数字 |
0°ポジション (ぜろどぽじしょん:0-position)
リングとコーナーを結んだエンドライン周辺の場所のことを指す。コーナーやショートコーナーも0°ポジションである。
[←先頭へ]3秒ルール (3 sec. violation)
コート内でボールをコントロールしているチームのプレイヤーは、ゲームクロックが動いている間は、相手のバスケットに近い制限区域内に3秒を超えてとどまることはできない。
この規定に違反したときは“3秒ルール”のバイオレーションになる。
→ゲームクロック
[←先頭へ]45°ポジション (45どぽじしょん:45-position)
フリースローラインの延長線と3ポイントラインの重なる、リングを斜めから見るエリアを指す。ウィングポジションとも呼ばれる。このエリアからの1on1は効果的なオフェンスとなる。
[←先頭へ]I |
I カット (I cut)
ボールミートの方法の一つで、ゴールの方向へ動いてから元の位置に戻りボールをもらうこと。その動きがアルファベットの「I」の字に似ていることからこう呼ばれる。
[←先頭へ]L |
Lカット (L cut)
アウトサイドでのボールのもらい方の1つ。その方向転換の角度が90°に近い場合を、アルファベットのLにたとえてこう呼びます。
[←先頭へ]V |
V カット (V cut)
ボールミートの方法の一つで、ウィングの選手が、トップにボールがあるときに、ゴールの方向へ動いてから、ボールの方向へ動くとき、その動きがアルファベットの「V」の字に似ていることからこう呼ばれる。(「V」の字に見えるカットの総称)
[←先頭へ]あ |
アーチ (arch)
シュートを打ったときに、その放たれたボールが描く弧のこと。
[←先頭へ]アーリー・リリース(スリップ) (あーりー・りりーす(すりっぷ):early-release(slip))
スクリーンプレーの一つで、スクリーナーはボール保持者のディフェンスにスクリーンをセットするふりをして、すぐにゴール方向にカットする。ボール保持者はスクリーンを利用するふりをしながらカットしたオフェンスプレーヤーにパスを入れるプレーをさす。
[←先頭へ]アーリーオフェンス (early offense)
ファーストブレイク(速攻)ほど速い攻めではないが、相手のディフェンスが完全に整わない早い時期に攻めきる攻撃のこと。
→ファーストブレイク
[←先頭へ]アウトオブバウンズ (out of bounds)
サイドライン・エンドラインの境界線上・および境界線の外側の床を「アウト・オブ・バウンズ」と呼びます。アウトオブバウンズのバイオレーションを犯すと、ボールは相手側に移動します。
[←先頭へ]アウトサイドエリア (outside area)
一般に、ゴールから離れたエリアをアウトサイドと呼びます。台形の外側から3Pラインの周辺をアウトサイドといいます。
<同意語>ペリメター
<反対語>インサイドエリア
アウトサイドスクリーン (outside screen)
ボール保持者の横をすり抜けるようにして、自分のディフェンスをぶつけ、ハンドオフパスを受けて攻めるスクリーンプレーの一種。トレイルプレーはこのスクリーンに入る。
<反対語>インサイドスクリーン
アウトサイドフット (outside foot)
外側の足、あるいはゴールから遠いほうの足。
<反>インサイドフット
アウトサイドフットターン (outside foot turn)
外足を軸にした方向転換。曲がりたい方向とは逆の足でストップするように1歩目を踏み込む。
<反>インサイドフットターン
アウトナンバー (out number)
攻撃エリア内で人数的にオフェンスプレイヤーがディフェンスプレイヤーより多い状態のこと。
[←先頭へ]アウトレットパス (outlet pass)
ディフェンスリバウンドのあと、最初に出すパスのこと。
[←先頭へ]アシストパス (assist pass)
仲間のプレーヤーがシュートしやすいように送るパス。
[←先頭へ]アジリティー (agility)
ある動作から別の動作への切り替えの速さのこと。
[←先頭へ]アップ&アンダー (up & under)
一方の足を軸足にして、もう一方の足でステップを踏み、シュートをするかのようにポンプフェイクを行う。
ディフェンスがシュートチェックに飛んできたところで、クロスオーバーあるいはバックターンによってゴール方向へ素早くステップインシュートを行う。
→ステップインシュート、 バックターン
[←先頭へ]アラウンドトゥザゴール (around to the goal)
チームメイトに手渡しパス(ハンドオフパス)をするフリをするが、ボールを渡さない。そのまま自分でゴールに向けてカットインする技術。
[←先頭へ]アンダーハンドパス (あんだーはんどぱす:underhand-pass)
ドリブルで止まった後やディフェンスリバウンドをとった後など、ディフェンスとの接触をかわしすばやく安全に出したいときに用いるパス。両手でボールを包み込むように持ち、体の低い位置から出す。
[←先頭へ]イリーガルスクリーン (illegal screen)
ボールをコントロールしていない相手が望む位置に行くことを、不当に体を使って妨害すること。
[←先頭へ]インサイドアウト・フェイク・ドリブル (inside-out fake dribble)
1タッチターンのクロスステップで方向を変えると見せかけて(フェイク)、途中からリードフットをサイドステップに切り換えるフットワークを使い、ドリブルもフロントチェンジと見せかけて、元に戻すようにして行うドリブル。
[←先頭へ]インサイドエリア (inside area)
比較的ゴールに近いエリアのこと。制限区域(台形内)とその周辺(ポストエリアの外側)までがインサイドと呼ばれるエリアの境界である。
<反対語>アウトサイドエリア
インサイドスクリーン (いんさいどすくりーん:inside screen)
ボールを持っているプレイヤーに、オフェンスプレイヤーが意図的にスクリーンをしかけにいくプレーをさす。セットプレーでも多く使われる。
[←先頭へ]インサイドフット (inside foot)
内側の足、あるいはゴールから近いほうの足。
<反>アウトサイドフット
インターセプト (intercept)
ディフェンス中に相手チームのパスをうばい、自分たちのボールにすること。
<類義語>スティール
ウィークサイド (waek side)
