自分はどこの位置にいるか理解することが最初のポイントです。ゴール下にいるのか?フリースローラインにいるのか?スリーポイントラインの近くにいるのか?それによって速攻に参加するポジションが決まってきます。
 今回の練習では、速攻の作り方が分かったと思います。あとは、練習して身につけるだけです。ここから先は部活でしっかり練習してください。

<リバウンド→アウトアウトレットパス>
 リバウンドを取ったら基本的にサイドライン側にパスをします。これをアウトレットパスといいます。この時、リバウンドを取ったプレーヤーはディフェンスから
遠い方の手でパスをしましょう。ディフェンスに近い方の手でパスをするとボールを取られる危険性があるからです。あとは、パスをする時には、ステップを必ず踏みましょう。

<アウトレットパスをもらった選手>
 縦にパスをするのか?自分が真ん中にドリブルをするのかを決めます。これも、ディフェンスや自分以外のオフェンスの状況によってプレーを決めます。

4.2対1  2対1の時のプレーは3パターンしかないのでできるようにしてきてください。この3パターンとはディフェンスの状況によって使い分けます。

<1、ボールマンにディフェンスが近づいてきた時>
 ボールを持っているオフェンスは、もう一人のオフェンスのプレーヤーにパスをします。そうすることで、ノーマークでシュートを打つことができます。 

<2、ボールを持っていないプレーヤーにディフェンスがついている時>
 ボールマン(ボールを持っている選手)は、自分がノーマークなのでシュートを打ちます。その時。前が空いていればレイアップシュートで打ちます。

<3、ディフェンスが下がって守っていた時>
 ボールマンはエルボーのエリアでジャンプシュートを打ちます。
以上の3パターンだけなので、練習しておいてください。

5.3対2  3対2の時は、オフェンスはハーフラインをこえた時にはボールがトップにある状態にしてください。そして、両サイドのプレーヤーはトップにいる選手よりも前にいる状態にしましょう。
 次に、トップのプレーヤーは、どちらかのサイドに少しよってサイドにいるプレーヤーにパスをします。サイドにいるプレーヤーは、ディフェンスが来なければシュートで、ディフェンスが来たら、トップからエルボーに来たプレーヤーにパスか、逆サイドにいるプレーヤーにパスをします。
<ポイント>
 2対1の状況と同じように
、最後はノーマークのプレーヤーがシュートが打てるようにすることです。

6.話し合い  今回、時間を延長してコーチの気持ち、考えを話しました。コーチの考えとしては、県大会に出るかどうかは才能のある選手がいるかどうかではないと思います。チームとしてやるべきことをしっかりできているかどうかだと思います。そこがちゃんとできていれば県大会にいけると思います。コーチのコメントの所にも書きましたが、当たり前のことが守れないとコーチがいくら技術を教えても効果が上がらないと思います。1人ができてもだめです。チーム全体として約束事を守らないと効果はありません。なぜなら、チームスポーツだからです。
 まだ今の時期であれば、なんとかなると思っています。あと、
1ヶ月後では間に合いません。それぐらい今の状況はまずいと思います。まず君達がすることは考え方、取り組む姿勢を変えてください。君達の問題は、技術の問題ではなく気持ち、考え方の問題ですから、そこがクリアしないことには月2回の練習(技術の紹介)は意味がありません。

 指導の感想と次回へ向けてのコメント
 今回の練習では、速攻を中心に練習しました。リバウンドから速攻の形を作る練習をしました。ここまでできれば、県大会に出るために必要なことを5,6割教えたことになります。あとは、君達が身につけるだけです。
 しかし、今回の練習で8回目の練習なのに、コーチが初めて練習した時とあまり変化がないように感じます。このまま続けると6月には県大会に行けないことが目に見えています。では、どうすれば良いのか?どう変わらなければいけないのか?
本気で考えないといけません。君達が県大会に行きたくないのであればそれでいいのですが、行きたいのであればチームとして方向性を決めないといけません。もう一度、チームで話しあってください。
 今の状況であれば、コーチとしては君達の目標と練習態度のギャップに疑問を感じます。目標とは違う練習をしているのではないかと感じます。
<コーチからのお願い(当たり前のことを当たり前にする)> 
1、練習したことは必ず部活で身につけてから次の練習に臨む。
2、練習にみんな参加する(言い訳なし)
3、一生懸命練習する。(100%出し切って練習する。もうこれ以上練習できないというぐらい自分を追い込む)
4、コーチから言われたポイントを守って練習する。(適当に練習しない)
5、ミスをなくすように努力する。(レイアッシュート、ゴール下のシュートを落とさないように意識して練習する。)

 
 この5つは守ることが最低条件です。あと、約4ヶ月だけです。コーチは無理なことは言っていません。だれでもできることをやろうと言ってるだけです。それができないとコーチとしては厳しいとしかいいようがありません。まずは
、あたりまえのことをあたりまえにできるようにしていきましょう。

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