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第95回目指導
7月15日 木曜日
PM19:30〜PM21:30

中学生       26名
豊後 裕隆
板橋 勇斗

指導のねらい
1)バスケットの基本技術を磨いていこう!
2)自分にチャレンジしていこう!
3)ステップワークで敵を倒そう!
4)シュートの基本を知ろう!(基礎クラス
バスケットボールの家庭教師

 Practice Menu Key Point !
1.ダイナミックストレッチ ダイナミックストレッチとは、関節の可動域を広げる目的があります。これはバスケットボールにおいて、技術やファンダメンタルを支える重要な要素を含んでいます。そのため正しい動きを理解し、パフォーマンス向上や、ケガの防止に繋げていきましょう。

2.スタビライゼーション まずは、意識をして、お腹をしめる習慣を身に付けましょう。

1)4点支持
2)2点支持(左・右)
3)仰向け
4)壁倒立


 体幹が安定することで股関節の動きをはじめ、様々な動きの向上に繋がります。逆に、体幹の弱い選手は腕や脚に凄い筋肉があって、柔軟性が優れていても動きに繋がっていきません。そのため筋力をつけることと同時に、身体の使い方の練習も行いましょう。動きの向上はもちろん、ケガの予防にも繋がります。

3.ドリブルファンダメンタル ・高低ドリブル
・Lドリブル
・振り子ドリブル
・リズムドリブル
・スピードドリブル〜1on1


ドリブルは、ボールが手から離れている間がいちばん無防備な状態なので、この時間を少しでも短くするために、ドリブルは強く、低くつきます。
今回は、縦の変化に続き、横の変化のドリブルを少しだけ練習しました。横の変化で重要になってくるポイントは…

・幅の大きいドリブルができる
・リズムの変化がつけられる
・状況に応じて足さばきやドリブルのリズムを変えることができる

この横の変化を、試合やディフェンスの状況に応じて使えるように練習していきましょう。

4.レッグスルー10 レベル1:前から後ろに通すレッグスルーの連続
レベル2:後ろから前に通すレッグスルーの連続
レベル3:レッグスルー2回→スキップ→レッグスルー2回→スキップ、の連続
レベル4:前から後ろに通すレッグスルー3回→スキップ(前足を片手で通すレッグスルー)→前から後ろに通すレッグスルー3回→スキップ(前足を片手で通すレッグスルー)、の連続
レベル5:レベル4の後ろから前に通すバージョン
レベル6:片手(利き手)のみで連続レッグスルー
レベル7:レベル6の逆手のみで片手連続レッグスルー
レベル8:片手(利き手)で連続レッグスルー3回→スキップ(前足を片手で通すレッグスルー)、の連続
レベル9:レベル8の逆手
レベル10:外側からレッグスルーの連続


この練習は、集中力のトレーニングでもあります。最後まで集中し諦めないでチャレンジしましょう。もうすでに何人かの選手がレベル10までクリアしています。素晴らしいですね。
次回からはボールを見ずに、レベル10までチャレンジしてみて下さい。

5.基礎クラス
   ・スナップシューティング
   ・リフトアップシューティング
   ・スキーマシューティング

全て、連続ジャンプで行いました。

●スナップシューティング
<ワンハンドシュートの場合>
・ボールの中心を指している指(シューティングフィンガー)が、最後までボールの中心を押すようにしましょう。
・シュートを打ち終わった後は、ボールが床に着くまでフォロースルーを残しましょう。

<ボースハンドの場合>
・両方の人差し指の延長線上がボールの中心を指し、その両方の人差し指で最後ボールを放します。
・手首と肘で結んだ正三角形を崩さないように、回内を使ってシュートを打ちます。
・シュートを打ち終わった後は、手の甲を向け合いボールが床に着くまで、フォロースルーを残しましょう。


●リフトアップシューティング
<ワンハンドシューティングの場合>
・まず、基本姿勢の状態でボールを構えます。
・利き足のつま先、膝、肘、手首、ボールを結んだラインを、シューティングラインと言います。このシューティングラインを意識してまっすぐリフトアップしていきます。
・ここで左右にズレがある選手は、リフティング動作に問題があります。