ヘルプサイドともいいます。言葉の使い方にいくつかあるので、場面によって使い分けましょう。
1.ミドルラインをはさんで、ボールのない側
2.ゴールラインをはさんで、エンドライン側
3.ゴールラインをはさんで、ディフェンスが
オーバーシフトした逆側
ウィーブ (weave)
ドリブルスクリーンを連続して行う動きのこと。OFの動き不足の問題をある程度解決できる
[←先頭へ]ヴィジブルカウント (visible count)
今年度のルール改正によって、審判がフリースローやスローインの5秒、バックコートでの8秒等の制限時間のバイオレーションのカウントを腕を振る合図をして、目に見える形で行うことが追加された。
"http://www.jabba-net.com/jabba/news/referee/visiblecount.wmv">http://www.jabba-net.com/jabba/news/referee/visiblecount.wmv
ウイング (wing)
フリースローラインの延長上と3Pラインが交わるあたりのエリア。
別名:45度
エクスプロージョン (えくすぷろーじょん:explosion)
スクリーンプレーの一つで、ディフェンスがスクリーンに気をとられている間にボールマンがスクリーンと逆の方向に一気にドライブするプレーをさす。
[←先頭へ]エルボー (elbow)
フリースローラインのどちらかの端(フリースローラインとサークルの交点)をさす。またバックボードのリングの上方にラインで描かれている四角形の角もエルボーと呼ばれている。
[←先頭へ]エンデバー制度 (Endeavor project)
現在JABBA(日本バスケットボール協会)が取り組んでいる「一貫指導システム」のこと。世界で勝つことを目指して、プレーヤー・指導者の発掘と育成をし、日本のバスケットボール界全体のレベルアップを狙った活動。
[←先頭へ]エンドライン (end line)
ゴールの裏側にあるライン。
別な言い方をすれば、バスケットボールコートの長方形で短い方のライン。
別名:ベースライン
→制限区域
[←先頭へ]エントリー (entry)
相手のセットDEFに対して、どこの、誰にパスをして自分たちのOFEを始めるかを、あらかじめ計画すること。
[←先頭へ]オーバーザトップ (over the top)
@フリースローサークルのトップ付近のエリアのこと。
Aスクリーンにひっかからないようにスクリーンの上をすり抜けるディフェンスのこと。
<同>ファイトオーバー
→ファイトオーバー
[←先頭へ]オーバーシフト (おーばーしふと:over-shifting)
ボールマンをマークしているディフェンスがわざとゴールラインからずれて、ボールマンを片方のサイドに意図的に追い込もうとするディフェンスをさす。
[←先頭へ]オーバーヘッドパス (overhead pass)
近い味方へも、遠い味方へも使えるパスである。
特にレシーバーとの間にディフェンスがいて、頭越しにパスをする場合や、速攻のときのアウトレットパスなどの時に利用される。
オープンスタンス (open stance)
ボールマンとマークマンの両方が見える方向に体を向け、ボールの動きに対して構えること。
オフェンスリバウンド (おふぇんすりばうんど:offensive-rebound)
今までオフェンスをしていたチームがリバウンドをとること。オフェンスリバウンドをとると再び攻めるチャンスが生まれる。
[←先頭へ]か |
ガード (guard)
現在ではゲームをコントロールする司令塔的な役割を果たすプレイヤーのことを指すのが一般的である。しかしバスケットボールが始められた当時のガードとは、自チームのゴール周辺に位置し、攻め込んでくる相手フォワードを防御するプレイヤーのことを指していた。
歴史を重ねるごとに、このような分業的な考え方は徐々になくなり、現在に至っている。
→フォワード、 センタープレイヤー
[←先頭へ]カット (cut)
オフェンスプレイヤーのある場所から、ある場所への移動をカット≠ニいう。また、オフェンスプレイヤーがある場所から、ある場所へ移動することをカットする≠ニいう。
移動する軌跡や移動の方向を示す言葉を伴って、Vカット、カットインなどと使われることが多い。
→Vカット
[←先頭へ]カットアウト (cut out)
アウトサイドに向かうカットのこと。
[←先頭へ]カットイン (cut in)
インサイドに向かうカットのこと。
[←先頭へ]ギャップ (gap)
ゾーンディフェンスにおけるディフェンダーどうしの間のこと。
[←先頭へ]ギャロップ (galop)
スキップと同様の足の運びを大きくした動作のこと。
スキップがリラックスした状態であるのに対し、ギャロップは相手の足元を飛び越えて抜き去るときなどに効果的である。
クイックネス (quickness)
アジリティーに速度の変化、方向の多様性が加わったもの。最短距離を合理的に移動する。
→アジリティ-
[←先頭へ]クリア (clear)
場所を空けること。
[←先頭へ]クローズアウト (close out)
ディフェンダーがオフェンスプレイヤーとの間合いを詰める動きのこと。
[←先頭へ]クローズドスタンス (closed stance)
自分がマークする相手の方向に体を向け、その人の動きを中心に構える。片手を相手に近づけ、視野から外れても見失わないようにする。逆の手はパスコースにハンズアップする。
[←先頭へ]クロスオーバーステップ (cross over step)
軸足に対してリードフットが交差するステップのこと。
ボールマンの1on1の攻撃で、ディフェンダーの前を横切って(自分の背中側がディフェンダーに向くように)ボールを突き出すときのステップのこと。
クロスオーバードリブル (cross over dribble)
体の前ですばやくサイドからサイドへドリブルチェンジすること。<同>フロントチェンジ
→フロントチェンジ
[←先頭へ]クロスステップ (cross step)
ディフェンスフットワークの一つ。オフェンスの動きにスライドステップではついていけそうにないときや、大きなパスをインターセプトする時にこのステップを用いる。
いわゆる「駆け足」に近いが、上半身はボールを奪うために準備しておかなければならないので、普通のランニングとは区別する。
→スライドステップ
[←先頭へ]コーナー (corner)
サイドラインとエンドラインからなるコートの角。
