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第103回目指導
10月7日 木曜日
PM19:30〜PM21:30

中学生       15名
豊後 裕隆
板橋 勇斗

指導のねらい
1)バスケットの基本技術を磨いていこう!
2)自分にチャレンジしていこう!
3)ハーフコートの1on1を身につけよう!!
4)ゲームの中でシュートを決められるようになろう!!(基礎クラス
バスケットボールの家庭教師

 Practice Menu Key Point !
1.ダイナミックストレッチ   ダイナミックストレッチとは、関節の可動域を広げる目的があります。これはバスケットボールにおいて、技術やファンダメンタルを支える重要な要素を含んでいます。そのため正しい動きを理解し、パフォーマンス向上や、ケガの防止に繋げていきましょう。簡単な状況判断をたくさん取り入れた鬼ごっこを行っていきました。

2.状況判断鬼ごっこ   バスケットのゲームの中では複雑な判断を常に求められます。簡単な状況判断をたくさん取り入れた鬼ごっこを行いましたが、これで混乱していては、ゲーム中に良い判断はできませんよ。この練習中だけではなく色々な練習中もディフェンスを意識し、判断をして練習に取り組んでみましょう。

3.コーディネーションレイアップ 今回、チャレンジメニューでコーディネーションレイアップを行っていきましたね。
@、ボールを回す
A、自分が回る
B、ボールと自分が回る
C、ビハインドからボールを出す
D、ボールを回しながらワンステップ
E、@をして最後に足を通す
F、Bをして最後に足を通す
G、180度回転して
H、180度回転しながらボールを回す
I、Hをして最後に足を通す

前回と比べて、レベルアップしていますね。この練習はこのようなシュートを決めることが目的ではなく、色々なバランスや体勢からでもシュート決めることが大切な練習です。どんどんチャレンジしていきましょう。

4.基礎クラス
   ・ジャングルドリル
   ミートからシュート
   1ON1バトル
ジャングルドリル
プレッシャーのある中でリング下のシュートを決める練習を行っていきました。試合中にプレッシャーのない中でリング下のシュートを打てる時は多くはありません。ほとんどの場合はディフェンスのプレッシャーがかかってきます。そのような中でもしっかりシュートを決めれるようになっていきましょう。

ミートからシュート
今回、ミートからのシュートを状況判断も入れながら、練習も行っていきました。
ミートとは、ボールに近づきながらボールを受け取る動きのことを言います。ミートを上手く行えるようになることで、ディフェンスにボールをカットされる回数を減らすことができます。
また、ボールを受け取ったらまずシュートを狙っていきましょう。
ミートからシュートを決めることができれば、ゲーム中にたくさんシュートを決められるようになりますよ。

1ON1バトル
ミートから1ON1でバトルをしてもらいました。
このバトルのポイントは、もしシュートを打つことができないぐらいディフェンスが出てきたら、手を挙げている方にドライブすることでした。
手を挙げている方を抜くことでよりシュートにいきやすくなりましたね。ちょっとしたことですがとても大切なことなので、しっかりと判断していきましょう。


5.ステップアップクラス
   ・反応キャッチ
   ・ボール投げ上げキャッチ
   ・ピートドリル
   ・パワーレイアップ
   ・ジャブステップ
   ・1on1

1on1で相手を抜きにいく場面を大きく3つに分けてみます。
 
1.パスキャッチから
 2.対峙した状態から
 3.ドリブルしている状態から

この3つを、試合中などのあらゆる状況の中でも使えるように練習していきましょう。

 前回、豊後コーチとの練習で「ドリブルしている状態から」の練習をしましたね。もし忘れてしまっていたら前のレポートを見てよく確認しておいてください。
 そして今回、コーチとの練習では「対峙した状態から」始めていきます。
 まずは、
基本の姿勢であるトリプルスレッドポジションの習得を目指します。練習中は意識を高め試合中では無意識にできるようにしていきましょう。

・反応キャッチ

 この練習は、反応のトレーニングです。2人組で向かい合い、コーチの「ボール!」の掛け声を合図に、2人の間にあるボールを先に取った方の勝ちです。ただ反応が良いだけではなく、基本の姿勢であるトリプルスレッドポジションの状態から、素早い反応ができるようになりましょう。

