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第27回目指導
4月11日 土曜日
PM18:30〜PM20:30
小学生女子 21人 谷口 悠希          加賀屋 圭子

指導のねらい
1)ディフェンスのステップの習得(全体)
2)パスの能力アップ、シュートチェック(6学年)
3)ファンダメンタル向上・オフェンスの役割を理解する(3〜5学年)

 Practice Menu Key Point !
1.フットワーク
 ・スタティックストレッチ
 ・スタビライゼーション
 ・ダイナミックストレッチ
<全体>
<フットワーク> 
 今回もフットワークのレベルを上げて練習しました。前までのフットワークは、体の動かし方を身につけることが目標でした。
 一方、今のフットワークの目標は、試合で走れる持久力をつけることです。つまり、体力アップをすることです。もちろん、慣れるまで、きついかもしれません。しかし、このレベルを超えなければいけません。今は、きつい時期かもしれませんが、自分のレベルアップのために続けていきましょう!

<ステップワーク>

 足のステップの速度を上げるためと、連続でジャンプし続けることができるようにするための練習です。女子は男子に比べて足腰が弱いので、ステップがしっかりできないことがあります。そのためにも、脚力を強化していきましょう!

<練習メニュー>
・スタティックストレッチ
・ステップワーク
・ランジ
・二段ジャンプ
・キャリオカ
・サイドスイング
サイドステップ
クロスステップ→サイドステップ

・切り替えし
・1対1(30秒間、ボール)
ドリブルからストライドステップ
・ドリブルからジャンプストップ
・シュートフェイクからのシュート
・10秒間ダッシュ

2.シュートチェック
<6年生>
<2Lからシュート>
 前回のひき続きシュートチェックをしました。最後にシュートを打つ時は、2Lで打つようにしましょう。ボールが下にさがらないようにしてください。それと、左手は右手の横にそえましょう。シュートを打った後に、下にさがってしまう人がいますが、それでは、バランスを崩してしまいますから、気をつけましょう。

<トリプルスレットからシュート>
 トリプルスレットの時は、肩、ヒザ、つま先が1直線上になるようにしましょう。そして、手首にシワを作るようにしましょう。最後は、必ず2Lを作ることは忘れないでください。

<キャッチからシュート>

 シュートまで行く方法は、ドリブルからシュートとキャッチしてからのシュートしかありません。このパターンを身につけないとシュートまでいけません。パスキャッチからのシュートは、手首にシワをつくって、キャッチをします。その後は、2Lを作ります。リフトアップする時に、ひじが開かないようにしてください。

3.パスの能力up
・三角パス
・パス・アンド・ラン
<6年生>
三角パス
 プッシュパスで三角パスをしました。試合中にディフェンスがプレッシャーをかけてきて、チェストパスでパスをしているためパスミスをしていることがよく見受けられます。ポケットからパスを行いましょう。そうすることで、ディフェンスをかわしてパスができるのでミスが減ります。

パス・アンド・ラン
 パス・アンド・ランとは、パスした後すぐに走り、パスをもらいレイアップすることです。パスして走るという基本的な動きを身につける練習です。バスケットではできないといけない動きですから、しっかり身につけていきましょうね!


4.ミーティング
<6年生>
 最後に少し話し合いをしました。練習中の態度についてです。これから、練習も週2回になります。そして、君達もいよいよ6学年になります。もちろん、チームのお手本にならないといけません。
 それなのに、今回の練習態度はよくないと思います。それは、
わからないことに対して分からないからとふてくされるような態度をする子がいます。分からないことを分かるようにすることが練習の目的なのに、そのような態度をすることは間違っていますし、コーチとしては非常にかなしい。わからないこと、できないことをわかるようにする、できるようにすることで選手として成長できると思います。考え方を変えてください。良い選手になるような考え方で練習に取り組んでほしいと思います。
 次回、期待しています。

5.ファンダメンタル(土曜・月曜)
・ナッシュドリル
・ピートドリル
・1対1
・2メン
<2〜4年生>


◆ナッシュドリル、ピートドリル
 毎回練習しているドリルです。できないものはできるように、できているものは、より正確に、より速くできるようにしましょう。それぞれの目標やポイントをまとめておきますので、チェックしておいてください
 ナッシュドリル
  ・ボールを見ない
  ・足首、膝、腰をしっかりと曲げる
  ・とにかく速く!
 