[←先頭へ]コーフィンコーナー (coffin corner)
センターラインとサイドラインからなるコーナーの角を指す。
コーフィンとは「棺おけ」などという意味で使われる。
ゴールライン (goal line)
オフェンスプレイヤーとゴールを直線で結んだ仮想線のこと。
[←先頭へ]コントロールドリブル (control dribble)
ディフェンスに接近して守られたときに、ボールをプロテクトしながら、ドリブルを続けること。
[←先頭へ]コンバージョン (conversion)
オフェンスからディフェンス、ディフェンスからオフェンスへの切り替えのこと。
[←先頭へ]片足ジャンプ (かたあしじゃんぷ:one leg jump)
レイアップシュートやランニングリバウンドのときなどに用いられるジャンプの仕方。一歩目でスピードを落とし、二歩目で強く上へ踏み切る。
[←先頭へ]さ |
サイドアームパス (side arm pass)
ディフェンスにプレッシャーをかけられているときに、相手の脇を通してパスを出すときに用いる。
[←先頭へ]サイドステップ (side step)
自分の横方向に足を踏み出すステップのうち、足を交差させない場合のことを指す。
[←先頭へ]シール (seal)
相手の動きを封じること。
オフェンスプレイヤーの場合、ディフェンダーに背中や腕をピッタリくっつけて、ディフェンダーが前に出てパスを阻止しようとする動きを封じること。
ディフェンダーの場合、ダブルチームなどをしかけて、オフェンスプレイヤーの動きを封じること。
シャット・ザ・ゲート (shut the gate)
フローティングやディナイのポジションからいったん離れて、ドライブしつつあるオフェンスにはっきりとわかるようにドライブコースに立ちはだかり、けん制をしてドライブインを思いとどまらせること。
[←先頭へ]シャッフル (shuffle)
@攻撃のサイドを交互に替えながら行う攻撃法のこと。
Aすり足のステップのこと。
シャトルラン (shuttle run)
コートを4分の1や2分の1ごとに区切って往復のダッシュをする練習のこと。フットワークとして行われることが多い。
ターンの仕方やバックランを組み合わせることで、さまざまなバリエーションを作ることができる。
ジャブステップ (jab step)
ボールを持ったときの1対1の攻撃で、リードフットを使ったディフェンダーの反応を見るために踏む小刻みなステップのこと。
ドリブルの突き出しをする前のフェイクとして使われる。
→ステップ、 フェイク
[←先頭へ]ジャンプストップ (jump stop)
大きくジャンプしながら空中でボールをキャッチし、両足同時に着地すること。
[←先頭へ]ジャンプボール (じゃんぷぼーる:jump-ball)
試合の開始時にセンターサークルでトスされたボールを、自チームのボールになるようにタップすること。
[←先頭へ]シューティングバランス (shooting balance)
基本的には、5人のプレイヤーに等しくシュートの自由が与えられること。
卓越したシューターなどはより高い自由性をもたせても良い。
シュート (shoot)
ゴール(リング)を狙ってボールを放つこと。
シュートは日本語。アメリカでは「ショット」という。
シュートセレクション (しゅーとせれくしょん:shot-selection)
周囲の状況を見きわめてシュートを打つかどうかの判断をすること。良いシュートセレクションでシュートを打つことは確率の良いシュートにつながる。
[←先頭へ]シュートブロック (しゅーとぶろっく:blocked-shot)
オフェンスにシュートを決められないように、ディフェンスがシュートをはたくこと。シュートブロックのときはファウルになりやすいので、オフェンスに接触しないように注意する必要がある。
[←先頭へ]ショートコーナー (short corner)
エンドラインとフリースローレーンからなる制限区域外の角のこと。
→制限区域
[←先頭へ]ショットレンジ (shot range)
無理なく決めることのできるシュートの範囲のこと。
[←先頭へ]ショルダーパス (shoulder pass)
ベースボールパスともいわれ、速攻をしかけるときなど、長い距離を片手で投げる場合に使うパス。
[←先頭へ]シリンダー (cylinder)
プレーヤーがバスケットボール・ポジションにいるとき、その真上の空間をシリンダーという。その範囲は以下のように定められている。
・前は手を普通にあげたときの手の平の垂直面
・後は、尻の垂直面
・両脇は、脚と脚(足)の垂直面
シリンダー (cylinder)
プレイヤーがコート上で普通に両足を開いて位置を占めたとき(ノーマル・バスケットボール・ポジション)、そのプレイヤーが占めている位置と真上の空間をシリンダーという。
[←先頭へ]スイッチアップ (switch up)
スクリーンに対してディフェンス側から先手で動き、ボール保持者にスクリナーのディフェンスがチェンジしてアタックし、追い込みをかけるディフェンスのこと。
[←先頭へ]スイングパス
コートを横断するようなパス
[←先頭へ]スキップパス (skip pass)
隣のプレイヤーをとばして、その向こうのプレイヤーへ送るパスのこと。
[←先頭へ]スクエアアップ (すくえああっぷ:square-up)
ボールを持った時にゴールに正対すること。
[←先頭へ]スクエアスタンス (square stance)
ディフェンスの構えの一つ。基本姿勢に加えて、少し重心を落とし、相手に対して真正面に向かい合うスタンス。
[←先頭へ]スクリーンアウェイ (すくりーんあうぇい:screen-away)
スクリーンプレーの一つで、パスをしたプレーヤーがパスした方向と逆サイドにいるオフェンスプレーヤーにスクリーンをセットしてチャンスを作るプレーをさす。
[←先頭へ]スクリーンプレー (すくりーんぷれー:screen-play)
2人以上のオフェンスプレーヤーがディフェンスの動きを止めることによって、攻撃のチャンスを作り出すプレーをさす。スクリーンプレーには、カベとなってディフェンスの動きを止めるスクリナーと、そのカベを使ってチャンスを作るユーザーという2つの役割がある。
[←先頭へ]スクリナー (すくりなー:screener)
スクリーンプレーにおいて、味方にスクリーンをセットするプレーヤーをさす。
[←先頭へ]スクリメージ (scrimmage)