<ボースハンドの場合>
・まず、基本の姿勢でボールを構えます。
・おへそ、鼻、ボールを結ぶライン(シューティングライン)が、しっかりとリングに向いていること。
・手首と肘で結んだ正三角形をキープしたまま、まっすぐリフトアップしていきます。
・ここで左右のズレある選手は、リフティング動作に問題があります。


●スキーマシューティング
スキーマシューティングは、距離感をつかむ練習です。スウィッシュでシュートを決めたら一歩ずつ下がっていきます。シュートを決めたら少しずつ距離が変わってくるので、指先のタッチで調節しましょう。
この練習では、距離が変わってもシュートフォームを変えてはいけません。指先のタッチ、「抜く」と「ひっかける」で距離を調節します。

シュートの距離が近ければ、指先の力を入れるタイミングを遅くして、抜きます。
シュートの距離が遠ければ、指先の力を入れるタイミングを早くして、ひっかけます。

距離が変わっても、ボールが離れる瞬間のタッチで微妙な距離をコントロールできるようにすると確率の良いシュートが打てるようになります。

6.ステップアップクラス
   ・ワンドリジャンプシュート
   ・キキムーブ
ワンドリジャンプシュート
インサイドフットからドリブルを一回だけついてシュートを打ってもらいました。このスキルは、ディフェンスがレイアップを警戒しているときにとても有効です。レイアップに備えて足を引いた瞬間にドリブルをついてシュートを打ってしまいましょう。
このスキルは素早く行うことが重要になってきます。
そのために
1)足を素早く動かす(特に2歩目)
2)地面をしっかりと蹴る
ことを意識しましょう。また、バランスが悪くてもすぐにはシュートは打てないのでバランスにも注意してみましょう。


キキムーブ
キキ・ヴァンダウェイと言う人がよく使っていたスキルです。
このスキルを上手く使えるようになることでより確実にシュートへ向えるようになります。大切なことはボールを後ろに引きつけるようにすることです。このドリブルが行えないとステップバックできず、キキムーブは行えません。まずは、しっかりとハンドリングを身につけましょう!!またより完成度を上げるためにはステップバックの幅を広げて行えるようになっていきましょう。

9.ゲーム  オフェンス、ディフェンス共に集中して取り組めましたね。オフェンスは練習の中で取り組んだ内容をどんどんチャレンジしていきましょう。またディフェンスは、練習はしていませんが激しく行えるように工夫してみて下さい。
 それにしても、イージーミスが多かったですね。コミュニケーションをもっと取っても良かったのではないでしょうか。声を出すだけでミスは減りますよ!!<豊後>

 練習の最後にもお話しをましたが、5on5を行ううえでスペーシングはとても大切になってきます。仲間との理想の距離は、5m〜6mですから、これより近づきすぎたり、離れすぎたりすると、オフェンスのチャンスを失ってしまいます。
 次回からは、このスペーシングを意識して、5on5に臨んでみてください。<板橋>

 指導の感想と次回へ向けてのコメント
 お疲れ様でした。
 今回、ドリブルを使ってシュートまで向かう練習を行っていきました。このスキルを身につけることでディフェンスがステップで抜くことが出来なくてもドリブルでかわしてシュートを打つことが出来ます。また、ヘルプがカバーに来てもシュートを打つことが可能になります。どんどんスキルが増えていますが、キキムーブは発展的なスキルです。余裕のある人はゲーム中にも取り入れてみましょう!<豊後>

 距離感の練習では大きな筋肉を使ってシュートを打つと、なかなか距離感を掴むのが難しいので、シュートは指先でコントロールするようにしましょう。ボールが離れる瞬間のタッチで、微妙な距離をコントロールできるようになると確率の良いシュートが打てるようになります。
 そして、いつも腕が伸びきる直前に手首を返し始めます。打ち終わった時には、しっかり伸ばしきり、そのスナップのタイミングをいつも同じになるようにしましょう。 <板橋>

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