ピートドリル
  ・腰をおとす(姿勢を低く)
  ・パスキャッチした瞬間にリングを見る
  ・シュートまで遠回りをしない
  ・ドリブルの突き出しでトラベリングをしない
  ・ボールがおなかの前を通らない
 ピートドリルの1対1では、ディフェンスのようすをよく見て、すばやく判断できるようにしましょう。
 ディフェンスは、オフェンスのゴールラインを守るようにしてくださいね!

◆2メン
 最後のレイアップシュートのコースに気をつけて2メンをしました。パスキャッチからレイアップに行くときに、減速しないでできるといいですね。そのためには、パスを出す人がとても重要です。シュートをうつ人がリングに近ければすぐにパス、遠ければ、大きく2歩ステップをふんでからパスでしたね。タイミングを合わせて、スピードが落ちないかっこいい2メンを目指しましょう。

◆ディフェンスつき2メン(月曜)
 3人のディフェンスの手をかわしながら、ドリブルなしでシュートまでいきましょう!
 このとき、大きく2歩ふんだり、1歩ですぐ返したりなど工夫してディフェンスの手を交わせるようにしてくださいね!

6.3対3
<2〜4年生>
土曜日のポイント
 ボールを出す人、ボールを運ぶ人、先に走ってフロントコートでパスをもらう人、の3つの役割を決めて、3対3のゲームをしました。
 いろんな役割を経験してもらいましたが、それぞれ役割をわすれないようにしてくださいね!
 また、どんな役割であれ、ボールを持ったらまずは得点を狙うことが一番です。攻め気がないオフェンスはオフェンスではありません。リングを見ることを忘れずにしていきましょう!
・月曜日のポイント
 Vカットの練習をしました。ボールをもらいたい位置にまっすぐ移動してしまうと、ディフェンスによまれてなかなかうまくパスをもらうことができません。まずはディフェンスを中に押し込むか、リングの方向に走りこむかしましょう。それからもらいたい位置に上がってくるようにしてくださいね!


 指導の感想と次回へ向けてのコメント
<高学年担当の谷口コーチ>
 いよいよ、ホントの意味でミニバスとして活動がスタートしました。今回は、6年生に練習態度について話しをしました。今まである程度大目(おおめ)に見てきた部分もありますが、これからは違います。コーチが練習態度について厳しく言います。何人かには厳しいと感じたと思います。しかし、今回、練習態度について話したことは当たり前のことです。
コーチの考えとしては、練習姿勢、礼儀、あいさつなどがしっかりできて初めて練習することが許されると思います。選手の前にいち人間としてマナーをしっかり身につけていきましょう。

<低学年担当の加賀屋圭子コーチ>
 今回は、オフェンスの役割をせつめいしました。じっさいに役割をきめて3対3を行いましたが、オフェンスの時もディフェンスの時も、次に何をするのかを常に予測して、きりかえを速くできるようにしましょう。  ボーッとしてしまう時間があると、そのすきに相手にやられてしまいますよ!
  毎回おこなっているピートドリルや2メンはより正確に、より速くできるように、一人一人が全力で練習にとりくみましょうね。
 ハンドリングについては、毎日おこなっていきましょう。週に2回だけじゃ上達のスピードはあまりはやくないですよ。
  初めての月曜日の練習もはじまりましたね!いつもより人数は少なかったですが、その分こい練習ができたと思います!
  今回はスローインの時のボールのもらいかたや、ディフェンスのつきかたなど、新しいことをたくさん練習しましたね。大切なポイントがたくさんあったので、忘れないようにしてください!
  また、新しいことを練習するときでも、前を見てドリブルを強くつくことや、バランスよくストップすることなど、基本中の基本ももっと大切にしてください!
  今まで練習してきたファンダメンタルは、当たり前にできるようにしていきましょう。
  次回はいよいよ練習試合ですね!たくさんチャレンジしていきましょう。

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