アメフト用語でボールが一度スナップされてから、デッドになるまでのプレイのこと。バスケットでは、1往復や2往復のゲームなどを行う際に、この言葉を用いることがある。
またチーム内の練習試合のなども意味する。
スタック (stack)
ローポスト、またはハイポストのフリースローレーンに二人のオフェンスプレーヤーが密着した状態で行うスクリーンプレイ。
ユーザーが通過後、一人が外に出ることによってオープンショットの機会が出来る。
スタッター (stutter)
左右の足をバタバタと細かく踏み替える足の動きをスタッターと呼ぶ。
「フットファイヤー」や「ハーキー」ともいう。
スティール (steal)
相手チームのドリブラーからボールをうばうこと。<類似語>インターセプト
[←先頭へ]スティック (すてぃっく:stick)
両手を上げてオフェンスにぴったりとくっついてプレッシャーをかけるディフェンスをさす。ダブルチームで囲んで守る場合やドリブルで止まったオフェンスを守る場合に使う。
[←先頭へ]ステップバック (すてっぷばっく :step-back)
@オフェンスリバウンドの技術の一つで、ディフェンスが体重をあずけてブロックアウトしてきたときに押し返すのではなく、一歩後ろに引きディフェンスがバランスを崩した瞬間に前に入り込むプレーをさす。
Aドリブルしている状態から後ろに大きく一歩蹴りだしてディフェンスとのスペースを作り、ジャンプシュートを打つプレーをさす。
ストーリング(ディレイド・ゲーム) (すとーりんぐ(でぃれいど・げーむ):stalling(delayed-game))
ゲーム後半で勝っているチームがリードを守るために、攻撃時間を使い切るようにして攻めること。オフェンスはボールキープをするだけでなく得点をねらう動きをすることがポイントになる。
[←先頭へ]ストライドストップ (stride stop)
スピードを出して走っているときやドリブルをしているときに用いるストップの仕方。
1・2のリズムで止まる
1でほぼ停止に近い状態をつくるようにする。
2でバランスを保ったまま完全に静止する。
ストレートカット (すとれーとかっと:straight-cut)
@オフェンスリバウンドの技術の一つで、ディフェンスにブロックアウトされる前に腕と足を使ってすばやくオフェンスの前に入り込み、有利なポジションを確保すること。
Aパス&ランプレーの一つで、パスした後自分のディフェンスの前をゴール方向にカットしていくプレーをさす。
ストレッチ・ザ・トラップ (すとれっち・ざ・とらっぷ:stretch-the-trap)
スクリーンプレーの際に、スクリーナーをマークしていたディフェンスとユーザーをマークしていたディフェンスの2人にボールマンがダブルチームされた場合に有効なプレーである。ダブルチームされたボールマンはリトリートドリブルで後方に下がり、ノーマークになった味方プレーヤーにパスを出してチャンスを作る。
[←先頭へ]ストロングサイド (storong side)
両方のゴールを結んだミドルラインによってコートを縦に二分したときの、ボールがあるほうのサイドのこと。ボールサイドとも言います。<反>ウィークサイド、オフサイド。
→オフサイド、 ボールサイド
[←先頭へ]スナップ (snap)
ボール保持者がボールをお腹の前に構えたときや、シュートやパスやドリブルをしようとする直前に、ボールに対して直線的にチェックにいくこと。
[←先頭へ]スピードドリブル (speed dribble)
ディフェンスに接近されていないフリーの状態でゴールに向かって速くドライブするときや、ファストブレイク時にボールを運ぶために使うドリブル。
[←先頭へ]スピン (spin)
ボールに与えられる回転をスピンと言う。
ボールの下半分に力を加えるスナップ動作によってボールに逆スピン(逆回転)が与えられると、横方向に回転軸ができるので、ボールの進行方向の起動は安定する。
スピンターン (すぴんたーん:spin-turn)
オフェンスリバウンドの技術の一つで、ディフェンスにブロックアウトされた時に自分の体をディフェンスの背中に密着させ、バックターンをしてディフェンスの前に入るプレーをさす。
[←先頭へ]スピンムーブ (spin move)
ディフェンスが後ろからプレッシャーをかけてきたとき、上体をしっかりと起こし、左右どちらかの肩甲骨の辺りでプレッシャー受け止めながら、そちら側の足を軸足にして、プレッシャーを受け止めていた肩を落としながら素早くドライブしてゴールを狙うプレイ。
[←先頭へ]スペインリーグ ACB (Liga ACB)
ACB(Asociacion de Clubs de Baloncesto)はスペインのプロバスケットボールリーグの1部。ルール等はFIBAルールが採用されており、18チームが1部に参加している。
[←先頭へ]スライディング (sliding)
ルーズボールを獲得するためにボールに飛びつくこと。
[←先頭へ]スライドスルー(・ザ・スクリーン) (すらいどするー(・ざ・すくりーん):slide-through-the-screen)
スクリーンプレーに対するディフェンスの一つで、スクリナーとスクリナーのディフェンスの間をユーザーのディフェンスがすり抜けて守るディフェンスをさす。マークマンは変わらない。
[←先頭へ]スリークォーター (three quarter)
コートをハーフラインと2本のフリースローラインの延長線で4つに分割したときの、その4分の3のエリアのこと。
「オールコートマンツーマン」「ハーフコートマンツーマン」などと同じように、ディフェンスの指示の時に使われることが多い。
セーフティ (safety)
オフェンスからディフェンスに切り替わったとき、相手にファーストブレイクを出されないように準備しておくこと。
[←先頭へ]センタープレイヤー (center)
主にゴールの近くでのプレイが多く、チームの長身選手がその役割を担うことが多い。
昔はコートの中心に立って、ガードからパスを受け、そのボールをフォワードに中継する役目だったので、センターと呼ばれるようになった。
→ガード、 フォワード
[←先頭へ]ゾーンディフェンス (zone defence)
自分の守るべき特定の領域を仲間と協力しながら守り、地域内では相手に自由にプレーさせないようにする地域防御法のこと。
[←先頭へ]制限区域 (せいげんくいき:paint)
制限区域とは、以下のラインに囲まれた場所のことである。
