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第105回目指導
10月21日 木曜日
PM19:30〜PM21:30

中学生       33名
豊後 裕隆
板橋 勇斗

指導のねらい
1)バスケットの基本技術を磨いていこう!
2)自分にチャレンジしていこう!
3)ハーフコートの1on1を身につけよう!!
4)ゲームの中でシュートを決められるようになろう!!(基礎クラス
バスケットボールの家庭教師

 Practice Menu Key Point !
1.ダイナミックストレッチ   ダイナミックストレッチとは、関節の可動域を広げる目的があります。 これはバスケットボールにおいて、技術やファンダメンタルを支える重要な要素を含んでいます。そのため正しい動きを理解し、パフォーマンス向上や、ケガの防止に繋げていきましょう。
この時、体幹も意識できるとより効果的ですよ。

2.スタビライゼーション   まずは、意識をしてお腹をしめる習慣を身に付けましょう。
お腹以外にも、
お尻肩甲骨などを意識するとより効果的ですよ。

  ・4点支持
  ・2点支持
  ・仰向け
  ・壁倒立


 体幹が安定することで股関節の動きをはじめ、様々な動きの向上に繋がります。逆に、体幹の弱い選手は腕や脚に凄い筋肉があって、柔軟性が優れていても動きに繋がっていきません。そのため筋力をつけることと同時に、身体の使い方の練習も行いましょう。動きの向上はもちろん、ケガの予防にも繋がります。
 
スタビライゼーションは呼吸をとめてはいけません。お腹に力が入りすぎて力まないよう全員で元気よく大きな声を出して数えましょう。

3.ピートドリル
 最初に、基本の姿勢であるトリプルスレットポジションで構える練習です。股関節をたたみ、お尻を落とすようにして、つま先、膝、肩が一直線になるようにします。膝を曲げようとして、つま先より前に出てしまうと、着地時の衝撃を、膝で吸収してしまい怪我をする恐れがあります。
 そこで、しっかり股関節をたたむ習慣を身に付け、着地時の衝撃はお尻で吸収できるように練習していきましょう。

 
 1.ボールを受け、すぐにジャンプシュート
 2・ボールを受け、右にドライブしてレイアップシュート
 3.ボールを受け、左にドライブしてレイアップシュート
 4.フェイクから、右にドライブしてレイアップシュート
 5.フェイクから、左にドライブしてレイアップシュート
 6・フェイクから、右にドリブルジャンプシュート
 7.フィエクから、左にドリブルジャンプシュート


 ボールをキャッチした後は、しっかり構えることが大切です。インサイドフットから止まりトリプルスレットポジションの姿勢で構えます。突き出し時に、トラベリングが起こりやすいので、
後ろ足の膝をしっかりと曲げ、重心を低くすることを意識して練習しましょう。

 基礎クラスは、突き出しやステップなど難しかったと思います。ですが豊後コーチとの練習で、ゴール下のシュートを決める練習はしてきているはずです。シュートは絶対に外さないぞ!!という強い気持ちで練習してください。


4.ハンドリングタイムアタック
1.ボディサークル 右回し10回
2.ボディサークル 左回し10回
3.フットサークル 右足右回し10回
4.フットサークル 左足左回し10回
5.持ちかえ前後 20回
6.持ちかえクロス 20回
7.肩越し左右交互 10回
8.背面キャッチ・リターン 1回


 ボールハンドリング能力は、ドリブルをはじめシュートやパスキャッチなどのボールを扱うテクニックが向上するために欠かせない大切な練習です。今回が初めての選手は、順番を覚えて練習してみてください。
 今回のベストタイムは
48秒です。男の子と女の子の中から1人ずつ出ました。素晴らしいですね。
 皆さんも、自分のベストタイムを少しでも縮められるようにどんどん練習してください。

5.基礎クラス
   ・基本シュートバトル
   1ON1
   1ON1バトル
基本シュートバトル
基本のシュート、リング下のシュートとレイアップシュートでバトルを行っていきました。どちらにも共通しているポイントは
1)小さな四角の角に当てる
2)高くジャンプする

ことです。ここのシュートは絶対に決められるようになっていきましょう。それはこのようにバトルで緊迫した状態でも同じことです!


1ON1
新しい子も増えてきたので、1ON1の復習を行っていきました。
オフェンス、ディフェンスともにたくさんのポイントがありましたね。
1)オフェンス
基本姿勢は
トリプルスレットです。そこから、ディフェンスが下がっていたらシュートを狙っていきましょう。シュートにいけなかった場合はオンサイドステップクロスオーバーステップで攻めていきましょう。また、ディフェンスがどうしても抜けない場合はポンプフェイクジャブステップを上手く使っていきましょう。
2)ディフェンス
ディフェンスは
シュートの打たれない距離で守っていきましょう。そして、絶対にワンステップアヘッドを取られないようにしていきましょう。この2つが徹底できれば絶対に負けませんよ。ただ、手が下がっているディフェンスが多かったですね。手はしっかりと上げていきましょう。

1ON1バトル
今回、チームに分かれて勝ち残り戦を行っていきました。どちらのチームも頑張っていましたね。
ゲームに出て活躍していくために、皆もっとシュートの確率を上げましょう。また、最後の最後まで粘ってリバウンドも頑張っていきましょうね。

