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第109回目指導
11月18日 木曜日
PM19:30〜PM21:30

中学生       29名
豊後 裕隆
板橋 勇斗

指導のねらい
1)バスケットの基本技術を磨いていこう!
2)自分にチャレンジしていこう!
3)ハーフコートでのドリブル1on1を身につけよう!!
4))走る・投げるを向上させよう!!(基礎クラス
バスケットボールの家庭教師

 Practice Menu Key Point !
1.ダイナミックストレッチ  ダイナミックストレッチとは、関節の可動域を広げる目的があります。 これはバスケットボールにおいて、技術やファンダメンタルを支える重要な要素を含んでいます。そのため正しい動きを理解し、パフォーマンス向上や、ケガの防止に繋げていきましょう。
この時、
体幹も意識できるとより効果的ですよ。


2.スタビライゼーション  まずは、意識をしてお腹をしめる習慣を身に付けましょう。
お腹以外にも、お尻肩甲骨などを意識するとより効果的ですよ。

  ・4点支持
  ・2点支持
  ・仰向け
  ・壁倒立


 体幹が安定することで股関節の動きをはじめ、様々な動きの向上に繋がります。逆に、体幹の弱い選手は腕や脚に凄い筋肉があって、柔軟性が優れていても動きに繋がっていきません。そのため筋力をつけることと同時に、身体の使い方の練習も行いましょう。動きの向上はもちろん、ケガの予防にも繋がります。


3.対面パス
   ・リアクションパス
   ・2メン

 前回に続き、パスの練習を行いました。
速くて正確なパスを身に付けられるように練習していきましょう。

・リアクションパス
 2人組で向かい合い、
反応能力(相手やボールに素早く、正確に対応する能力)のトレーニングです。チェストパスとバウンズパスの2種類を使い練習をしていきます。
 まず、チェストパスを出す選手とバウンズパスを出す選手を決めます。お互いにタイミングを合わせて、チェストパスとバウンズパスを出し合いましょう。途中、コーチの合図で役割を交代します。
 みなさん、コーチの合図に素早く反応し、強く正確なパスが出せていました。
 今度は、片方の選手が出すパスに応じて、役割を変えていきます。これは、みなさん苦戦していましたね。相手が出すパスを瞬時に判断し、的確なパスが出せるように練習していきましょう。

・2メン
 スピードの中でも、強くて正確なパスが出せるように練習していきます。
 今回は、、パスの回数を設定して2メンを行いました。みなさん、パス回数の設定が多くなるにつれて、ゴール付近でスピードを落とす場面がたくさん見られました。パスの回数が変わっても、スピードを緩めずに、シュートまでいけるようになってください。
 ポイントとしては、
上手にステップを使い分けられるようになることです。パスの回数の設定が少なければ、ステップを大きく踏みゴールまでの距離をコントロールします。パスの回数の設定が多ければワンステップを使い素早くパスを返します。パスもそうですが、ステップもいろいろな状況によって使い分けができるとプレーの幅が広がってきます。できなかった選手はたくさん練習してください。


4.基礎クラス
   ・パワーレイアップ
   ・ボディサークル
   ・ロールターン
   ・1on1
  今回も、1on1のレベルアップとともに、走る・投げるといった動作の向上をテーマに練習をしていきます。練習中は意識を高め、試合中では無意識にできるよう練習を行っていきましょう。

・パワーレイアップ
 ディフェンスの強いプレッシャーにも負けず、シュートを決めきる練習です。ウィングポジションから2人組で、ディフェンスはファールをするぐらい強く押します。オフェンスはこのプレッシャーに負けないよう力強く押し返しシュートまで持っていきましょう。

 それでも、ディフェンスのプレッシャーが厳しくシュートまでいけない場合には、ストップ&ターンショットを選択します。ただ、自分勝手にストップ&ターンショットを選択してもディフェンスのシュートチェックに合ったり、シュートが打てなかったりします。
 そこで、判断基準としては肩をセンサーにしておくことが大切です。また、ターンをする時はスタンスを広くとっておくことでディフェンスとの距離があき、シュートチェックされにくくなります。広すぎてバランスを崩さないように気を付けましょう。

・ボディサークル
 ロールターンの練習を行うので、みなさんにはひたすらボディサークルをやってもらいました。
 前半に、チャレンジメニューとしてハンドリングタイムアタックを行っているのでとても上手でした。