・エンドライン
・フリースローライン
・エンドラインの中央から左右3mの点とフリースローラインの両端を結んだ2本のライン
一般的に「台形」と呼ばれている。
制限区域を描いているライン(エンドラインは除く)は区域内に含まれる。
制限区域内にいるプレイヤーは制限区域の外の床に両足をつけなければ制限区域を出たことにはならない。
た |
ターゲットハンド (target hand)
ボールを保持しているプレイヤーに対して、パスを受け取ろうとするプレイヤーが、パスをすべき点(ターゲット)を示すために出す手のこと。
[←先頭へ]ターン (turn)
@方向転換すること
Aどちらかの足を軸にして回転すること。(フロントターン、リバースターン、バックターンなど)
→フロントターン、 リバースターン
[←先頭へ]ターンオーバー (turnover)
オフェンス側が、ミスプレーやバイオレーションによってボールの保持を失うこと。
[←先頭へ]タップシュート (tap shot)
リバウンドやパスをキャッチせずに、タップ(ティップ)してダイレクトに打つシュート。
[←先頭へ]ダブルチーム (double team)
ボールマンを2人のディフェンダーではさんでディフェンスすること。
[←先頭へ]チェストパス (chestpass)
もっとも基本的なパスであり、使用目的、頻度ともにゲーム中に一番多く使われるパスである。
ボールを胸の前に持ち、そこから両腕を絞り込むようにし、手首と指先のスナップを利用して放つパスのこと。
チェック&ゴー (check and go)
ディフェンスプレイヤーが、リバウンドに入ろうとするオフェンスの動く方向に一瞬コースチェックをして、すかさずゴール方向に大きく踏み込んでボールに飛びつくこと。
[←先頭へ]チェンジ オブ スピード(ペース) (change of speed(pace))
動きや走るスピードに変化をつけること。これによりディフェンスを欺く。
変化の強弱が大きいほど効果は大きい。
チェンジ・オブ・ディレクション (change of direction)
動く方向や走る方向を変えることによりディフェンスを振り切ること。
[←先頭へ]チャージング (charging)
ボールの有無に関わらず、無理に進行して相手の胴体に突き当たったり、押したりすること
[←先頭へ]ツーパスの位置 (two pass away)
ボールマンから数えて2人目のプレイヤーの位置のこと。
[←先頭へ]ティップ (tip)
ボールを指先で軽く弾くこと。
バスケットボールではゲームの開始を「ティップ・オフ」と言う。
ディナイ (deny)
ディフェンダーがパスレーン(パスが通ると予想される軌道)を塞いで、マークマンにボールを持たせないようにすること。
→パスレーン、 マークマン、 シャット・ザ・ゲート
[←先頭へ]ディフェンスリバウンド (でぃふぇんすりばうんど:defensive-rebound)
今までディフェンスをしていたチームがリバウンドをとること。
[←先頭へ]テイクチャージ (ていくちゃーじ:take-charge)
ディフェンスがオフェンスの進行方向にあらかじめ位置し、オフェンスファウルであるチャージングをもらうプレーをさす。オフェンスの動きを予測し、ファウルをもらうときは足を動かさないようにすることが大切である。
[←先頭へ]ドッジング (dodging)
素早く身をかわすようなステップを指す。
キックのように大きな動作ではなく、曲がろうとする方向とは逆の足(外側の足)をちょっとだけ外側へ踏み出すようにして、細かく方向転換をする。
トップ・オブ・ザ・キー (とっぷ・おぶ・ざ・きー:top of the key)
台形とフリースローサークルを鍵穴に見立てて、その頂点にあたるエリアを指す。フリースローサークルの半円上部周辺。
[←先頭へ]ドライブ (drive)
ドリブルで攻め込むこと。
[←先頭へ]ドライブ・ツー・ザ・ゴール (どらいぶ・つー・ざ・ごーる:drive-to-the-goal)
スクリーンプレーでボール保持者のディフェンスがスクリーンにかかって対応が遅れた場合、ボール保持者が一気にゴールに向かってドライブするプレーをさす。
[←先頭へ]トラップ (trap)
あらかじめ準備しておいたワナ≠ヨオフェンスを追い込み、オフェンスにミスプレーを誘発させようとするディフェンスのこと。
[←先頭へ]トランジション (transition)
オフェンスからディフェンス、ディフェンスからオフェンスへ切り替わる状況のこと。
[←先頭へ]トリプルスレット (triple threat)
シュート・パス・ドリブルのいずれにも即座にできる構えを指す。ディフェンスにとって、ボールをもっているプレーヤーが次にどんなプレイをするのか、予測ができなくなるところから、「3つの脅威(スレット)を与える構え」と呼ばれる。
[←先頭へ]トレース (trace)
ディフェンスの際、ボール保持者に近づいたときは、つねにボールの動きに合わせて、そのすぐ近くに左右どちらかの手を追従させて、ボールにプレッシャーをかけること。
[←先頭へ]ドロップステップ (drop-step)
リードフットを後方にひくステップのこと。インサイドのプレイに多く使われる。
[←先頭へ]な |
ノーマーク (no-mark)
ディフェンスにつかれていない、オフェンスの状態。
[←先頭へ]ノーモーションパス (no motion pass)
パスを出すときの予備動作が極めて少ないパスのこと。
難しいがディフェンスにカットされにくいという利点がある。
ノールックパス (no look pass)
パスをする時に、パサーが投げる相手や場所を見ないで出すパスのこと。
[←先頭へ]は |
ハーキー (harkee)
左右の足をバタバタと細かく踏みかえる足の動きのこと。「フットファイヤー」「スタッター」とも言う。
[←先頭へ]バイオレーション (violation)
バイオレーションとは、ファイル以外の規則、すなわちゲーム進行上のルールやプレイの内容、エリア、時間などを規定・制限するルールに対する違反のこと。
罰則としてバイオレーションを宣せられたチームの相手チームにスローインのボールが与えられ、スローインでゲームを再開する。
バウンドパス (bound pass)
パスコースにディフェンスがいる場合に、そのディフェンスを足元や体側下を、床にボールをバウンドさせて通すパス。