6.ステップアップクラス
   ・おしぼりリレー
   ・ピートドリル
   ・Vドリブル
   ・クイックフロントチェンジ
   ・ロールターン
   ・ジャブステップ
    a.オンサイド
    b.クロスオーバー
    c.フェイクドライブ
   ・1on1
 今回も、バスケットボールの基本の姿勢である、トリプルスレットポジションの確認を行っていきました。
 
練習中は意識を高め、試合中では無意識にできるよう練習を行っていきましょう。

・おしぼりリレー
 この練習は、股関節をたたみ、お尻を落とす意識を高めることを狙いとしています。
 皆さんの、トリプルスレットポジション時の姿勢を見ると、膝がつま先より前に出ている選手が多かったですね。これが習慣の選手は、着地時の衝撃すべてを、膝で吸収することになり怪我をする恐れがあります。
 そこで、しっかり股関節をたたみ、着地時の衝撃はお尻で吸収するようにしていきましょう。
 
・ピートドリル 
 股関節をたたみ、お尻を落とすようにして、トリプルスレットポジションをつくりましょう。

 1.ボールを受け、すぐにジャンプシュート
 2・ボールを受け、右にドライブしてレイアップシュート
 3.ボールを受け、左にドライブしてレイアップシュート
 4.フェイクから、右にドライブしてレイアップシュート
 5.フェイクから、左にドライブしてレイアップシュート
 6・フェイクから、右にドリブルジャンプシュート
 7.フィエクから、左にドリブルジャンプシュート


 ボールをキャッチする時は、インサイドフットから止まりトリプルスレットポジションの姿勢で構えます。突き出し時に、トラベリングが起こりやすいので、
後ろ足の膝をしっかりと曲げ、重心を低くすることを意識して練習しましょう。

・Vドリブル
 フロントチェンジの分解練習を行いました。反対の手を準備しておき、ドリブルをする時は膝の下を通るくらい低くします。この時
ボールを見ないで、強くつく事を意識してください
 ちなみに、このポイントはすべてのドリブル練習に共通してきます。忘れずに覚えておいてくださいね。

・クイックフロントチェンジ
 ディフェンスが早いタイミングでコースに先回りをしてきた瞬間、クイックフロントチェンジで逆をつきます。この時に外側の足で床を蹴ることを意識してください。床を蹴ることで一気に加速することができます。
 しかし、床を蹴る足が身体の重心から遠い位置にあると、あまり効果を発揮することができませんから、身体の重心から近い位置で床を蹴れるようになると、鋭いクイックフロントチェンジができるようになります。

・ロールターン
 ディフェンスがいきなりコースに入ってくれば、ロールターンを使います。ゴールに向かって最短距離で素早くターンをしたいので、ターンをする時の軸足をディフェンスが構えてるスタンスの間に置きにいきましょう。頭の位置を変えないことも素早くターンをするためのポイントになりますので覚えておいてください。

・ジャブステップ
 フリーフットになる足を動かし、相手の様子をうかがいます。
抜きに行くタイミングは、
ディフェンスが反応し終わった瞬間、またはディフェンスが反応し始めた瞬間に逆をつくようにして、一気にディフェンスを抜き去ります。ステップの幅は、ディフェンスが反応していればいいので、大きく踏み過ぎてバランスを崩さないようにしてください。いつでも鋭い一歩が出せるよう練習していきましょう。

6.ゲーム  もっとコミュニケーションをとっていきましょう。バスケットは一人でするものではなく、皆でするものです。だから、もっとしゃべってコミュニケーションをとって何がしたいのかの意思表示をしていきましょう。
<豊後>

 今回は人数も多かったため、2つのコートを使って勝ち抜き戦を行いました。同時進行で行われている2つのコートに目を向けることは、慣れていないので、とても難しかったと思います。序盤は、少しもたつきがありましたが、終盤では両方のコートにしっかりと目を向け、素早くコートに入ることができていました。
 前回のお話からもありましたが、パスを片手でキャッチした際に、そのままドリブルをしてしまい、ディフェンスにスティールされたり、ファンブルしたりなどが目立ちました。まずは、しっかりとキャッチをしてからドリブルをつく習慣を身に付けていきましょう。<板橋>

 指導の感想と次回へ向けてのコメント
 お疲れ様でした。
ゲームのコメントにも書きましたが、もっと練習中からコミュニケーションを取っていきましょう。簡単なキャッチボイスでもかまいません。練習中に出なければ、ゲーム中に出るはずがありません。ちょっとずつで良いので出していきましょうね。
基礎クラスの子たちはメンバーも増えて、皆さんもだいぶレベルアップしてきましたね。1つ1つの技術をしっかりと覚えて発揮していきましょう。<豊後>

 皆さん、お疲れ様でした。
最後の試合を観ていると、基礎クラスの選手も得点に絡んでくるようになってきましたね。ステップクラスもトラベリングが少なくなってきました。この調子で頑張っていきましょう。
 今回のステップクラスの練習では、一度基本に戻りドリブル能力の向上として切り返しの練習をたくさんしてもらいました。皆さんとてもよくできていました。
 しかしこの練習は、ここで終わりにしては意味がありません。もし苦手な技術があれば、自分のものにできるまでしっかりと練習する必要があります。頑張って練習してください。
<板橋>

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