COACHING EDUCATION TOUR

WATCH PRACTICE 4
練習見学
2007/2/7
作成者:尺野将太
8日目は最後の練習見学日。
スクールを2つと幼児バスケ、12~13歳のクラブを見学しました。
その後、色々親切にお世話をしてくれたジョアンさんにスペイン語でお礼を言い、再会を約束しました。



ジュベントゥの横断幕
「バダロナはサッカーの街じゃない!」



12~13歳クラブチーム
トップチームと同じメインアリーナでの練習


メインでの練習を見守る親
半分以上がお父さんでした


この日はトップチームがスペイン国王杯に向けて移動日だったので、メインアリーナでクラブチームの子どもたちが練習でした。トップチームと同じ場所で練習できる環境は、子どもたちにとって良い刺激になると思いました。

自分の子どもがメインアリーナで練習すると言うことで、この日は保護者の方がたくさん練習見学に集まっていました。きっと自慢の息子なんでしょうね☆



12~13歳クラブのトレーニング
ここのクラブではこの時期から
軽い負荷でマシーントレーニングを開始


コーチが正しいフォームをチェック!
遊び感覚でマシーンに慣れていきます


ここのクラブでは、クラブチームに所属している選手は全員練習前にウォーミングアップとウェイトトレーニングを行います。ただ、15歳くらいまでの子は、トレーニングと言ってもマシーンの使い方や、正しいフォームを覚えることが目的で、重い負荷はかけずに行います。16歳以上のカテゴリーの子は、重りをつけ身体つくりにはげんでいました。



3~4歳のスクール後の様子
鈴木コーチ大人気



6~7歳のスクール
ドリブル中心にボールに慣れることが主なねらい


ここのクラブは3歳の9月からスクールに入会できます。6~7歳までは特別に分けられたコートで練習します。バスケ以外に気が散らないようにとの配慮でした。ぼくたちもジャマにならないよう、見学は短い時間にしました。

練習はバスケの楽しさを味あわせることが中心で、いつでもボールに触れさせることが大切だそうです。そのため、ドリブルを使ったゲームが主な練習になり、楽しみながらボールに慣れる工夫をしていました。



7~8歳のスクールの様子
シュートを打っているのは女の子



9~10歳のスクール
シュートゲームで盛り上がっています


何日見ても、同じ練習メニューは行っていませんでした。スクールは見ていて毎回新しい発見の連続です。この日もドリブル練習の工夫や、おもしろいシューティングゲームをしていました。また、練習の最後には必ず5対5も行います。スクールは練習時間が1時間15分で、その間に9つくらいのメニューを行って、5対5も入れています。子どもたちに色々な刺激を与えつつ、バスケの1番の楽しみの5対5を入れているので、「育成・成長」を考えた練習になっていると感じました。

見学で発見した良い部分はどんどん取り入れていきたいと思います。


お世話になったジョアンさんと記念撮影
とても感じのいい好青年でした
(一応ジョアンさんが一番年下です)

約1週間お世話になったクラブの人たちに、スペイン語でお礼を言いました。なかでも忙しい時間をさいて、練習の解説や色々な話をきかせてくれたジョアンさんには大変感謝しています。これからも関係を持ち続け、また再会したいものです。

これでクラブの練習見学は全日程が終了です。とても充実した1週間が過ごせました。

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