・ボール投げ上げキャッチ
 走っている状態から急にストップをしても、基本の姿勢であるトリプルスレッドポジションができるようになるための練習です。ベースラインからセンターラインに向かって、自分が投げたボールが床に着く前に、自分で走ってキャッチしに行きます。ボールを投げる力と走るスピードを上手にコントロールできるとタイミングよくキャッチできます。

・ピートドリル
 
1.ボールを受け、すぐにジャンプシュート
 2・ボールを受け、右にドライブしてレイアップシュート
 3.ボールを受け、左にドライブしてレイアップシュート
 4.フェイクから、右にドライブしてレイアップシュート
 5.フェイクから、左にドライブしてレイアップシュート
 6・フェイクから、右にドリブルジャンプシュート
 7.フィエクから、左にドリブルジャンプシュート


 ボールをキャッチする時は、インサイドフットから止まりトリプルスレッドポジションの姿勢で構えます。突き出し時に、トラベリングが起こりやすいので、
後ろ足の膝をしっかりと曲げ、重心を低くすることを意識して練習しましょう。

・パワーレイアップ
 ディフェンスの強いプレッシャーにも負けず、シュートを決めきる練習です。ウィングポジションから2人組で、ディフェンスはファールをするぐらい強く押します。オフェンスはこのプレッシャーに負けないよう力強く押し返しシュートまで持っていきましょう。

・ストップ&ターンショット

 判断基準としては、
肩をセンサーにしておくことが大切です。ドライブ中にもし肩を止められてしまった場合、ストップ&ターンショットを選択します。ターンをする時は、スタンスを広くとることでディフェンスとの距離があき、シュートチェックされにくくなります。広すぎてバランスを崩さないように気を付けましょう。

・ステップイン
 ディフェンスがシュートチェックをしてきた場合は、ステップインでディフェンスを交わしてシュートに行きます。ディフェンスの動きをよくみて、フロントターンをするのか、バックターンをするのかを素早く判断しましょう。この時もバランスがとても重要になってきます。良いバランスでシュートまでいけるように、練習していきましょう。

・ジャブステップ
 フリーフットになる足を動かし、相手の様子をうかがいます。
抜きに行くタイミングは、
ディフェンスが反応し終わった瞬間に一気に加速し、ディフェンスを抜き去ります。ステップの幅は、ディフェンスが反応していればいいので、大きく踏み過ぎてバランスを崩したりしないようにしてください。いつでも鋭い一歩が出せるよう練習していきましょう。


6.ゲーム  今回、僕が注意したことはオフェンスはディフェンスに、ディフェンスはオフェンスにペースを合わせないようにしようと言う事でした。お互いが気付かないうちにペースを合わせていては早い切り返しはできず、お互いのためになりません。切り返しを早く行っていきましょう。<豊後>

 いつもより人数が少なかったですが、皆さんよく頑張りました。リバウンドでもルーズボールでも、ナイスファイト!がたくさんありましたね。
<板橋>

 指導の感想と次回へ向けてのコメント
 お疲れ様でした。
もっと色々なところで切り返しを早くしていきましょう。今回、初めに状況判断の練習を行っていきましたが、素早く判断する能力は習慣が大切です。素早く判断することが日頃からしていなければ絶対に出来るようなりません。また素早く判断することはメニューだけでしか磨けないものではなく、メニューとメニューの間の切りかえなどでも磨かれます。練習中のいたるところで素早く判断する習慣をつけて、状況判断の能力を上げていきましょう!!<豊後>

 基礎クラスもステップアップクラスも共通して気をつけなければならないことは、基本の姿勢であるトリプルスレッドポジションの習得です。ボールをキャッチしてから素早くトリプルスレッドポジションになれれば、ディフェンスに対し攻めの姿勢を見せることができます。攻める気がないオフェンスは、守っていて恐くありませんよ。ディフェンスに対し攻める姿勢を見せましょう。これができると、今よりもチャンスに気づける量が増えてくるはずです。また来週も頑張りましょう。<板橋>

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