指導後記
2004
滝野JBC 第71回目指導
3月7日(日曜日) AM10:00〜AM12:00
人数 : 中学2年生男子 2人
中学1年生男子 1人
小学6年生    5人
計 8人
メイン指導員 関谷 悠介
池田 真祐
尺野 将太
指導のねらい
 今回は鈴木コーチがドイツへ行っていたことと、中2の皆の多くがソフトテニスの大会で欠席だったため、小学6年生主体の基本メニューで指導を行いました。ドリブルのターンの練習から始め、1組2〜3人の3組に分けて各組を1人の指導員がシュート指導するという個別指導の形でシュート練習を行いました。その後、各組対抗のシュートバトルを行いゲームに入りました。中学生3人にとっては物足りない練習になってしまった面もあったかもしれませんが、もう1度基本に返るという意味で復習して欲しい内容も盛り込んでいきました。
練習メニュー 指導のポイント・注意点
1.ランニング
2.ストレッチ
3.ハンドリング
4.フックシュート練習
5.フットワーク
 ・動きながらのストレッチ
 ・キャリオカ
 ・3歩ジャンプ
 ・サイドキック
 ・3歩ダッシュ
 ・5段跳び(両足→片足)
 ・リレー
6.ドリブル
 ・フロントターン
 ・バックターン
 ・レッグスルー
 ・ビハインドターン
7.グループに分かれてシュート指導
 ・シュートゲーム
8.4対4のゲーム
 ・フロントターン
 フロントターンは実践で1番多く使うドリブルですが、自分とディフェンスの間にボールをつくためディフェンスにカットされやすいターンでもあります。簡単なドリブルチェンジではありますがしっかりとポイントを押さえ意識して練習してください。
 まずボールをつく位置は自分の両足の間です。そして両膝よりも低い位置でボールをつくように心掛けてください。

 ・バックターン
 どのドリブルターンでもボールを見ないで前をよく見て視野を広く持つことが大切ですが特にこのバックターンでは重要です。進行方向だけを見てターンしたい方向を見ずにターンしてしまい、ディフェンスが近づいてきていることに気づかずターンと同時にカットされてしまうことがよくあります。ドリブルをしながら肩越しでターンしたい方向にディフェンスがいないことを確認してからターンするようにしてください。
 もう1つバックターンで気をつけることはターンするときに足をコンパスのようにして回らずに、1度軸足に引き付けてからまた進行方向に真っ直ぐ足を出すことです。足をコンパスのように回してしまったら遠回りになってしまいターンがおそくなってしまいます。足を1直線に軸足に引き付けたら1直線に進行方向に出す。このことをしっかり意識して練習するようにしましょう。

 ・レッグスルー
 ・ビハインドターン
 このターンはディフェンスが近づいてきている時に有効です。自分とディフェンスの間にスペースが無くフロントターンやバックターンができない時に使うようにしましょう。ビハインドターンの時は勢いよく進行方向にボールを投げるようなイメージでドリブルターンをして、そのボールに追いつくようにするとスピードがあるターンができます。どちらも難しい技術ですがボールを見ないでできるようになるまで練習していってください。

7.シュート指導
 3人の指導員で2〜3人ずつ受け持ち、普段では見ることができない細かい部分までシュート指導を行いました。その後、3グループ対抗でシュートゲームを行いました。
感想と次への課題
 今回は毎週のメニューとは少し外れて練習を行いましたが、小学6年生の皆にとってはとても充実した内容の濃い基礎練習ができたと思います。また、3人の中学生もアップやゲームの時などにチームをまとめる姿勢が芽生えてきてとても良かったです。毎回の練習は言うまでもなくとても大切ですが、今回のような練習で各自が学んだことも忘れずにいて欲しいと思います。各コーチから言われた課題は1人1人によって違うと思います。これからの練習では今回のような細かい部分まで1人1人へのアドバイスは難しいので、今回教えてもらったことを忘れずに毎回の練習に励んでいってください。

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