指導後記
2004
個別指導教室
沙耶ちゃん小学6年生個人指導
第12回目
3月10日(水曜日) PM5:00〜PM7:00
人数 : 小学6年生女子1名
指導員 杉本 惇
指導後記
〈今回のメニュー〉
ドリブルシュート
Vカットからパスを受けてドリブルシュート
スラストステップからパスを受けてドリブルシュート
ジャンプシュート


〈ポイント〉
ドリブルシュートはもっとも基礎的なシュートの一つであり決めればチームは勢い付き、外せばチームのムードが悪くなる重要なシュートです。確実に決められるようになりましょう。
まず大切なのはリングに向かって高く跳ぶ事です。走ってくる勢いをそのまま前方向に伝えてジャンプしてしまうとボールを放した時にボールに勢いが付きすぎて上手くコントロールする事ができません。走ってきた時の前方向の勢いを上方向に変換する必要があります。上に高く跳ぶことによって勢いが殺せ、よりリングに近付けるので確率の高いシュートを打つ事ができます。高く跳ぶコツは最後のツーステップを細かく踏み十分に腰を落としてジャンプすることです。また左足で踏み切る際は右肩と右膝で体を引っ張りあげるように振り上げるとさらに高く跳ぶことができるでしょう。後片手でボールを高く保持し上手くボードを使ってシュートを決めましょう。

Vカットはリングにむかって二、三歩走ったあと素早くターンしディフェンスを振り切ってボールマンに向かいながらミートします。ディフェンスを上手く振り切る為にはターンの位置とターンの速さ、走る方向がポイントとなります。まずあまり中に入り込まない事。ディフェンスはボールマンとマークマンとリングの三角形を意識して守ります。つまりこの三角形が大きいほど裏パスのケアもしなければならないのでオフェンスはパスが通りやすくなるのです。中に入りすぎると三角形が小さくなりディフェンスが守りやすくなってしまいます。3ポイントラインから三、四歩進んだくらいでターンしましよう。ターンは腰を落としてスムースにターンしましょう。ディフェンスをオフェンスの重心を見て守ってます。意識してないかもしれませんが腰の位置を見てディフェンスしているはずです。だからターンする足を踏み込みすぎると床を蹴っても腰の位置が変わらずせっかく振り切ったディフェンスに追いつかれてしまいます。何度も練習すればわかると思うので腰の位置に注意してやって見てください。パスを受けたらまずシュートを狙ってかまえてください。それによりディフ
ェンスは引きつけられるのでそこをストレートステップで素早く抜き去ってドリブルシュートを決めましょう。
スラストステップはベースライン側からハーフラインに向かって走りフリースローライン付近でターンし、外に飛び出してパスをもらいます。スラストステップの場合はディフェンスを押し込んだ方がターンした後ディフェンスを引き離しやすいでしょう。これはディフェンスは後ろ向きに守っているためオフェンスの急な飛び出しに付いて行けません。しかしパスの距離が長くなると追いつかれてしまいます。フリースローラインくらいで一瞬でとびだすのがちょうど良いでしょう。


どこでパスを受けてもまずシュートを狙う事を意識してください。ディフェンスを意識しながら練習すれば試合でも十分に使えるようになるはずです。パスが上手く回せなければ自分たちのリズムが作れずやりたいことができなくなります。確実に身に付けて欲しい技術です。頑張って自分のものにしてください。

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