[←先頭へ]パス・アンド・カット(ラン) (pass and cut(run))
ボールを持っているプレイヤーが味方にパスをし、ディフェンダーを振り切ってリターンパスをもらうプレイのこと。
<同>ギブ・アンド・ゴー
→ギブ・アンド・ゴー
[←先頭へ]パスライン(パスコース) (pass line (pass corse))
ボール保持者とボール保持者以外のプレイヤーを結ぶ仮想線のこと。
[←先頭へ]パターンオフェンス (Pattern Offense)
プレーヤーの位置や動きが基本パターンとしてあらかじめ決められており、それを行うことで得点をねらう攻撃方法のこと。(セットプレー、ナンバープレーと同じ)
[←先頭へ]バックシュート (ばっくしゅーと:back-shot)
エンドライン沿いにドリブルをしながらゴールの下を通過して打つシュートをさす。手首と指先でボールにスピンをかけるとシュートが入りやすい。
[←先頭へ]バックステップ (back step)
後ろに下がるステップのこと。
フォワードステップに対して「バックワード」を使うのが正式な英語だが、日本ではバックステップのほうが馴染みがあり、広く使われている。
バックターン (back turn)
逆方向に切り返すターンのこと.。あるいは体の前方向のターン(フロントターン)に対して、その逆方向のターンのこと。
<同>リバースターン、リアターン
バックランニング (back running)
後ろ向きに走ること。ディフェンスに戻るときやアウトナンバーにされたディフェンスのときなどに使われる。
[←先頭へ]ハッシュマーク (hash mark)
フリースローのときにレーン沿いに並ぶプレイヤーの境界を示すフリースローレーン上のマークのこと。
フリースローラインに近い方から第1ハッシュ、第2ハッシュと数える。ニュートラルゾーンは塗りつぶされているが、そこは「ボックス」あるいは「ブロック」と呼ばれている。
パッシングダウン (passing down)
ドリブルに頼らず、パスによってボールをキープしながら前進していくこと。
[←先頭へ]ハリー・バック (はりー・ばっく:hurry-back)
オフェンスしていたチームがディフェンスに切り換わったとき、自チームが守るバスケット付近にすぐに戻ってディフェンスの態勢を整えることをさす。
[←先頭へ]パワードリブル (power dribble)
ゴール付近のインサイドにおいて、ディフェンスに負けないように、ポジションどりをしながら行うドリブルのこと。
[←先頭へ]ハンズアップ (hands up)
ボール保持者に対してプレッシャーをかけるために、常に手を高いところに上げておくこと。
[←先頭へ]ハンドオフパス (hand-off pass)
味方同士が接近してすれ違う(ブラッシング)ときに手渡しで使うパス。
[←先頭へ]ビジョン (びじょん:vision)
プレーヤーの視野のことをさす。ディフェンスにおいては味方や敵の位置関係、動きを感じながらボールの動きも視野に入れておく必要がある。
[←先頭へ]ピック・アンド・ロール (ぴっく・あんど・ろーる:pick-and-roll)
スクリーンプレーでディフェンスがスイッチをしてきた場合、スクリーン(pick)をかけた後にロール(roll)をして、ディフェンスの前に入りチャンスを作るプレーをさす。
[←先頭へ]ピックアップゲーム (pick up game)
ゲームを始める前にメンバーを募り、敵味方にわかれておこなうゲームの方法。
練習の成果を確認するために、ハーフコートで4on4や3on3などで良くおこなわれる。
また、公園のリングなどで知らない者同士集まってプレイするときも、このように呼ばれることがある。
→ゲーム
[←先頭へ]ビハインド・ザ・バック・ドリブル (behind the back dribble)
ディフェンスが、進むコースにオーバープレーしてきたときに、背後にボールを引くように自分の体の後ろを通過させ、反対の手でドリブルをして方向を変えるドリブル。
[←先頭へ]ビハインド・ザ・バックパス (behind the back pass)
ディフェンスにプレッシャーをかけられているとき、進路を妨害されているなどで正面からのパスが出しにくいときに有効なパス。
[←先頭へ]ピボットフット (pivot foot)
ピボットをする時の、軸足のこと。
[←先頭へ]ファーストブレイク(速攻) (fast break)
チームがボールを保持してからオールコートで展開する速い攻撃のこと。一般的には「速攻」と呼ばれている。この攻撃はディフェンスの体制が整わないうちに攻めきることを目的としている。
最初の攻撃で攻めきれなかったときに、後続のプレイヤー(トレーラー)に展開する攻撃をセカンダリーブレイク(二次速攻)という。このセカンダリーブレイクに対し、最初の攻撃をプライマリーブレイクという。
ディフェンスの体制が整ってしまったら、セットオフェンスに移行する。
→セカンダリーブレイク、 トレーラー
[←先頭へ]ファールライン (foul line)
フリースローラインと同義であるが、フリースローラインとその延長線をサイドラインまで伸ばした仮想線を指す。
[←先頭へ]ファイトオーバー(・ザ・スクリーン) (fight over the screen)
スクリーンプレイに対するディフェンスのひとつ。カッターのディフェンダーが、スクリーナーとカッターの間を割ってスクリーンをすり抜ける。マークマンの関係は変わらない。
<同>オーバー・ザ・トップ
フィード (feed)
すぐに攻撃できる状態の仲間にパスを出すこと。
[←先頭へ]フェードアウェイ・シュート (fadeaway shoot)
ジャンプシュートの応用で、DFのブロックを避けて後方にジャンプしながら上体を反らして行うシュートの事。
[←先頭へ]フェイク&ゴー (ふぇいくあんどごー:fake-and-go)
オフェンスリバウンドの技術の一つで、左右どちらかの方向にフェイクをしてディフェンスが動いたら、その逆の方向に動いてディフェンスの前に入り込むプレーをさす。
[←先頭へ]フェイスガード (face guard)
ボールを持っていないオフェンスにつくディフェンダーが、ボールを見ないでマークマンと向かい合ってパスを受けさせないように守るディフェンスのこと。
[←先頭へ]フォロースルー (follow-through)
シュートを打ったとき、ボールをリリースしたあとの手の動きのこと。
