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第8回目指導
9月13日 月曜日
18:30〜20:30

  小学4〜6年生 17人
加賀屋圭子

指導のねらい
1)パスの精度をあげる
2)パスの判断能力をあげる
バスケットボールの家庭教師

 Practice Menu Key Point !
1.ウォーミングアップ
■ウィルス鬼ごっこ
 鬼がウィルス、ボールはワクチンです。ワクチンをもっている人は、鬼にタッチされないというルールで、鬼ごっこをしました。
 ワクチンはドリブルをついたり、トラベリングをしたりしてしまうと壊れてしまいます!ワクチンを独り占めせず、うまく味方同士を助け合いながらできましたか?
 ウィルスにタッチされそうになる寸前にパスをできている人が多かったですね!初めてとは思えない工夫が見られてとてもよかったです!

■パス鬼ごっこ
 今度は、逃げる人が1人、あとは全員鬼です。ボールでしかタッチできないというルールでした。鬼同士は、うまく連携をとりながら、逃げる人を追い詰めましょう。
 特にボールをもっていない人の動きが重要になってきます。逃げる人の動きを予測して、逃げる人の行き先に入れると捕まえやすいですよ。


 どちらもパスを使った鬼ごっこです。
パスは、投げ手と受け手、2人のコミュニケーションが取れないとミスにつながってしまいます。それがパスの難しさであり面白さであると思います。今回の練習では、そのパスをたくさん練習していきます!

2. スイートスポット
 リングへ向かって走っている人にパスをして、レイアップを打たせてあげましょう。すぐにシュートが打ちやすい丁度胸の前でキャッチできるようなパスを出すことが大切でしたね。
 すぐにシュートが打てる場所を、「スイートスポット」といいます。

 受け手は全力で走っているので、そのスピードをよく見て、ボールと走っている人のスイートスポットがピッタリと合うところにパスを出しましょう。

 オールコートの2メンでは、パスがロングパスになりましたね。難しかったと思いますが、受け手がドリブルをつかずにレイアップにいけるパスが出せれば、速攻での得点も高くなってきます!

3.2メンステップ
 オールコートの2メンです。パスの回数を限定して練習しました。

 
どのステップでも、空中でキャッチすること、パスとパスの間に前を見ることを忘れないようにしてくださいね。

■パス3回でシュート
 パスが少ないので、大きく2歩踏みましょう。受け手の前に大きくパスを出し、思いっきり走らせてあげましょうね。

■パス5回でシュート
 次はパスが増えました。もちろん全力で走るので、2歩でパスをしていたら、5回パスするまえにリングにたどりついてしまいます。次は、「イチパス」で、2歩目を踏む時はパスを出すようにしましょう。
 全力のスピードでも、パパパパッとパスを出し合えるといいですね!

■タップパスに挑戦
 空中でキャッチ、そのまま空中にいる間にパスです。チャレンジメニューとして挑戦してもらいましたが、みなさん果敢に挑戦してくれていましたね!
 能力アップトレーニングにもなりますので、ぜひまた挑戦してみてください。

■ディフェンスつき2メン
 間にディフェンスが立っています。
ディフェンスにボールを取られないように、ステップをかえながらパスを出しましょう。
 ポイントは、パスを受ける前にディフェンスを見ておくことです。

 動きを止めずにシュートまでなかなかいけませんでしたが、練習するたびにレベルアップしていましたよ!

5.ペネトレイトパスドリル
 ウィングから、センタープレーヤーパスを出すイメージで行いました。
 ディフェンスの手を止めてから、すばやくパスを出しましょう。
 
パスを出す前に反動をつけないようにすることがポイントでしたね!相手の手の動きを止めて、そこからすばやく突き破るようにパスをしましょう。

6.パス&ラン  トップからウィングのプレーヤーにパスをします。パスをしたら、ボール側をカッティングしましょう。

■1のタイミング、3のタイミングでパス
 カッティングしてくるプレーヤーが、ボールサイド側を通る時のパスです。
 ウィングでパスを出すプレーヤーは、まずはセンターライン側の手のほうでパスをすばやくねらいましょう。これは1のタイミングのパスです。
 もしそこでパスを出せなければ、すばやくボールをエンドライン側の手に移動し、3のタイミングでパスです。
 カッティングしてくるプレーヤーと、目の前のディフェンスの手を見ることが大切です。すばやくパスの判断ができきるように、クイックパスの特訓を積み重ねていけるといいですね!

■2のタイミングでパス
 カッティングしてくるプレーヤーのディフェンスが、ボールサイドカットのコースに入ってきたら、裏のプレーをねらいましょう。この時は、オーバーヘッドパスで、2のタイミングです。
 オフェンスには届くけど、ディフェンスにとられないようなパスをしていきましょうね。

7.2on2バトル  2n2の勝ちあがり戦です。パス&ランを使うことをイメージしました。パス&ランにボールが入らなかったときは、1on1をねらっていきましょう。

 勝ちあがり戦だったので、みなさん激しくプレーしていましたね!
 リバウンド、ルーズボールを積極的に取りに行く姿も素晴らしかったです。

 指導の感想と次回へ向けてのコメント
 お疲れ様でした。今回、今まで以上に集合も早かったし、集中して練習できていましたね!練習していてとても充実していたと思います。パスは普段の練習からの意識がとても重要になってきます。「相手にとりやすいいいパスをしよう」という心がけを常にもっている選手になってほしいです。また、受け手は、多少取りにくいパスが来ても、頑張ってとってあげましょう。そうしたお互いの気持ちの持ち方によってミスは減っていくと思います。

 それではまた、一緒に練習する時を楽しみにしています。

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