・ロールターン
 前回、ロールターンの練習をやりましたが、難しかったので今回も続けて練習していきます。
 まず基礎クラスの選手は、バランスを取りやすくするために、重心は両足の間において、このバランスを崩さないように回れるよう練習していきます。ターンのスピードはその中で身に付けていきましょう。
 練習中、
回る時にお腹と首が一緒に回ってしまう選手がたくさんいました。これだと回転時の加速度がつかないため、ターンをする時には首を先に回すようにすると身体も自然と捻じれるため速くターンをすることができます。また、首を速く回すことによって視野を失われる時間も短くなり、ロールターンの欠点である視野を少し補うことができます。
 
 ワンポイントアドバイスとして、大きくコンパスみたいに回るとそれだけ余分な寄り道をしているため、鋭く回ることだけを考えるなら
軸足にフリーフットを近づけてターンをすると、最短距離で回る事ができますし鋭さもまします

 まずは、バランスを崩さずにターンができるように練習していきましょう。


5.ステップアップクラス
   ・ドリブルファンダメンタル
   ・Wチェンジ
    →レッグスルー

   ・ドリブルテクニック
    →スピードレッグスルー
    →ストップレッグスルー

   


ドリブルファンダメンタル
 2つのボールを同時につきながら練習を行っていきました。この練習はとてもシンプルですが、自分の意識でとても難しくなります。
低く・強く・ボールを見ないで徹底して行えるようになりましょう。そうすることで、色々な技術をより上手く行えるようになります。

・Wチェンジ
 Wチェンジとはチェンジをした後、すぐにもう一度チェンジを行うことを言います。大切なことはつなぎ目です。チェンジからチェンジへのつなぎ目をスムーズに行えるようにしていきましょう。また、ドリブルが弱いとボールが手にたまらずにスムーズなチェンジができないので、ドリブルは強くついていきましょう。
 今回は、Wチェンジの中でもレッグスルーからのスキルを練習していきました。レッグスルーからのWチェンジは
すぐに次のスキルに移るかどうかで、いろいろ工夫することができましたね。自分で色々な場面を想定して練習してみましょう。

ドリブルテクニック
 レッグスルーからのスキルを練習していきました。
 1つ目は
スピードレッグスルーです。このスキルはレッグスルーしたボールがバウンドして、高く弾む前に進行方向にすぐに押し出しドライブするスキルでした。相手が油断していた場合、とても有効なスキルです。
 2つ目は
ストップレッグスルーです。このスキルはレッグスルーしたボールをためてから次のスキルへと移っていきます。ためた瞬間にディフェンスを見て、的確に次のスキルを選択していきましょう。また、ためた瞬間にボディーフェイクなどを入れることができるとハイレベルですね。

 この2つの技術を使って、ディフェンスを揺さぶれるようになっていきましょう。

6.ゲーム  今回、よくシュートへチャレンジできていましたね。今回のようにディフェンスに隙があればどんどんシュートを狙っていきましょう。しかし、それも一部だけなので全員がもっとシュートへの意識を高められると良いですね。そして、もっとシュートは決めていきましょう。<豊後>

 基礎クラスとステップクラスに分かれてゲームを行いました。
 今回、シュートまでいく場面がたくさん見られました。素晴らしいことです。しかし、その反面ゴール下のシュートを外す場面も多く見られました。このような悪い習慣は普段の練習からきています。普段からゴール下のシュートは外さないように練習してください。悪い習慣はすぐに身についてしまいます。いつも良い習慣で練習するようにしていきましょう。ゴール下の練習は前回、豊後コーチと練習してきているはずです。もう一度、レポートを見て復習しておきましょう。<板橋>

 指導の感想と次回へ向けてのコメント
 お疲れ様でした。ステップアップクラスは今月、ドリブルからの1ON1を練習していきます。
 練習するたびに1ON1のドリブルテクニックが上がっていますね。しかし、月初めに練習していたスキルやポイントは覚えていますか?一回の練習を復習することで練習の成果は変わってきます。一回の練習で出来るだけ伸びられるように自分でいろいろ工夫していきましょう。<豊後>

 みなさん、お疲れ様でした。
 基礎クラスの選手は、1on1のレベルアップとともに、走る・投げるといった動作の向上をテーマに練習をしてきていますが、もう折り返しに突入しました。練習の前半に行っているパス練習では、基本のパスのテクニックを紹介しています。しっかりポイントを覚えて使えるようになるまで練習してください。僕たちは、皆さんに種をまいています。その花を咲かすのか、枯らしてしまうのかは皆さん次第です。今からでも遅くありません。自分のものにできるまでとことん練習してください。<板橋>

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