[←先頭へ]フォワードステップ (forward step)
>自分の正面の方向に動くステップのこと。
[←先頭へ]フック・シュート (ふっく・しゅーと:hook-shot)
ディフェンスに接近されていても体の幅とヘルプハンドを使って、ディフェンスをブロックした状態で行うシュートをさす。腕を伸ばしてディフェンスから遠い位置でシュートを打つので、ディフェンスにとって守りにくいシュートである。
[←先頭へ]フックパス (hook pass)
ディフェンスに接近されて激しくプレッシャーをかけられたときに、半身になり、腕を回して頭上を高くかぶるように用いるパス。
[←先頭へ]プッシュパス (push pass)
正面ではなく、斜め横にいる味方プレイヤーに対して、そちら側の手でボールを押し出すように行うパス。
[←先頭へ]フラッシュ (flash)
ボールを受けるために急にとび出す(飛び込む)こと。
[←先頭へ]ブラッシュ(ブラッシング) (ぶらっしゅ(ぶらっしんぐ):brush(brushing))
スクリーンプレーにおいて、ユーザーがスクリーナーの近くを通っていくプレーをさす。このときにスクリーナーとの距離を開けずに、接触するぐらいぎりぎりのコースを通ることが大切となる。
[←先頭へ]フリースロー (free throw)
ファウルに伴う罰則の一つ。オフェンスがシュートモーションに入っているときにファウルを犯した場合に適応される。2Pシュートには2本、3Pシュートには3本のフリースローが与えられる。誰にも妨げられることなく行えるシュートで、ゴールは1点となる
[←先頭へ]フリップ (flip)
シュートやパスなどで、手首と指のスナップを利かせてボールを軽く弾くこと。
[←先頭へ]フレアー(・カット) (ふれあー(・かっと):flare(-cut))
ボールから離れる動きで空いているスペースに移動し、パスをもらうプレーをさす。
[←先頭へ]プレスディフェンス (press defense)
オフェンスに対して積極的に圧力を(プレッシャー)をかけ、攻撃のリズムを狂わせたりボールを奪取したりするディフェンスの方法、。
マンツーマン・ゾーンの両方で用いられる。
フロアバランス (floor balance)
オフェンスの際のコート上にいる5人のプレーヤーの距離的なバランスのこと。
[←先頭へ]ブロックアウト (ぶろっくあうと:block-out)
リバウンドに入ろうとするオフェンスに対して、自分の体を相手にぶつけて相手の動きを封じるプレーをさす。ブロックアウトはディフェンスリバウンドを取るために欠かせない技術である。
[←先頭へ]フロントターン (front turn)
身体の正面方向(お腹の方)に回転するターンのこと。
<反>バックターン
ぺネトレイト (penetrate)
オフェンスプレイヤーがドリブルを使って、ディフェンスの間を突き抜けるようにゴールに向かって進むこと。あるいはディフェンスの間を突き抜けるようにパスを通すこと。
[←先頭へ]ボールキープ (ぼーるきーぷ:ball-keep)
ボールを持ったポストプレーヤーがディフェンスにボールをとられないように、肘を張ってボールをあごの下に強く保持することをさす。
[←先頭へ]ボールサイド (ball side)
@両方のゴールを結んだミドルラインによってコートを縦に二分したときの、ボールがあるほうのサイドをいう。ストロングサイドともいう。
<反>オフサイド、ウィークサイド
Aプレイヤーとボールの間のサイドのこと。
<反>ブラインドサイド
→ストロングサイド、 オフサイド、 ブラインドサイド
[←先頭へ]ホールド (hold)
シュートを打てる状態におけるボールの支え方をホールドという。
[←先頭へ]ボールマン (ball man)
ボールを持っているオフェンスプレーヤーのこと。
[←先頭へ]ボールライン (ball line)
ボールを持つオフェンス選手がいる位置から、ハーフラインやエンドラインと平行に引いた仮想線のことをボールラインと呼ぶ。
[←先頭へ]ポインティング (pointing)
ポストアップしながら、パッサーに対して自分がボールをレシーブしたい方向に指を差して合図を送ること。
またボールを欲しい方向に伸ばした手のことをターゲットハンドとも言う。
ポイントガード (point guard)
コート上でチームを指揮する役割を担うプレーヤーのこと。
[←先頭へ]ボクサーズスタンス (boxer's stance)
ドリブルのあるボール保持者をディフェンスする場合にする構えのこと。
基本姿勢より両足を少し広げ、前後に足を少しずらした構えをとる。
ポジション番号 (position number)
コート上の5人に番号をつけ、プレイヤーの役割またはポジションをわかりやすく表すために使う
1番はポイントガード、リードガードといったガードプレーヤーを指す。2番はオフガード(シューティングガード、セカンドガード)といったシューターやドリブラーが当てはまる。3番はスモールフォワード、4番パワーフォワード、5番はセンターを示す。
例 SLAMDUNK 湘北高校の場合
1番、宮城 リョータ
2番、三井 寿
3番、流川 楓
4番、桜木 花道
5番、赤木 剛憲
となる。
→オフガード、 シューティングガード、 スモールフォワード、 パワーフォワード、 センター
[←先頭へ]ポストアップ (post up)
オフェンスプレイヤーがポストエリアでディフェンダーを背中にしてポジションをとること。
[←先頭へ]ポップアウト (pop out)
ボールをレシーブするために、ポンと飛び出る動きのこと。
[←先頭へ]ボディーチェック (body check)
相手の動きを身体で止めること。
[←先頭へ]ポンプフェイク (pump fake)
ゴール下のシュートプレーの一種で、シュートの構えから、ポンプのように身体を上下させ、ディフェンスにフェイントをかけるる動き。タイミングを外せて、安全なシュートを狙う。
[←先頭へ]ま |
マーク (mark)
ディフェンダーがオフェンスプレイヤーを防御すること。
[←先頭へ]マークマン (mark man)
ディフェンスのときに自分が守る役割となっている相手のこと。
[←先頭へ]マイク・シャシェフスキー (Mike Krzyzewski)
今年の世界選手権でアメリカチームの指揮をとった、全米のコーチ界で最も敬意を払われているコーチの一人。普段はデューク大のヘッドコーチを務めている。
[←先頭へ]マッチアップ (match up)
@マンツーマンにおける、お互いのマークするプレイヤー同士の組み合わせのこと。あるいは各ポジションごとの、両チームのプレイヤーの組み合わせのこと。
Aオフェンスの隊形やポジショニングにあわせて、ディフェンスの対応を変化させること。
マッチアップゾーン (match-up zone)
オフェンスの攻撃形態に応じてゾーンを変化させ、ボールマンには常にマンツーマンで守れるように計画されたゾーンディフェンスの方法。ゾーンとマンツーマンの長所を取り入れたコンビネーションディフェンスである。
[←先頭へ]ミート (meet the ball)
オフェンスプレイヤーがパスを受けるとき、ボールが自分のところまでくるのをじっと待っているのではなく、ボールが来る方向へとび出してキャッチする動作のこと。
[←先頭へ]ミスマッチ (miss match)
背の高いオフェンスプレイヤーに背の低いディフェンダーがつかなければならないような不利な状況のこと。
[←先頭へ]ミドルポスト (middle post)
ポストエリアで、破線あたりのエリアのこと。ローポストとハイポストの中間。
[←先頭へ]ミドルライン (middle line)
ゴールとゴールを結んだ仮想ラインのこと。
[←先頭へ]ミドルレーン (middle lane)
コートを縦に3分割したときの真ん中のレーンのこと。
[←先頭へ]ムービングレシーブ (moving receive)
ボールをレシーブする動作とフェイクする動作を一連の動きのなかで行うこと。
[←先頭へ]モーションオフェンス (Motion Offense)
ディフェンスに応じた状況判断によって、スクリーン・カット・パスを使い分けるフリーオフェンスのこと。プレーヤーの動きを強調するときにこのように呼ばれる。
[←先頭へ]や |
ユーザー (user)
味方のスクリーンを利用する人。
<反>スクリナー
ら |
ラテラルスクリーン (lateral screen)
スクリナーが横方向に動いてセットするスクリーンのこと。
[←先頭へ]ランニングスコア (runnning score)
試合の時間経過にしたがっての得点変化を言う。フィールドスローで得点になったもの、その時点、時点における得点合計。
[←先頭へ]ランニングステップ (running step)
上半身をオフェンスプレイヤーのほうに向けて、走りながら移動するディフェンスフットワークのこと。
[←先頭へ]リーチ (reach)
手を伸ばすこと、手の届く距離、力のおよぶ範囲、ボールなどが届くなどの意味で使われる。
[←先頭へ]リードパス (lead pass)
味方のプレイヤーが移動すれば取れるであろう場所に出すパスのこと。あるいは味方プレイヤーを先導するパス。
[←先頭へ]リードフット (lead food)
ステップを踏んだり、ターンをするときの、軸足ではなく、自由に動かせるほうの足のこと。<同>フリーフット。
→ステップ、 フリーフット、 クロスオーバーステップ、 ドロップステップ
[←先頭へ]リードマン (lead man)
ファストブレイクの際、誰よりも先んじてゴールに向けて走る人。
[←先頭へ]リカバリー (recovery)
シャット・ザ・ゲートで動いた後、その目的が達成できたら、素早く自分のディフェンスをマークするために戻る。
[←先頭へ]リバース (reverse)
逆方向に切り返すこと。
[←先頭へ]リバウンド (rebound)
シュートが外れて、上から落ちてくるボールをとること。
[←先頭へ]リバウンドトライアングル (rebound triangle)
リバウンドを獲得するために3人のプレイヤーが形成する、三角形のポジショニングのこと。
[←先頭へ]リバウンドバランス (rebound balance)
リバウンドを効率よく獲得するため、コート上に配置されるプレイヤーの位置・間隔のこと。
リバウンドトライアングルを形成して、ロングリバウンドのためのフリースローライン上のプレーヤーと、セーフティーマンを配置する。
ル-ズボール (loose ball)
どちらのチームも保持していない状態のボールのこと。ショット後のリバウンドボールが最も多く発生するルーズボールである。
[←先頭へ]ルックアップ (look up)
バスケットボールでは、常に顔を上げ、ボールやマークマンを視界に入れるようにする。これを習慣つけなければならない。
[←先頭へ]レイバックシュート (れいばっくしゅーと:lay-back-shot)
バックシュートの一つで、ゴールを通過した後に体を回転させながら、バックボードに近い方の手で打つシュートをさす。
[←先頭へ]レシーブフット (receive foot)
日本語でもらい足とも呼ばれ、ボールをレシーブして最初に着地する足のこと。この足がピボットフットになる。
[←先頭へ]レッグスルー・ドリブル (leg through dribble)
両足の間にボールをバウンドさせて通すようにドリブルをしながら方向を変える。
[←先頭へ]ローテーション (rotation)
味方プレイヤーの移動によって空いた場所を順番に埋めるように位置を移動すること。
[←先頭へ]ロール (roll)
相手を背中で巻き込むようにバックターンをすること。
[←先頭へ]ロッカー (rocker)
左右前後にゆらゆらと身体を揺り動かす動作のこと。
足を床から完全に離さないで、体重を他方の足へかける動作も含む。
ロッカーステップ (rocker steps)
ロッキングチェアーのように上下に揺れる動きをともなうフェイクステップのこと。
ディフェンダーに対して抜きたい方向に足を出し、ディフェンダーを下がらせ、出した足を戻すと見せかけ、上体だけを引く。ディフェンダーがその動きにつられて、間合いを詰めようと前に出てきたところを抜き去る。
またこのような動きのことをロッカーモーションとも言う。
ロックイン (lock in)
ボールを保持したとき、相手に奪われないように肘を張り、あごの下あたりにボールを閉じ込めること。
[←先頭へ]わ |
ワンツーステップ (one-two step)
1,2のリズム(2拍子)のステップのこと。
<同>ストライドステップ
ワンパスの位置 (one pass away)
ボールマンから数えて、1人目のオフェンスプレイヤーの位置のこと。
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